プロレスラー大仁田厚、ついに引退!?
今回7年ぶり7回目の引退試合。でもこれでほんとにほんとに最後ですって。もうプロではやらないそうです。
最後の試合、観に行くことができました。(個展前日でしたけど)
大仁田厚ファイナル 後楽園ホール大会
日時:10月31日(火)18:30
会場:後楽園ホール 観客2000人(超満員札止め)
こんなわたくしでも行きたいと思うくらいですから、世の中的にも相当盛り上がったみたいで、満席でした。
お写真とともに楽しかった時間をふり返りたいと思います。プロレスよくわからないわたくしの思い出ですが…。だからこそ、プロレスよくわからない方にもお楽しみいただけるんじゃないかと思います。
後楽園ホールで電流爆破(風)!?無刺鉄線電流爆破風デスマッチ 太仁田ブ厚 vs パンディータ
大仁田厚といえば有刺鉄線電流爆破!ですが、後楽園ホールでは火気ノンノン。なので、「無刺鉄線電流爆破風」です。風なので前列のお子様も安心してお楽しみいただけます。
そして無刺鉄線電流爆破風といえば太仁田ブ厚(ふとにたぶあつし)らしいです。ものすごくおもしろかったです。有刺鉄線じゃないんです。電流爆破じゃないんです。「風」なんです。ふう。
でもロープの有刺鉄線風のクリスマスのときのあのキラキラに触れたら…バリバリ!と電流爆破風の音が鳴り吹っ飛ぶみんな。これが楽しくて。何度見てもドリフを観ているお子のようにきゃっきゃしちゃう。
パンディータがトップロープに乗って、ブ厚さんの手を持って、おお!これは技が来るの来るの⁉︎と盛り上がったら、ロープの上を歩き出しちゃったりして。やだもうかわいい。
そして最後は太仁田が高圧電流のボタンを押すも、かわいいパンディータに有刺鉄線バット風を奪われて太仁田ブ厚は負けてしまいました。
○パンディータ
(8分53秒 無刺鉄線バット→片エビ固め)
●太仁田ブ厚
そしてこのブ厚さん、まさか引退試合に出られると思ってなかったみたいで、チケット買っていたのがたまらなかったです。ハートわしづかみ!いきなりファンになりました。
インディペンデントワールドバトルロイヤル 100万円争奪マッチ
たくさんの選手がリングに集まり、最後勝ち残った人が100万円をもらえるというたたかい。突然みんなして襲い掛かりどんどん退場していく選手たち。
リッキー・フジのお尻が出ちゃうも、そこにはまさかの「邪道」!!どきどきしたけどそれ以上は出ず。ふー。
ワイルド・コモン→寺尾利明→木更津ピエロ→守屋博昭→佐瀬昌宏→櫻井匠→亀田勝→藤井健一→友龍→フレディ・クルーガー→チェーンソー・トニー→ショッカー→雷神矢口→ウルトラつぅー→リッキー・フジ→雷電→佐野直→ワイルド・ベアー→ワイルド・セブン→フライングキッド市原の順で退場していき、超電戦士バトレンジャーが勝ちました。
〇超電戦士バトレンジャー
(10分20秒 みちのくドライバーII→片エビ固め)
●フライングキッド市原
FMW女子一夜限りの復活!!ミックスドマッチ!
寧々∞D.a.i、バッドナース中村、保坂秀樹、クラッシャー前泊
vs
怨霊、ZAP、マンモス佐々木、ダンプ松本
という、「わあ!プロレス!」的な戦いでした。後楽園ホールへのエレベーターの中で、一斗缶持ってる人と一緒になったのですが、このとき用でしたね。
ダンプさんだけじゃなく、みんなガールにも容赦ないなーと思ってみていたら、寧々さんは女装プロレスラーの方でした。かわいかったです。
ダンプさん、レフェリーさんにキッスしてました。ぶっちゅうううう。
○ZAP
(8分36秒 ラリアット→体固め)
●クラッシャー前泊
試合が終わってから、ダンプさんの「大仁田さん、聞こえますか?控室こっちですか。カムバック大仁田厚!いつか、また、戻ってきてください!!!ダンプは待ってます!ありがとうございました!!!」っていう言葉にじーんとしました。
プロレスリングZERO1提供 6人タッグマッチ
菅原拓也、TARU、田中将斗
vs
ショーン・ギネス、小幡優作、大谷晋二郎
このあたりから、プロレス感が漂ってきました。いや、全部プロレスなんですが、それまでは楽しい要素が満載で、このあたりからだんだん試合がぎゅっとしてきた感じがしました。プロレス詳しくないけど。
○TARU
(15分3秒 タルドリラー→片エビ固め)
●ショーン・ギネス
TARUさんの「残念ながら大仁田は引退しませーん。お前らだまされて金集めさせられただけや!」っていうので会場が一気に沸きました。こういうコメントができるTARUさんすてき。
大仁田厚引退セレモニー
衆議院議員の原口一博さん、新聞社など、いろんな方から花束を贈られていました。そしてこちらはお母様。
大仁田さんの「おふくろ来ると泣いちゃうんだよ。オレ、この人に心配ばっかりかけてんだ。母ちゃん、母ちゃん!出来の悪い息子ですいません。後でしんみりするの嫌なんで、今テンカウントゴングやります。」にちょっとしんみりするも…
ゴング数を指折り数えてるのを目撃して、「あ、そうですよね、うんうん」と気がまぎれたりもしました。
大仁田厚思い出の聖地・後楽園ホール最期のデスマッチ!! ストリートファイト・トルネード・バンクハウスデスマッチ
今回、引退試合として藤田和之を選んだ理由は「馬場さんとライバルだったアントニオ猪木の、最後の弟子だから」だそうです。そして大仁田さんは馬場さんが恩師で、付き人もしていたんですって。
KAI、鷹木信悟、大仁田厚
vs
NOSAWA論外、ケンドー・カシン、藤田和之
時間無制限1本勝負。凶器使用も自由、場外カウントはなく、レフェリーが特に危険と判断した時以外、すべての反則が認められます。
論外さん、パイプ椅子で攻撃!!
お次はギター!!!そして漂う論外さんのやさしさ。(そう見えるのはわたくしだけ?)
以下論外さんと大仁田さんのアツい時間。
パイプ椅子→サンダーファイヤーパワーボム。でも2カウント。
パイプ椅子→サンダーファイヤーパワーボム。でも2カウント。
パイプ椅子→サンダーファイヤーパワーボム。でも2カウント。×2
…みたいなことを繰り返し、
7回目のサンダーファイヤーパワーボムでついに3カウント。
○大仁田厚
(16分48秒 サンダーファイヤーパワーボム→エビ固め)
●NOSAWA論外
いやあ、論外さんすごい。こんなにも大仁田さんの愛を受け止め続けるなんて。
こんなこと言っちゃダメなのかもしれないけど、気づけば藤田さんとあんまりやってないよね…。
最初のほうはやってたんですけどね。いいのいいの。そういう突っ込みどころがあるのも好き。
そしてこれ以外にも長机だったり、有刺鉄線の板だったり、毒霧だったり、かなり濃厚でした。いやあほんとすごかったわ。
エンディング
大仁田さん「おいおいおいおい!論外!論外!論外!論外!論外、俺、お前が大好きだよ。論外!ほんとに、ありがとよ!」うんうん、さっきの試合ですごくわかりました。
1、2、3、ファイヤー!!!!!!!
この後水がたくさん撒かれました(大仁田さんの聖水的な)
まとめ
プロレスっておもしろいですよね。見るっていうか観るんですよね。観ずる(くゎんずる)…見るだけじゃなく感じるんですよね。体感するのが最高におもしろいんです。テレビからだと伝わり切らないものがそこにはいっぱいありました。
そして近くで観るのも楽しいんですが、はなれたところから全体を観るのもすごく楽しいってことが今回よくわかりました。
会場まるっと包み込む熱気。こんなにもたくさんの人たちを魅了することができるって本当にすごい!
そしてそんな大仁田さんが引退しちゃうのは寂しいですね。でも本当にお疲れさまでした。(復活してくれてもいいのになって思ってます)
おまけというか自慢させて。2006年に大仁田さんが映画を作って、そのときのパーティ的なものにお呼ばれした時の思い出の1枚。この日、大仁田さんといろいろお話させて頂いて、頭ぽむぽむしてもらえたのが嬉しかったです。当時の携帯から撮ったお写真なので粗いですね。