【44歳スノボ2年生】雪不足でも上達する秘訣!それは「脳内で滑り続ける」こと!

オフシーズンも脳内で滑り続けた44歳スノボ2年生

2020年ウィンターシーズンを待ちに待っていたスノボ2年生のひげすけ。オフシーズンもスノボのために登山したり、日々イメトレをして滑りたい欲求に堪えてきた。そしていよいよ待ちに待ったシーズン到来となったのだが…

まさかの「雪が降らない」という深刻な事態に直面している。

1月15日の時点で、富山県内のスキー場はどこも営業できていないという実状だ。

ホームである、たいらスキー場は県内でも一番営業期間が長く積雪量も豊富なスキー場なのだが、そのたいらスキー場が年明けの元日に営業出来ない(史上2度目)ほどに雪不足なのだ。

雪不足!どうする⁉︎ 44歳スノボ2年生

だからといって滑らない!という選択肢があるわけもない。44歳スノボ2年生、雪不足という深刻な事態に直面しながらも、限られた時間を無駄にせず県外へ滑りに行く。ヤル気だ!

この状況の中、どこまで成長出来るのか?

12月の間に人工雪のスキー場へ3度足を運び、先シーズンの感覚を少しずつ取り戻した。

そして年明けの1月12日、かろうじて全面滑走の出来る白馬47ウィンタースポーツパークへ。

この日は東京から滑りに来ていた友達と合流する日でもあったのだが、友達は前日から滑っていて体力的にだいぶきていた様子。そんなわけで友達と滑るのはそこそこに、ひげすけは自身の滑りに集中するのであった!

昨年より成長している!

スポーツとは無縁の生活を送り、何なら引きこもりといっていいほどの女…ひげすけ43歳。昨年人生初のスノボを始め、初心者にしてシーズン36回という滑走日数を打ち出した。

そんなひげすけ。今シーズン人工ゲレンデで3度滑った時は、やはり身体は覚えているものだな~というくらいの印象だった。それが自由に滑れる広いゲレンデを滑りだすと、三連休の真っ只中で人が多い中、障害物をぬうように滑っていくではないか。

まさに水を得た魚のようだった。気のせいではない。間違いなく成長しているのだ。

雪不足に加え人工ゲレンデという、制限された中で滑った経験からなのか。これまで以上にボードをコントロールしている。そしてボードの切り返しに躊躇がなく、動きが滑らかになっている。

流れに逆らわない自然体!

これまでひげすけに伝えてきたのは、無駄のないライディング・ポジションと流れに逆らわない自然体でいること。雪と喧嘩せず、より少ない抵抗力で滑る。

私が教えているライディング・スタイルは従来のものとは少し違っている。一般的な基本となる指導法の多くはカービング・ターンを習得するのが目標となっているが、私の場合、より自由度の高いフリースタイル・ライディングの要である、スイッチ・ランを初歩的な段階から習得していくのを目的としている。

理由は単純にスイッチ・ランを早く覚えた方が自由度が広がり、楽しみ方の幅も広がり、何よりライディングにおけるリカバリー能力が増すからだ。

このスタイルは、これまで公認インストラクターとして基本的な指導法を学び伝えてきた経験や、スノボ歴35年、いかに楽しみ遊び尽くすかといった模索をしてきた経験から得たものだ。

メイン・スタンスはどっち!?

スノーボード 上達する秘訣

スノボのスタンスには、メインの進行方向が左足前のレギュラー・スタンスと、右足前のグーフィー・スタンスがある。ひげすけはグーフィー・スタンスだ。メインの進行方向と逆向きに滑ることをフェイキー・ランといい、どちらのスタンスでも自由に滑っていくことを総称してスイッチ・ランと呼んでいる。

現時点で、44歳スノボ2年生ひげすけのスウィッチ・ランは、メイン・スタンスとフェイキー・スタンスでの見分けがほぼつかないほどまでになっている。(とはいえ、まだまだのびしろもある)

自称プロの初心者!

そんなひげすけは自分のことを、ヨコスベリ大学の学長、「プロの初心者」と言っている。

横滑りしか出来ないくらいの頃から、都内や関西から遊びに来てくれるスノボ未経験の友達に、その日のうちに横滑りまでマスターさせてしまうほど教え上手でもある。

誰しもが上達するにしたがって、初心を忘れがちだ。初心者にして教え上手。常に初心を忘れないという強い気持ちから自称プロの初心者が誕生したのだろう。頼もしいではないか!

私も見習いたい部分である。

まとめ 楽しむことが上達への近道!

これまでスポーツとは無縁。スノボなんて興味もない。何ならスノボなんて絶対にやりたくないウィンタースポーツ!という勢いだったひげすけ。

そんなひげすけが、これまでとは真逆のライフスタイルを送り、横滑りしか出来ないうちから更に初心者に教え、オフシーズンもスノボのために登山やイメトレに費やしている。初心者なのに夢中でスイッチで滑り込む。

こちらから見ていても面白さしかない。

本人も楽しんでいるからこその上達だろう。なんといっても、上達への一番の近道は楽しむこと!楽しむことで身体の声にも耳を傾けることができるようになるし、いろんな知識も吸収していけるようになる。

ひげすけはオフシーズンでもスノボのことを忘れず、いつでも脳内で滑り続けるくらいに楽しんでいた。

今後、滑りだけではなく教える技術もどう成長していくのか…実に見ものだ。

初心者から始めるスイッチ・ランで、スノボが上手くなる方法!

なんていう動画も、そのうち公開していくかもしれない。

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