湯川真紀子のコトワザ・ジャイアント第8回「ポシャる」(ぽしゃる)

ことわざ

「ポシャる」とは、「シャッポを脱ぐ」から来ているのです!!!

「シャッポを脱ぐ」

「シャッポを脱ぐ」とは、負けを認める、降参する、という意味です。

では、シャッポとはなんなのか。

シャリッポンという野草がありまして、この野草、生えている時はシャリッポンとしているのですが、地面から引っこ抜くと途端にぐんにゃりしてしまうのです。

つまり、シャッポとはこのシャリッポンのことで、元々は「脱ぐ」ではなく、「抜く」だったのです!!

ウソです!!!!

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「シャッポ」とは

「シャッポを脱ぐ」の「シャッポ」とは、フランス語で「帽子」のことで、同じように負けを認める、降参するという意味の「兜を脱ぐ」をオシャレにフランス語っぽく言い換えたものなんだそうです。

「シャッポを脱ぐ」が縮まって「シャッポ」。

「シャッポ」を軽妙洒脱に前後を入れ替えて「ポシャ」。この軽妙洒脱さは現在でも「ザギンでシースー」などにみられます。

で、「ポシャ」を動詞化させて「ポシャる」。

「タクシーに乗る」を「タクる」なんて言ったのも今は昔の話でございます。

さてさて。

冒頭で湖に斧を落としたきこりですが、夜更けにきこりの家に道に迷った綺麗な鯉が訪れて、「外来種に食べられそうになったところをあなたの斧が救ってくれました」と恩返しにスパンコールビッチリの布を織ってくれましたとさ。

【ぽしゃ・る】 計画などが途中でつぶれる。おじゃんになる。 「せっかく立てた計画が-・ってしまった」 〔「ぽしゃ」は「シャッポ」の倒語ともいう〕
出典:三省堂 大辞林

イラスト:ほりたみわ