屋根の上からこんにちは。どうもどうも。瓦職人永遠の子方、ほりたみわです。
伊勢のおかげ横丁を歩いていたら、ふと視線を上げた先に“圧”の強い視線を感じる……と思ったら、それは立派な鬼瓦たちでした。
しかも、どの建物もかなり凝ってる。これはもはや屋根の上のアート。
中でもひときわ目を引いたのが、スターバックス伊勢内宮前店の屋根に鎮座する鬼瓦。
和と洋が絶妙に融合したその姿に、思わず足を止めて見上げてしまいます。
というわけで、この記事ではおかげ横丁の鬼瓦の魅力をじっくりご紹介します。
見逃しがちな“屋根の上の名脇役”、実はめちゃくちゃ見応えあります!
おかげ横丁とは?伊勢の風情あふれる町並み

伊勢神宮・内宮のすぐ近くにある「おかげ横丁」は、江戸から明治期の伊勢路を再現した町並み。地元の名産や老舗が立ち並び、まるでタイムスリップしたような空間が広がります。
伊勢おかげ横丁といえば、赤福や伊勢うどんなどグルメが有名ですが、実は建物の細部にまでこだわった町並みも観光客を惹きつけるポイントのひとつ。
鬼瓦とは?屋根に宿る守り神のアート

「鬼瓦(おにがわら)」とは、日本の伝統建築に使われる装飾瓦のひとつ。屋根の一番端、特に棟(むね)の先端部分に設置されることが多く、魔除けや厄除けの意味を持っています。
かつてはその名の通り“鬼の顔”がモチーフでしたが、時代とともに多様化し、現在では恵比寿様や動植物、地域にちなんだモチーフなど、デザインの自由度がとても高いアートとして進化しています。
おかげ横丁では、この鬼瓦が特に凝っていて、それぞれの店や建物の個性が表れているのが特徴。見上げるだけでその世界観に引き込まれます。
実はアートだった!おかげ横丁の“鬼瓦”に注目

店舗ごとに異なる凝ったデザインなので、店内だけじゃなく屋根の上も見ながら歩いてくださいね。なかなか前に進めませんが。



とにかくですね、普段見たことのないような鬼瓦がわんさかなんですよ。異常。


まだまだいくらでもあるんですけど、あんまりお見せしちゃうのも楽しみがなくなりそうなので、ひとまずこれくらいにしておきますね。
スターバックス伊勢内宮前店の鬼瓦がすごすぎる!

スタバといえば都会的なイメージですが、伊勢内宮前店は木造の和風建築。周囲の景観に完璧に溶け込んでいるんですが、ちゃんとスタバ。観光客にも大人気。
鬼瓦だけでなく、建物全体が一見の価値ありです。

端口(裾瓦)は鱗!!!巴はコーヒー豆!!!

スタバの鬼瓦は完全に芸術作品。こちらも巴はコーヒー豆!!!これに気づかないなんてもったいなさすぎます!!!

どこから見てもすごい。あのセイレーンが立体になるなんて!!
鬼瓦ウォッチングの楽しみ方

鬼瓦を撮影するなら、広角よりも望遠レンズがあると細部までばっちり撮れます。
撮影した後にPCやテレビなどの大画面で細部を見るのも楽しみのひとつです。

こちらは雷神の鬼瓦。筋肉の立体感や表情の迫力がすごすぎ……。瓦というより彫刻作品のようなクオリティです。
まとめ おかげ横丁に来たら「屋根」にも注目しよう!

おかげ横丁というと食べ歩きや町歩きが定番ですが、鬼瓦を楽しむ「見上げ旅」もおすすめ。
観光の途中でふと見上げた屋根の上に、想像を超える世界が広がっているんです。
建物ひとつひとつに込められた職人の遊び心やメッセージを感じることで、また違った伊勢の魅力に出会えるかもしれません。