登頂してハゲがいたらラッキー⁉︎喜び溢れるハゲ山
どうもおひげです。部長はるじが肉体の衣を脱いでしまい、これから肉体的にはひたすらぼっち登山か…と落胆しかけていたら、助っ人が登場しました。
はるじのいとこ、じゅんです。問答無用でニッカ地下足袋登山部に入部させられしてくれ、一緒に登山してきました。
今回登ったのは…ハゲ山。じゅんが「ハゲなら登らないわけにはいかない山」と言うので行ってきました。えぇ、じゅんはハゲです。
ハゲとハゲ山登山の不思議なご縁
はるじが体力なくなってきた頃に一緒に登った思い出の城ヶ平山(茗荷谷山)へ行く途中の分岐から行けるハゲ山。
あの頃「また時間と体力がある時、ハゲ山も行こうね」と言って行けないまま。
じゅんもハゲ山行きたいって言ってたし、そんなの一緒に行くしかないじゃんよ!はるじのいとこだし。
しかもこの日はちょうどはるじの四十九日。そんな日にはるじと登った山への分岐から行けるハゲ山に、はるじのいとこ(しかもハゲ)と登るだなんて。不思議なご縁を感じずにはいられませんでした。
そんな登山でしたからそれはもう気合十分。はるじとじゅんとハゲ山登山行くぞぉおおお!!!
気合空回り…まさかの地下足袋を忘れる
ところが。
ニッカ地下足袋登山部の切込隊長としてあるまじき大失態…なんと地下足袋を忘れました。
ニッカ地下足袋登山部なのに。地下足袋を忘れるなんて、それもうただのニッカ登山部。
ニッカ登山部でもまあいいんですが、ひどいことに足元はるじのクロックス。ぶかぶか。どうにも大きすぎ。こんなので登山なんて絶対無理。
あ、いや、あの、言い訳だけさせていただくと、玄関に用意はしてあったんです。ちゃんとスポーツジョグを。
なんですけどね、なんか荷物積み込んでる時にすっかり忘れちゃって。気がついたのは登山道近くの駐車場。もう戻れませんし、近くにワークマンすらありません。近くにお店あれば快足5枚を買って履いたんですけどね。
この絶望的な状況の中、不幸中の幸い。じゅんが靴もう一足持ってたので借りました。
その時わたくしが履いていたはるじのクロックスと比較すると全然マシというか、これなら歩ける!!ありがとうございます!どこまでも助っ人。頼もしい。
人に靴借りるとか人生初じゃないかな…。
道中集中
なんせそんなスタートでしたので、なかなかの精神的ダメージをくらったまま登り始め、あとはお借りした靴で安全に登らないといけないのでとにかく集中。
でもまあこれまではるじから教わった歩き方を徹底することになったので、それはそれでいい修行になりました。これはたぶんはるじの罠。幽霊部長からの試練。
部長がいない悲しみを癒してくれる助っ人じゅんは、はるじの履いていたニッカを履いてポールを持って歩いてくれました。
歩くじゅんを後ろから見て、「あぁはるじがそこにいる」とはとても思えませんでしたけどね。歩き方全然違いますし。でもいいの一緒に山を歩けてニッカも喜んでる。
本当に歩き方に集中していたのか、記憶力の欠如かは謎なのですが、特記したくなるようなことは道中起こりませんでした。
ハゲ山頭頂登頂!喜び溢れる
そんなに遠くないはずのハゲ山登頂になかなかたどり着けず、心折れかけるわたくし。それもこれも地下足袋忘れたからです。必然的に足の使い方に集中できるとはいえ、歩きづらいことに変わりはありません。えぇ、ほんとうにすみません。
あと少しで頂上だよねえと思いながら歩いていたので、休憩するタイミングもぼんやりと決まらぬまま。じゅんにハゲまし…励ましてもらいながらなんだかんだ無事頭頂登頂。
ハゲ山にハゲ登頂!!
最高じゃないですか。部長のはるじも大喜びでしょう。
後から来たトレラン女子…しかもふたりとも美人!もハゲ山頂上にハゲがいた!と大喜びして一緒に写真を撮っておりました。美女二人に喜ばれて、じゅんも大喜びだったに違いありません。
まとめ ハゲハゲいうてますけどね
ハゲ山に登頂してハゲがいる確率はかなり低いかと思われます。しかも写真を撮らせてくれるようなハゲはそういないでしょう。いたら超絶ラッキーですね。一緒にお写真撮って待ち受けにしたら運気上昇しそうです。
わたくしも一歩間違えたら坊主だと思われるような頭をしているのでハゲみたいなもんです。とはいえ中途半端なので、わたくしが頂上にいたところで喜ばれることはないでしょうけど。
はるじがいなくなってしまって、これから先肉体的にはぼっちで登山するしかないのかな…とさみしい登山になってしまいそうでしたが、じゅんのおかげでとてもとても楽しい登山になりました。大感謝。
人生においてこんなにもハゲハゲいうことはこれまでありませんでしたし、これからもそうないかと思いますが、とてもとてもいいハゲでした。