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圧倒的自然造形美とネーミングセンスの妙!東海地区最大級の鍾乳洞「大滝鍾乳洞」
鍾乳洞にデコレーションケーキ
だいぶ涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑い日が続きますね。お出かけもどうせなら涼しいところに行きたいですよね。
どうも、自然に恵まれすぎといっても過言ではない富山県在住のほりたみわです。
この季節、海や川もいいですが夏はひんやり快適自然の造形美を楽しめる洞窟をおすすめします。とはいえ、洞窟なんてそうそうあるもんじゃないですよね。自然に恵まれ過ぎの富山県ですら涼しくなれるほどの洞窟はないんじゃないでしょうか。
なので富山県在住ですが今回は少し足をのばして岐阜まで行きました。鍾乳洞のためにです、えぇ。そこまでするなら富山県にはステキな山も川も海もあるだろうに…と思われそうですが鍾乳洞行きたかったからいいの!
というわけで今回行って来たのは大滝鍾乳洞です。
大滝鍾乳洞とは
大滝鍾乳洞は総延長2kmに及ぶ東海地区最大級の石灰洞窟です。現在は鍾乳石の発達した約700mの通路を公開しています。
洞窟内最深部には落差30mの地底滝があり、これに代表される豊富な水が今なお鍾乳石を成長させています。このため大滝鍾乳洞の鍾乳石は本来の色である乳白色のものが多いのが特徴です。金属イオンが溶け込んだ赤い鍾乳石や光を透す透明度の高い鍾乳石壁面に咲いた数え切れない石華や石筍石柱などさまざまな種類の鍾乳石をご覧いただくことができます。
…まあとにかく、大きい鍾乳洞です。大きいのはいいことです。鍾乳洞って夢とロマンと歴史がつまってますよね。大好き。
なんだか難しい説明はコピペだけにしておいて、ここから先は鍾乳洞の楽しいお写真をご覧ください。
ケーブルカー~入口
鍾乳洞入り口までまあまあ遠かったのですが、道中楽しすぎていろいろ足止めくらいました。ケーブルカー乗り場の化石だかにもくいついちゃって、係員さんから「そこいいから乗って…」みたいな空気漂ってましたすみません。(写真撮り忘れた)
まだ昭和感が残ってる
ん!いいです。この昭和感漂う集合スポット。なのに日付は令和。ああああ…一人で写真撮るべきでしたねここ。鍾乳洞にわくわくしすぎて先を急いでしまいました。
案内図から漂うセンス
鍾乳洞の案内図なんですが、よく見ると「さんごの乳房」とか「デコレーションケーキ」とか、ネーミングセンスがあっち方向に光っちゃってる感じがたまらないです。誰だろうこんな名前つけたの。そして採用したの。デコレーションケーキ…気になる。
魅惑の木造ケーブルカー
窓の外から頭や手を出さないでくださいとか立ち上がらないでください的なことが書かれていましたが、気づいたのは立ち上がって頭を出した後でした。みなさまにおかれましてはおとなしく着席してご乗車ください。
後で読む(読まない)
こういう説明の看板って読んでると時間かかっちゃうので写真撮ってからあとから読もうって思うのですが読んだためしがありません。あとから読んだところで役に立たなさそうですし。むしろ行く前に読んでおけばよかった!って後悔しそうだし。
鍾乳洞入口
一番目に飛び込んできたのは「お帰りは徒歩です」の文字。赤字で大きく書かれた「洞内禁煙」の文字よりも気になっちゃう。ケーブルカーで上ってきたのに帰りは徒歩なんですね。とほほ…なんてダジャレは言わないですからね。
いざ鍾乳洞内へ…謎のネーミングセンス炸裂
あちこち楽しすぎて鍾乳洞に突入するまでに満足度がかなり上がってしまいましたが、メインはここからです。
こけーーーーー!!!
にわとりの鳴き声じゃないですよ。苔です、苔。ライトアップされているところからだけ苔がもっさりとはえておりました。やだもうたまらない。ここだけでかなり楽しめます。ぜひ虫眼鏡持参でお越しください。
いきなり竜王
竜王ってラスボス感あるんですけど、ここは開幕から竜王です。かっ飛ばしてます。
でも、竜が下方に向いているように…見えますかねこれ。わたくしにはただのでろでろとしたものにしか見えませんでした。なんかごめんね。
くじゃくの舞
これもどこらへんに孔雀がいるのか…わたくしには見いだせなかったのですが、この看板の文字が最高でした。以降ずっと看板の文字の美しさに見惚れています。みなさまもぜひご注目ください。
砂華の間(さかのま)
砂華なんて変換すらされないじゃないですかこれ。わかるようなわからないような「砂華」。でもどれがそれをイメージしているのかは見てもよくわかりませんでしたがやっぱり看板の文字の美しさがすごい。
恵のマリア
これはたしかにマリアでした!!すごい。彫られたのかなって思っちゃうほどでしたが自然に作られたものですねこれ。すごい。どのへんが「恵」なのかはわからなかったですけど。
石シメジ
この急にテンション下がっちゃったというか地味目のネーミングになっちゃってますが、これはたしかに石シメジ。
ネーミングセンスはさておきとにかくすごい
どうしてそんな名前にしたのかは謎ですが、自然の造形美はとんでもないです。どこ見てても美しすぎてなかなか前に進めません。もうずっと見ていたいし、なんならここで暮らしたいくらい。というわけで美しい鍾乳石類をご覧ください。
天上界!!!
こんな洞窟内に天上界…ってつっこみも入れられないほどに美しかったです。100年で1センチだなんて、ここがこんなになるまで一体何年かかったの…美というものには時間というか年月は必要不可欠な要素ですね。ただただ「美しい」としか言えないほどの美しさ。
ほらみて。
ひょえええええ!!!美しすぎる!!実物見て圧倒されて!
まだまだつっこみたいところはあるけど
この圧倒的な自然の造形美とこのネーミングセンスが絶妙なバランスすぎて、B級感というかなんともいえないゆるさが漂ってしまっています。まだまだいっぱいツッコミ要素が満載なんですが、全部紹介しちゃってもつまらないのでこれくらいにしておきます。
ただ、あとこのふたつだけはご紹介させてください。
デコレーションケーキ
ずっと気になってたこれなんですが、実際見てみるとやっぱりデコレーションケーキではなかったです…。これまでの展開から大体予想はされておりましたが。一番デコレーションケーキっぽいのはここかな。
…いや。どうなんだろう。
小野釣鐘なすび
読み方すら不明ななすびですが、どう見てもこれチキンレッグというか鶏の丸焼きですよね。
迷わず行けよ行けばわかるさ
ああ、大滝鍾乳洞の大滝と呼ばれる所以とか、お不動様とかもご紹介したかったのですが、まあそんなのどうでもいいですね。行って読めばわかりますし、それ知ったから行こう!ともならないでしょう。おそらく。