子ども時代の読書感想文への違和感
宿題の読書感想文が苦手な子供時代でした。
書きにくい原因は、提出先が題材の本を知っているか分からないので、どんな内容か伝えた上での感想を書くのが筋、と思っていたことと推測しています。
感想パートだけで良い、が今の見解です。
以上を踏まえて、読書感想文に再挑戦します。
「鶴の恩返し」への疑問
そもそも大きな疑問があります。
それは鶴は人に化けないとか、機織りしないとかそういう情緒のない話では無いです。
私の疑問は、鶴がなぜ恩返しの方法に機織りを選んだかという点です。
鶴といえば機織りと考えるのは、「鶴の恩返し」ありきであり、ドラえもんが好きだからどら焼きと名付けられたおかしがある、と言っているようなもので、本末転倒です。
鳥と布はつながるのか?
鳥類と衣類が結び付くのは解ります。
おそらくダウンコートに帰結しますが、それは水鳥のフェザーの話であり、本作中の鶴はフィルパワーの話はしていません。
機織りの材料は植物の繊維を糸としたもので、動物由来なら羊や蚕です。鳥は出てきません。
結論 時代背景と「素敵やん」精神?
以上を踏まえて、私の導き出した結論は、作者が当時の時代背景に沿って「鶴が機織りしたら素敵やん」みたいな感じのノリで創作した、となります。
…ただ調べてみると、鶴の羽根を織り込んだ布は実在するそうです。
先ほどの発言は撤回して謝罪します。
「鶴の恩返し」は誰の視点か?
ただ、これだけは言いたいのですが、この話はあくまでも人間が考えた人間視点の物語ということです。
助けた鶴は、若く美しい女性の姿になって恩人のもとに現れましたが、ここには
「鶴=美しい=女性」
といったルッキズムや、女性はこうあるべき、さらには若者優遇といった偏見が垣間見える、と言わざるを得ません。
鶴の正体、ほんとは中年男性かもしれない説
そもそも鶴は化けていますので、本来は中年太りした雄鳥が「人間はこういうの好きそう」と考えて、偽りの姿で出てきた可能性もあります。
中年のおっさん人間が来たら、老夫婦は家に入れてくれない可能性もあるので、ここは鶴側が戦略的な行動を選択したのかもしれません。
逆転「お爺さんの恩返し」案
ハラスメントを無くすためには、逆の立場になって考える必要があります。
つまり、罠にはまったお爺さんが鶴に助けられ、その後、鶴の元に鶴の姿になって現れ、色々あって覗いてみたら、人間のお爺さんが自分の毛髪を編み込んだ布を織ってプレゼントする話になります。アウトです。
最後に
わーわーゆうとりますが最後に言いたいことは、
鶴は助けられた恩を忘れず、身を削って恩返しをしたので本当に偉いということです。
おまけ 読書感想文は今なら書けるかも
寒くて外出したくなく暇なので、ダラダラ長文になってしまいました。
内容が無いことを厭わない今なら、読書感想文もいけそうな気がします。
















