4度目の泥沼なう
ポケコロは、700万DLを突破し、リリースから6年経っても未だに活気のある着せかえアプリだ。
幅広い年齢層のプレイヤーがひしめき合い、日々ポケコロ世界を飛び回っている。
私はつい先日、4度目の出戻りを果たした。
半年〜1年のスパンでのめり込み、「いい加減やめよう」とアカウントを消し、なにかをきっかけに再びインストールする…という出戻りを繰り返しているのだ。
なぜ、のめり込むのか。
なぜ、アカウントを消してやめるのか。
その秘密を、ポケコロの恐ろしさを、語りたいと思う。
ポケコロとはなんぞや?
画像出典:ポケコロSS
(私のコロニーとコロニアンである)
ポケコロは、コロニー(自分の星)に住むコロニアン(その星に住むアバター)の着せかえを楽しむゲームである。
コロニーには木を植えることが出来て、木の実を実らせるには他のプレイヤーの協力(水やり)が必須である。
お互いがお手伝いし合うポケ友を作ったり、全体の掲示板で「水やりお願いします」と協力を募ったり、ポケコロの基本的な交流はこの〝お手伝い〟となる。

画像出典:ポケコロSS
(調理方法が魔法のようなレシピもある)
協力を得て実った木の実を収穫するとスタミナ回復が可能な料理を作ることができ、ポケ友同士であればお互いの木の実を収穫することもできる。
レアな木を所持しているプレイヤーの元には、その木の実を欲するプレイヤーからのポケ友申請が殺到するほどで、レアな木(ガチャ木)を持っていればポケコロを有利に楽しむことができるのだ。
ポケコロは、自分のコロニーを運営しながら他プレイヤーのお手伝いをし、日々のクエストをこなすという、基本的には単調な作業ゲーである。
ガチャがえげつない
ガチャ木は、その名の通りガチャを回して手に入れる木だ。
ガチャ木をゲットするには、コロニーガチャを回す必要がある。ガチャ木はSR(最高レア度)のアイテムで、そう簡単には出てくれない。

画像出典:ポケコロSS
(ポケコロのガチャ一例)
ガチャは週に数回、新しいテーマのものが追加されるのだが、コロニー、ファッション、インテリア、ペットアイテム、なぐさめの星アイテムなど…さまざまなカテゴリーが存在する。
それぞれにN・R・SRアイテムがあり、ランダムで排出される。もちろんダブることもある。
新ガチャの追加はリリース当初は週一ペースだったのだが、いつの間にか週に2〜3回追加が当たり前になっていた。
常に最新のガチャ木を植え、最新のファッションに身を包み、最新アイテムで彩られたコロニーに暮らすためには、途方も無い資金が必要となるのだ。
「果てのない課金」
ポケコロの恐ろしさのひとつである。
幅広いプレイヤーとの交流
幼稚園児もいれば、50代の主婦もいる。
ポケコロ世界には幅広い年齢層のプレイヤーが存在するのである。女性の占める割合が高くはあるが、男性のプレイヤーももちろんいる。
「男性からの申請はお断り」と書かれているプロフィールをよく目にするので、相変わらず出会い厨は存在しているようだ。

画像出典:ポケコロSS
(数字はスレッドの数である)
誰でも書き込める掲示板があり、スレはいつでも大賑わいで、交流しようと思えばいくらでもできる。
同年代の友達を作るもよし、趣味の合う友達を作るもよし、ポケコロ世界での恋人を作るもよし、気に入らない奴を叩いてもよし、他人の掲示板を荒らしてもよし…
ダブったアイテムの交換も、プレイヤー同士で交渉して行われる。プレゼント機能を使って行われる交換は、相手を間違えるとトラブルになる。レアなアイテムをぶんどられて終わるのだ。
以前は交換所があり、面倒なやりとりなしで交換ができてトラブルもなく便利だったのだが、今回出戻ってみたらなくなっていた。便利すぎてガチャの回転率が下がったからだと推測する。
「自由な交流」
ポケコロの恐ろしさのひとつである。
こだわりのマイルール
ポケコロ世界にはルールがある。独自言語もある。
始めたばかりの頃は小心者は身動きが取れないかもしれない。少しでも変なことをすると、運が悪ければ突然叩かれる可能性もあるのだ。
「知らなかった」では済ませてくれない相手もいる。その相手は決して低年齢層に限らず、いい歳こいた大人が「許さん」と言ってきたりもするのだ。
実際、私も理不尽なお叱りを受けたことがある。
快適にプレイするためには、自分のプレイスタイルをプロフィールなどに記載して、相手に求めるマイルールを設定すると良い。

画像出典:ポケコロSS
(私のプレイスタイルとマイルールである)
これを読んでポケ友になってくれる人は、これでいいという相手なので安心だ。
合言葉の入力を求めているのは、友達申請してきた相手がちゃんとマイルールを理解してくれているかどうかを瞬時に判断するためで、合言葉が入力されていない申請はガン無視する。
私は、ちゃんと日本語が通じて、お手伝いのし合えるポケ友が欲しいのだ。
プレイヤーの半分くらいはこんな感じでマイルールを作って公開してくれているが、もちろん完全フリーダムな人もたくさんいる。
相手のルールなどおかまいなしに動き回り、欲望のおもむくまま木の実をねだり、やめてと言われてもやめない…遊び方は自由なのだ。
ゲームなんだから、みんな好きなように遊べばいい。楽しく遊べばいい。
「十人十色のプレイスタイル」
ポケコロの恐ろしさのひとつである。
まとめ
この記事は、決してポケコロのネガキャンではない。
一見すると面倒くさいだけのゲームに感じるかもしれないが、面倒くさい思いをしてでも遊んでしまうほどおもしろいのだ。
とりあえず、やってみるといい。
つまんなかったら、やめればいい。
ゲームなんてそんなもんである。
私がポケコロをやる理由
・着せ替えが楽しいから
・アイテムがかわいいから
・自分のペースで遊べるから
・無課金でもそこそこ楽しめるから
・課金欲と戦うことで自制心を養えるから
・世の中いろんな人がいることを学べるから
私がポケコロをやめる理由
・交流に疲れたから
・課金欲に負けそうになったから
・無駄な時間を過ごしている気がしたから