【スノボ3年生】ブラシって何?ってレベルの超絶ド素人がTOYAMA KINGSで飛んだ!【オフトレ】

スノボオフトレで引きこもりイラストレーターが飛んだ

どうもスノボジャンキー3年生のほりたみわです。ジャンキー返上します。わたくしなんてただのスノボだいすきBBAです…。もともと引きこもりのイラストレーターですし、スノボなんてちょっとかじっただけですし。

そんなにわかが「富山KINGS」というオリンピックに出るような人たちが使うという、ジャンプの練習施設にうっかり突撃してしまいました。しかも飛べてしまいましたのでそのご報告です。後からも書きますが、誰でも飛べます。

きっかけはハーフパイプキングからのメッセージ

そもそもなんでそんなところに突撃する流れになったかというと。

ハーフパイプの大会に出ては優勝しまくっているハーフパイプキングのケンタロウさんという、はるじとの共通のお友達がいるんです。

そのケンタロウさん、スノボ初心者のわたくしにハーフパイプを推してくるヤバめ(褒め言葉)の人。はるじもハーフパイプやってたって話だったので、はるじになるわたくしがやらないっていう選択肢はないですけど。

そして先日ケンタロウさんから届いたメッセージの一部がこちら。

お疲れさまです。もし今季パイプの大会に出られるようでしたらjsbaの登録が8月までだと少しだけお得だと思います。

って突然。「今季のパイプの大会に出られるようでしたら」って。

先日オフトレでスケボー始めましたみたいな投稿したんですが、その流れから一気にハーフパイプ。ちょっと待って…でも好き。ケンタロウさんのそういうところ。いや、まあ先シーズンたしかにハーフパイプの大会出ちゃうか!なんて話もしましたけどね。その後それに向けての練習1ミリもしてないですし…イメトレすらしてないですし。

めっちゃ練習が必要と思います。
できたら夏富山キングスでグラブ付きのエアー、フロントとバックの180エアーを修めておくと、それをRでやるだけです。

それをRでやるだけです!!!

強い…「それをやるだけ」って言えるハーフパイプキングは強い。それくらいじゃないと優勝なんて出来ないですよね。わかります。

で、よくわかんないけど、練習するしかないんですね…ということはわかりました。

というわけで、まずは「富山キングス」を調べてみたのが事の始まりです。

富山キングスとは

富山キングスというのは、スキー、スノーボードのジャンプの練習施設らしく。

普通に生きてたらまず無縁の場所です。

スキーやスノボやっててもそうそう飛ばないでしょうし。オリンピックに出るような人たちもここで練習しているそうです。ひぇええ。

気がついたら予約してました

ホームページを見ていたら、「FIRST KINGS」という、初めてのジャンプデビューをサポートしてくれるサービスがあるらしく。

滑走料、保険料、オールレンタル料、レッスン料全部含まれて2200円という驚きの金額。

しかも時間内に無事にジャンプデビューできなければ、特別券を発行し次回もFIRST KINGSの受講無料とか!!!

やだ…そんなにもやさしくしてくれたら好きになっちゃう。

というわけで、気がついたら予約の電話をしていました。(予約制)

電話をしたのが水曜日、ファーストキングスが開催されているのは金曜日の夜。どきどきしすぎる暇もなく、必要なものを準備するにもちょうどいいタイミングでした。

いざ!TOYAMA KINGSへ

車の免許も取り立てほやほや(1ヶ月経ちました!)だし、富山キングスも…というか、オフシーズンに滑ることすら初めてなので、いろいろとまごまごする要素しかない状態。

講習自体は20時からですが、レンタル等準備もあるので19時半には来てくださいと言われ。

おうちからキングスまでの時間がざっくり2時間だとして、時間には余裕を持っておきたいから3時間前には出たい…でもスポーツ用のメガネも買っておかなきゃだし、お盆でお店混んでたら時間かかりそうだし…というわけで、もうよくわからなすぎて昼頃におうちを出ました。

そしたら思いのほかメガネもスムーズに買えちゃって、運転もナビ任せで走ってたら16時半には富山キングスに。

到着してみたら駐車場は満車状態。なにこれどこに停めたらいいの。それよりなにより、目の前にそびえ立つ…うわ、そこ飛ぶの!?ぎゃー!!(実際飛ぶのはもっとソフトなところでしたが)

それどころか、駐車場にはムキムキの若者たちがわんさか!!!なんなら上半身裸。めっちゃこんがり逆三角形ボディ。あれ…ここどこの海?って思っちゃうような空気が漂ってました。

早めに着いたらみんなが飛んでるの見てればいいやなんて思ってたんですが、停める場所もないし、なんかムキムキどきどきするし、ここは一旦退くことにしました。

待機

最終的にはキングスより車で10分くらい手前にある、あるぺん村の駐車場でのんびりしてました。夕方になってきたので車の中より外の方が快適。

といいますか、今乗ってる車のエアコンが瀕死で、止まったままだと温風どころか熱風が出てくる状態。そんな車中で仮眠してたら熱中症でむしろ体力消耗するわ…というわけで、キングスから離脱して仮眠しようと思ったものの30分ほどで終了して仕事したりのんびりしたりしてました。

そして日が沈むのを眺めながらそわそわと時間が過ぎていったのでした。

ブラシの練習

はい!やっと本番です。長かった。「待ちくたびれる」っていうのを思いっきり体験した後はお待ちかねのファーストキングスです。

ブーツは初号機を持参しましたがそれ以外はレンタルです。板もバインもヘルメットもプロテクターも。いやあ便利。

スタンスを聞かれ、無事きちんと答えることができました。まるでスノーボーダー!ただ、広いですね…と驚かれました。飛ぶにはもう少し狭いほうがいいと言われたのでちょっと狭めになりましたが、何度か滑ってみてやっぱり違和感があったので広げてもらいました。というかそのそもブラシ初ですし。

で、ブラシです!

ブラシってなに?っていうレベルなんですが、人工芝のことらしいです。そんなことも知らずに突撃しました。ブラシはエッジがかからないので面で滑る感じだそうです。

そしてブラシを初めて滑ってみた感想。
全然雪と違う!!!!!!!!!!

あまりに違い過ぎて、滑り方全部ふっとんだわ…。なんなのブラシ。これ練習してスノボに活きるの…?教えてかみさま。教えてはるじ。

もちろんこれくらいで心折れたりはしませんけど、これまで身体が覚えてきたことを引っ張り出すのに時間がかかりました。というか出せてない部分が大半じゃないかと思うくらい。

でもそこはきちんと教えてくれる人がいるので大丈夫。はるじじゃないけど。講習は2人だったので、ほどよくサクサク、ほどよく休みも入って、疲れ果てることも退屈することもなく、いいペースで滑ることができました。

まあとにかくこれまでとはかなり感覚が違う中、丁寧に教えていただきここまで滑れるようになりました。

 

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このブラシっていうやつ(人工芝)が雪と全然違ってどうにも難しくて、滑り方全部忘れちゃうほどだった。

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飛んじゃったわ

で、ここまで滑れるようになったらあとは飛ぶだけ!狭いところを滑るというのがとても大事ということで、最初のブラシ練習ではそれが安定してできるようにしていたみたいです。真ん中の白いところから左右2枚ずつあたりで滑るんですって。

それが出来るようになったらあとはそのまま飛ぶだけです。そのまま飛ぶだけって簡単に言いますけどね…。そこまでしゅーって滑るのもさっきやっと出来るようになった人間がそのままとんじゃうなんて…

ってやってみたら飛べたー!!!!!

 

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飛んじゃったよ〜!!! やばい楽しい

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というか、本当にそのまま飛ぶだけでしたし。着地の心配をしなくていいところが安心感MAX!着地の練習いつやればいいの…って感じだけど、いいのいいの。まずは飛ぶ。

あまりに楽しくて、残り時間はただひたすらに飛んでました。あ!あのですね、飛ぶためには登らないといけないんですけど、歩きなんですよ。これがなかなかいい運動になっちゃう。なんだかんだ10本くらいは飛んだんじゃないかな。筋肉痛いつ来るんだろう…。

まとめというか翌日

いやあ、飛べるもんですね。飛んでるっていうよりもそのまま射出されてるだけですけど。時間内にジャンプデビューできず、次回もFIRST KINGSの受講無料!になってもいいやくらいの気持ちで挑んだんですが、うっかり飛べてしまいました。ありがとうございます。

とっても丁寧に教えてもらえるのでおそらく誰でも飛べるようになるんじゃないかと思います。わたくしですら飛べましたし。

また一歩はるじに近づきました。

毎週水曜日のレディースデーに通いそう。ブラシ用の板も探さなくちゃ。

身体のあちこちが痛くなるかと思いきや、お尻だけですね。ゼログラビティだかなんだかの座布団があってよかった…。最初のブラシ練習でまあまあお尻強打してたのでカラフルなことになってました。今日座りたくないくらいお尻が痛いです。筋肉痛はいつ来るんでしょうかどきどき。

いやあやっぱりスノボ楽しい。BBAはさておき、ジャンキーであり続けたいものです。(ジャンキー返上はなかったことに)

◉これまでのスノボ記事はこちら

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ABOUT US
ほりたみわ
クリエイター(イラスト、漫画、熊手、ヒーリング、瓦職人) チーママをやっていたスナックランデブーは魂のかたわれ、はるじが肉体の衣を脱いだことにより閉店しました。ときどき企画&プロデュサー。どこにも偏り切れないカラフルな人。