昨今、何が本当で何が嘘なのかいよいよわかりづらい時代になってまいりました。そんな世の中で真実を見抜くことができるのはもはや超能力しか……
そんなこといったって超能力なんてないやい!とお思いのみなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
どうも、クリエイターのほりたみわです。クリエイターというと創造主。創造主といえば神を想像するかと思いますが、わたくしはただの何でも屋でございます。
普段はイラストや漫画を描いたり、解呪をしたり屋根の上で瓦職人見習いをやっていたりしています。あとは熊手をつくったり、ヒーリングやリーディング、カウンセリングなどなど。
そんなクリエイターのわたくしがまさかのご縁から「透視」についてお話する機会をいただきました。
なんとなんと30名近くの方にお話させていただき、みんなで透視をしたのですが、ほとんどの方が「自分に透視能力があるとは思わなかった」と驚くほどの観えっぷりでした。
どれくらいすごかったかと言いますと。
透視するために「るるぶ富山」のページをランダムに封筒に入れていたのですが、「しろくまが観えた」という方の封筒に入っていたのは富山県美術館のページだったんです。そこにいたのはこちら三沢厚彦の作品。
完全に一致!!!!!!!!!
すごすぎ!!!
誰でも観えますよといいつつ、みなさまの観えっぷりにわたくしが一番驚きましたよ。えぇ。
というわけで、透視人口を増やすべく先日お話した内容をざっくりまとめることにしました。
あまりに簡単に見えるので、ぜひ興味本位でこの記事を読んであなたもやってみてください。
たぶん初めての全力透視
透視の方法を知りたい方にはすっ飛ばしたい内容かと思いますが、わたくしが透視をしたであろう人生最初の出来事について少しだけお話しさせてください。
初めて本気で透視をした(というかうっかりできた)のは、わたくし韓国にいてソウル日本人学校に通っていた1989年、中学2年生の時でした。高校野球で元木大介が活躍していた年です。
衛星放送でしか日本のテレビを観れなかった当時。BSで高校野球を観ており、尽誠学園の宮地克彦と帝京高校の池葉一弘、仙台育英の大越大基に夢中でした。
そんな彼らが高校球児の選抜チーム「オールジャパン(現在の侍ジャパン)」に選ばれ、アメリカ、韓国、日本の親善試合でソウルに来たんです。
(友達と一緒に球場に行って応援したり、ホテルまでおっかけして仲良くさせてもらえたのはいい思い出)
その時の記念にソウル日本人学校のそれぞれのクラスにサイン色紙が贈られました。
学年が終わるときに、その色紙をクラス全員であみだくじで抽選して当たった人がもらおうという話になりまして。
わたくし元木大介のファンというわけではありませんでしたが、他の選手(宮地、池葉、大越)のサインもあったので「これは是が非でも欲しい!!!」と。
ここまで欲しがってるのなんてわたくし以外にいないだろうからそのままくれればいいのに……なんて思いつつ、あみだくじを見つめること数秒。
「どれだ……」
と、その時なんとなく光る場所が。
長々とドラマチックに書いてもしょうがないので終わりますが、そこを選んだら見事に当たったんです。自分でもびっくりしました。
たぶんこれが人生初の透視らしい透視だったと思います。
そもそも透視って何?何ができるの?
透視というのは「そこにいて見えないものを観る」こと。
箱の中に何が入っているのかわかったり、遠い場所や未来のことがわかったり、見えない存在を感じたりすることができます。
さっきのあみだくじの当たりなんかもそれです。
透視は時間や空間にとらわれることがありません。いつどこにいてもできます。
なので遠隔透視、リモートビューイング、千里眼、などと呼ばれたりもします。
透視は難しくない
透視能力は誰にでもあるものです。
特別な能力のように思われがちですが、逆上がりや自転車のように、練習すれば誰でもできるようになります。
やり方を知らないだけで、わかれば基本的な部分はとても簡単です。先日のみんなでやった透視も初めての人たちばかりでしたが見事な観えっぷりでした。
透視の方法については後ほど詳しく説明していきます。
まずは自分の透視能力がどのようなものなのか、その特徴を把握していきましょう。
自分の透視の特徴を知る
「透視」というと「みること」と思いがちですが、その受け取り方は視覚に限らず、聴覚、嗅覚、ひらめき等様々です。
自分がどのように受け取っているのかを知るために、目を閉じて昨日の晩ごはんを思い出してください。
……思い出せましたか?
その時、どんなふうに思い出したでしょうか。食べ物そのものの絵が鮮明に浮かびましたか?それとも味を思い出しましたか?もしくは音が聴こえましたか?
それでは、次に今まで観た映画の中で一番好きな作品を思い出してください。
……どうでしょうか。
その時、どんなふうに思い出しましたか?映像が観えましたか?印象的な音楽でしょうか?それとも感情が身体をかけめぐりましたか?
思い出す時の感覚は人それぞれです。
観ることが得意だったり、聴くことが得意だったり。はたまたにおいや味でわかったり、なんだか突然ひらめいたり。
観え方も人それぞれで、色鮮やかに観える人もいれば、モノクロだったり、線画のように観える人も。
どこかの一部分が観える人もいれば、全体的に観える人も。
他の感覚も同様に人それぞれです。
透視の時も、そんなふうにいろんなことを思い出す感覚で何かしらを受け取ります。
自分の得意な受け取り方で受け取るので自分の感覚を覚えておきましょう。
実際に透視をしてみよう!
それでは実際に透視をしていきましょう!
雑誌やカタログ、絵のある百科事典などを手元に用意しておいてください。
そして「その中の〇〇ページを観る!」と決めてください。まだそのページは開かないで!
ページが決まったら、目を閉じて呼吸を整えます。細く長い呼吸で。
可能であれば、吸う時よりも吐く時を長く。そして吸う時は鼻から、吐く時は口をすぼめて細く長く。
その呼吸を何回かすることで心身ともにリラックスしてくるのがわかります。
自分の境界線があやふやになって、なんとなく溶け出しているような感覚がしてきたら準備完了。
そのまま目を閉じた状態で「〇〇ページってどんな感じだっけ?」と思い出してみてください。
まだ今は見たことないページですけどね。その時何かしら「思い出す」ので、そのイメージを覚えておいてください。
思い出すとか言われると混乱する……という方はそのまま「〇〇ページを見てみよっと」みたいな感じでも大丈夫。とにかく、そのページのイメージをもらってきてください。
思い出そうとした瞬間にイメージが降ってきたりしてびっくりすることもありますが、それこそが「直感」だったりするので躊躇わずに受け取ってください。
何も受け取れず、長々と時間をかけて観ようとしても、それは思い出しているのではなく、考え始めていたりするので、そういうときは今一度呼吸を整えてからやり直しましょう。
そして受け取ったイメージがそのページのどこにあるか確認していきましょう。
答え合わせの大切なポイント
イメージを受け取ったら、最初に観ると決めたページを開いてください。
この時、自分がイメージしたものそのものがそこにあるかもしれないですし、ないかもしれません。
そのものがあったら超絶驚きながら喜んでください。素晴らしいです!!!
もしも、自分が受け取ったものがなかったとしても落ち込まないで!!!
あなたは観えてないわけではないんです。観え方に癖があるだけなんです。
なので「こじつけじゃん!」と思われそうなくらいに、自分が受け取ったイメージがそのページ内のどこにあるのか探してください。必ずあります。
大切なのは「観えてない」と思うことではなく、自分の観え方の癖に気がつくこと!
それがわかってくれば不思議と受け取り方も変わってきます。
まずは自分にそのチカラがあることを知りましょう!
自分の直感力を愛して育んでいってください。
透視のためのおすすめ本
わたくしの透視のための第一歩となった本はこちらです。
この本を読んでパチスロの台と話せるようになりました。我ながらなんという応用力。
フリーのイラストレーターとして独立したものの、それだけでは生活できない頃にパチスロにかなり助けてもらって生きていました。
おかげで楽しくお金を稼ぎながら絵を描くということも続けることができました。
あとは透視といえばリーディング。リーディングといえばクリアサイトジャパン。
このクリアサイトジャパンの創始者であるレバナ・シェル・ブドラさんとそこの卒業生である井上真由美さんの本もおすすめです。
透視についてしっかり勉強してみたい方にはおすすめです。
透視力をUPさせるには
せっかくやり方を覚えた透視も、使わなければその直感力はUPしません。
さっきの透視のやり方で、出来るだけ時間を見つけて練習をしていくことが直感力UPへの第一歩です。
世の中、いろんな瞑想誘導がありますが、結局大切なのは呼吸です。いろんなイメージングをしながら呼吸を整えていくというものなので、お好みに合わせて使っていくのもありです。
この本についているCDはぎこちない日本語ですがとても良い誘導なので、呼吸だけではちょっと……という方におすすめ。
あとは透視する時の自分のコンディションを把握することも重要。慣れないうちはその時の体調や天候など、いろんな条件によって感度が変わります。
可能であれば、「透視ノート」を作るといいでしょう。
……等を詳細に記録しておくと、自分の直感力をUPさせるための条件がわかるようになります。
筋トレと同様、やりすぎは禁物。無理に練習しないでゆっくり休んで元気になったら再開しましょう。
慣れてくれば一呼吸で簡単にスイッチできるようになります。
透視の応用で出来ることが増えます
「観る」ことに慣れてきたら、過去や未来を観てみたりしてみるのも楽しいです。
人生において迷いが生じたときに、それぞれの未来を観て決断したりもできるようになります。
何気に便利なのが探し物。
探している物がどこにあるのか、透視で見つけることができます。
ぜひ何かしら探すときに呼吸を整えて、それがどのあたりにあるのか探してみてください。
家の中にあるのかどうか、どの部屋にありそうか、部屋のどの辺りにあるのか……と徐々に範囲を特定してやっていくと見つけやすいです。
もしくはその「物」に直接コンタクトをとってみる。「今どこにいるの?」と聴いてみると居場所を教えてくれます。これ本当に便利。
こんなふうに慣れてくると、そのうち「観る」だけではなく、「話す」ことも出来るようになります。
動物や植物はもちろん、見えない存在(天使や霊的なもの)や、機械や石などの無機物とも会話できるようになります。
いわゆる「チャンネルをあわせる」ことで、いろんな存在とのコンタクトも可能になります。
いつかそのあたりのお話もできたらと思いますが、それまでは思い思いにいろいろと楽しんでいただければ幸いです。
どうぞ便利で素晴らしい透視ライフをお送りください。