残雪でべちゃべちゃ!まだ早かった!竜のいる高清水山。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0459.jpg)
どうもニッカ地下足袋登山部部長のはるじです。
2020/4/11(土曜日)
今年の冬は良くも悪くも降雪が少なく、スノボシーズンもほぼ終わりかけ。その上COVID-19の緊急事態宣言で、世の中が引きこもりムード。単独山歩きならある意味安全だろ。それに雪融けが早いということは山歩きシーズンの到来じゃね?と思い、ひげすけが仕事なので久しぶりに大地の鼓動を感じに単独山歩きへ。
今回2020の一発目は近場でお気に入りの縄ヶ池・高清水山。
まだ山の上部は白いので山頂までは無理だろうけど、行けるとこまで行くことにした。
まずは竜の背中道・高清水登山口のある縄ヶ池までドライブ。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0424-1.jpg)
途中落石アリ!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0425-1.jpg)
あちこち落石!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0426-1.jpg)
倒木もまだ手つかず!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0428-1.jpg)
雪融けの川が出来てたり…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0427-1.jpg)
なぬっ!
道の片側まで残雪が…もしかしたら登れないかもと思いながら車を走らせる。
途中カモシカが道を横切るとかもあり。
こういう時こんな道のりもひげすけが一緒だったらワーワーと楽しかったに違いない。
そうこうしてるうちにひとまず縄ヶ池の駐車場に到着した。
縄ヶ池の駐車場に到着
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0429-1.jpg)
縄ヶ池駐車場からの眺め。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0430-1.jpg)
そしてこの駐車場から先の残雪が残る道の先には、高落場山の登山口があるのだがまだ行けそうにない。
少し不安を抱えながら準備をして、まずは縄ヶ池まで下る。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0431-1.jpg)
早くも残雪が…大丈夫か?
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0433-1.jpg)
えー!
けっこう雪あるやん…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0434-1.jpg)
えっ…えー!
水芭蕉群生地も一面の雪だが、縄ヶ池までは足跡もあったからひとまずは安心。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/ba6cb9907ab235ec9ac9af64dbeebe4b.jpg)
とりあえずは縄ヶ池に到着した。
今なら竜よりアマビエが出てきそうな池だ。
水際には雪がなく地面が出ているせいか、気持ち少し暖かい。
いざ竜の背中道!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0432-1.jpg)
竜の背中道・高清水登山口到着。入り口はあるけど道ないですやん…竜の背中道はいきなり残雪アリ…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0436-1.jpg)
雪道が続く…
なんかワクワクしてきたぞー!
気持ち的にはすこぶる良い!
ひげすけも一緒に連れてきたかった!
家を出てくるまでは記事にする気もさらさらなかったが、残雪を見てテンションが上がり留守番しているひげすけを思うと、伝えたいという思いで記事にすることを決めた!
だが正直ひとつだけこの時点で悔やまれることがある。
地下足袋スポーツジョグのみで来たことだ。
丈夫なスポーツジョグとはいえ防水性は皆無だ。足元は既にビシャビシャ…。
ここからは冷えとの闘いになるだろう。
と気合いをいれ、山頂は無理でも竜の背中道は完走したいと固く心に…決めて…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0437-2.jpg)
雪ないやん!
行けるんちゃうん?
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0439-2.jpg)
残雪の縄ヶ池もえぇやん!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0440-1.jpg)
春の訪れ!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0438-1.jpg)
足元も暖かくなってきて空気もめっちゃ澄んでて全然行けるやん!
風は冷たいが、汗のひとつもかかないくらい足取りも軽く実に気持ちがいい。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0444-1.jpg)
はずに違いない。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0446-1.jpg)
あれあれ?
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0441-1.jpg)
微妙に難関な片斜…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0442-1.jpg)
ポールで探り探りなんとか乗りきったが下りは気をつけよう…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0445-1.jpg)
雪道はまだ続く…まるで白竜だな。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0447-1.jpg)
足跡はウサギとオレのだけ…
心も身体も冷えてきた。せめて、竜の背中道終点に着いたら持ってきたぬくぬくのコーヒーを煎れて飲みたい一心で歩く。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0448-1.jpg)
雪道は続くよ…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0449-1.jpg)
どこまでも…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0450-1.jpg)
続かなかったよどこまでも…
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0452-1.jpg)
竜の背中道を完走したよ!ヤッター!
竜の背中道を完走してタイムアップ
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0453-1.jpg)
一面が雪だよ!スノーボード持ってくれば良かったよ…何が悔やまれるかってそれが一番だよ。
しかし時間的にも足元の冷え的にもタイムアップ。
楽しみにしていたコーヒー飲む時間も余裕もないので、慎重に急いで下山。
ここまで竜の背中道を歩かせてくれてありがとう!
と山神さま竜神さまに感謝しつつ足早に。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0451-1.jpg)
残雪の下りは特に慎重に。
よく滑るからね!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0443-1.jpg)
縄ヶ池が見えてきた。あと少し!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0454-2.jpg)
無事に下山できました。
よく頑張ったオレの筋肉!
オレのべちゃべちゃ足!
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0456.jpg)
おつかれ山でした!
今度はひげすけと一緒に来ます。
山神さま竜神さまありがとうございました!
おまけ
今ならドライブの道中も、雪融け水の滝があちこちにできている。それ眺めるだけでも楽しいよ。
![](https://mugazine.info/wp/wp-content/uploads/2020/04/img_0455-1.jpg)
あっ!運転中はよそ見をしないで止まって見てね。
まとめと教訓
今回は単独ということと久しぶりの山歩きで少々テンションが上がったことから、ほぼ残雪の登山道を地下足袋で歩くという、いささかムチャをしたように思う。ひげすけや同行者がいたらおそらく準備を整えて出直したであろう。
たとえ単独で時間があったとしても、足元の冷えで山頂までは行けなかったと思う。
残雪の多い山を歩くときはしっかり登山靴を用意して挑もう。できればスノーシューもあればなお良し!
だがオレは完全防水の地下足袋が欲しいよ!今度買います丸五さん!
高清水山(たかしょうずやま)
〒939-1928 富山県南砺市上松尾
標高: 1,145 m
かかった時間:約2時間(残雪のため登頂できず)
もう少しあったかくなるとこんな感じです。