今日のお菓子は麦こうせん
今日のお菓子はこれ。大麦の香りゆたかな打ち菓子、「麦こうせん」である。「麦こがし」とも言う。甘い。
見かけは、煉瓦をいろんな形に切ったみたいな感じ。意外と細かい模様もちゃんと入っていて、並べるとかわいい。何となく懐かしい気持ちになるお菓子だ。
口の中の水分がもっていかれるのでお茶と一緒に楽しみたい。味と見かけに関しては、こんなところ。
日本三大光線
ここで古い話を持ち出してしまうが、「日本三大光線」というのをご存知だろうか?若い方は知らないかもしれない。かく言う僕も、この記事を書くに当たっていろいろ調べる中で行き当たった単語である。
誰が決めたのか知らないが、この「日本三大光線」というのは、その名の通り日本史に大きな足跡を残した3つのビームのことを言うらしい。この中に、記事のタイトルにもなっている「麦光線」が入っているのだ。
因みに、残りの2つは「蟹光線」と「スペシウム光線」である。
現在お菓子の名前として書くときには「麦こうせん」とひらがなで開いて書くことになっている。けれども、ここにこそ闇に消されようとするこの国の歴史がある。
麦の不思議
さて、これらの事情が今もって伏せられているのには理由がある。それは、突拍子もない話に見えるかもしれないが、地球外の知的生命体――いわゆる「宇宙人」の存在に関わっているからだ。
天保3年、麦が消えた夜には各地で大きな落雷があったという話が残っているのだが、これこそが「麦光線」である。「宇宙人」たちは地球表面の物資をサンプリングする際に巨大な円盤状装置を用いて光線を照射することが判明しており、その有名な例がアメリカでのキャトルミューテーションである。
これが当時の日本において、麦に対し大規模に行われてしまった。これが判明したのは戦後まもなくのことで、当時発足したばかりの国際連合はこの事実を徹底的に隠蔽し、秘密裏に対処することを決定したのだ。
麦の真実
しかし、秘密は必ず漏れるものだ。真実を伝えようとした何者かによって「麦光線」という言葉が世間に広められた。
これを覆い隠すための策が「麦こうせん」だ。
この言葉をお菓子の名前へとすり替え、光線という部分をひらがなにすることで事実が明るみに出ることを防いだのである。同じように「蟹光線」は「蟹工船」という小説の名前に変えられたし、「スペシウム光線」は特撮映像作品内のフィクションへと組み入れられた。
これらの事情をなぜ僕が知り得たかについて語ることはできない。しかし、この記事を公開することによって、もはや限界を迎えようとする嘘を打ち破り、新たな局面に入る必要があると思うのだ。いつ起こるかわからない危機が目の前にあることを、1人でも多くの人が自覚するべきなのである。
最後に念のため書き添えるが、この記事、本気にするなよ!?