「ツインレイ診断」に人生を預ける前に

それ、本当にあなたの魂が望んでいることですか?

「あなたのツインレイは昭和○○年生まれのXさんです」

……わたくし、この手の広告を見るたびに、なんとも言えない気持ちになるのです。

だって、魂ってそんなに簡単に診断されるほど安っぽくないでしょう?

そんなこと言いながら「いろたま診断」とかやっちゃってる多神和ですよ。どうもどうも。

わたくし、引っかかったことがありませんとは言いません

占いって魅力的ですよね。わかります。占いに限らず、コンサル的なところも含めて幾度となくみてもらっては「あぁ、そうですよね!」っていう結果にしかならない。

そうなっちゃうのは当たり前。だって結局魂の奥がちゃんと知っているから。

わたくしが言いたいのは、「信じちゃダメだよ!」っていう話じゃない。

「そんなもので、あなたの人生を委ねないで」っていう、痛いほどの願いです。

誰かに「その人があなたのツインレイです」って言われた瞬間、思考が止まる

怖いのはね、診断や占いの結果を見た瞬間、思考停止になってしまうことなんです。

「じゃあ、この人が運命の人なんだ」
「この人とうまくいかないのは、試練だからなんだ」
「執着してるんじゃなくて、魂が惹かれてるんだ」

って、すべてを都合よく運命のせいにしてしまう。それが危険ですよねって言いたいの。

わたくしが知っている魂の出会いは、そんなに楽じゃない

わたくしにも、魂が震えるほどの出会いは、ありました。はるじとの日々がそうです。

LINEのやりとりをしていたある日。はるじの右肩に黒龍が観えた。その瞬間「あぁ、かたわれか……」ってわかっちゃったんです。

そしてその後、本当にはるじの右肩にその黒龍の刺青が刻まれていたことを知ったの。

誰かに「この人があなたのツインレイです」と言われたわけじゃない。

わたくしが、自分の体験を通して感じたこと。自分の心で、知ってしまったこと。

魂は他人にジャッジさせるものじゃない

「ソウルメイト」「ツインレイ」「運命の人」……どれも、美しくて甘い言葉です。

でも、その言葉に溺れて、自分を見失うのなら、それは毒。

誰かに「あなたの相手はこの人」と決められる筋合いはないんです。魂のパートナーは、自分の人生の中で、出会っていくもの。

診断で出てくるものじゃない。AIが導き出す答えでもない。

あなたの人生のハンドルを、誰かに握らせてはいけない。

あなたが感じたことが、いちばんの真実

はるじの右肩に観えた黒龍のことを、誰も「証明」なんかしてくれませんでした。

でも、わたくしの魂は知っていたし、観えた。

はるじと生きた時間が、本物だった。はるじと共にあった日々が、今のわたくしを創った。

広告や診断じゃなく、わたくし自身の人生がそう教えてくれたのです。

まとめ その広告、あなたのことなんか知らないよ

運命を診断に委ねないでください。魂を、他人の言葉に預けないでください。

「わたしにはちゃんとわかる」って、心の奥で言ってくれている、あなたの魂の声を信じてください。

なぜならそれは、あなた自身が生きて見つけていくものだから。

だから、わたくしあなたのツインレイが誰かなんて観ないですし、仮に観えたとしてもお伝えはしないです。そんな商売、やるほうもやるほうだけど、信じるほうも信じないでほしいの。

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ほりたみわ/多神和(たみわ)
「多神和」と書いて、たみわ。 一人であり、たくさんであり、かみさまたちの和を映す存在。 イラスト・漫画・張子・熊手・Reboot™・神ノ貌など、“祈り”と“観察”をもとに表現を続ける多層的クリエイター。 かみさまや犬、無機物とも会話しながら、目に見えないものを形にしている。 Reboot™では、自責の迷路から抜け出すナビゲーター。 「かわいさ×ヤバさ×祈り×爆発×余白」の世界観を軸に活動中。