パワースポットとはなんなのか…
先日、メケヤマさんと奥昇仙峡に行ってきました。昇仙峡の奥です。そこにパワースポットがあるんですって!板敷渓谷の大滝。
結論から申し上げますと、パワーありました。ただし、水のパワーがね!!!えぇ、べちゃべちゃになりました。マイナスイオンとかそんな生やさしいものじゃなかったです。滝のしぶきで瞬時にべっちゃべちゃ!長居できません。したくありませんでした。
…と、わたくしとメケヤマさんは思ってたのですが、到着した時にいた先客はずっと残ってました。大丈夫だったのかな。
というわけでいざ大滝へ
今回参考にしたのはモデルコース – 昇仙峡にあった「Eコース いざ大滝へ。健脚、靴が必須の秘境コース」です。なんだかいきなりハードなところを攻めちゃった感がありますが、秘境だなんて言われたら行きたいよね。
Eコースは「板敷渓谷 大滝」を目指す秘境コース。片道約1km 15分。美しい大自然の渓流と山道を歩くと高さ30mの大滝をみることができます。途中から急な山道・滑りやすい岩場を歩くため、健脚であることが第一条件で、さらに滑りにくい靴が必要です。サンダルやヒールのある靴では怪我をする恐れがあるので、必ず靴をご用意ください。
秘境コース!!!健脚であることが第一条件!健脚には不安しかないですが、靴は毎度の地下足袋ですので心配ご無用です。天からのお告げがあったのでそろそろ行っても大丈夫でしょう。たぶん。
サクサク進めました
ホームページに詳しい説明書いてくれてたので、迷うこともなくどんどん進めました。
荒川ダムを通り過ぎて、荒川大橋を渡って道なりに進んだら左手に駐車場があるので、そこに停めます。
そこから県道112号を500メートルほど進むらしいです。…って言われてもメートルの感覚がよくわからない。まあ進みます。
するとトンネルがあるのでそのトンネルを抜けます。トンネル内にはシマヘビがいました。で!トンネル抜けたら急に気が変わりました。わたくしの気ではなく、土地の気ね。メケヤマさんも感じた、急に抜けた感。すっとしました。
あ、そうそう。道中シャジッポ(イタドリ)が生えてるので、食べながら進むとより楽しいです。メケヤマさんはお菓子食べてますけどね。イタドリについては呼び名がいろいろあるらしく、それだけでもかなり語れそうなのでまたの機会に。
そうこうしてると、「板敷渓谷→」の標識が出てくるので素直に右を向いてください。そしたらまたすぐ看板があります。
ツッコミどころしかないような看板
そしてここの看板に書かれていた内容がどうにもツッコミどころしかなかったのでご紹介させてください。
パワースポット板敷渓谷「浄化のパワースポット」板敷渓谷は、自然のパワーを肌で感じる水エネルギーが主体の浄化パワースポットです。
日頃の喧騒から解放され、静寂のこの聖地で”清らかな水”と”ひんやりとした空気”の漂う空間で、心身が浄化される体験をして下さい。
心のバランスが整い、生命力がよみがえる特別な場所がパワースポットです。
…なんなんでしょう。すべてがツッコミどころな看板の文言。というかそういうのって看板に書いちゃうものなのかな。でも好き。こういう堂々とした感じ嫌いじゃないです。
いざ大滝へ
というわけで、ツッコミどころ満載の看板を抜けたら本番です。
こんなこわいこと書かれた看板もあります。「必ずひとりずつ」って強調しなくちゃいけないような橋があるんですか…ごくり。
そしてこれがその「必ずひとりずつ」の仮橋。といいますか、仮橋ってどういうことですか。いつか本橋になる日はくるのでしょうか…。とおそるおそる渡ったけど意外と大丈夫でした。でも必ずひとりずつ渡ってくださいね。
こんな橋もあります。手すりも不安感しかない…。まあ落ちても死ぬような場所じゃないのでどうということはないですが。
途中の滝も楽しいので、あちこち見ながらのんびり歩くのがおすすめ。とはいえ足元には気をつけて。
健脚、靴が必須の秘境
どんどん進んでいくとだいぶ健脚を必要とするような道になってきました。足元の葉っぱがべちゃべちゃ。傾斜もなかなか。これハイヒールで来れる人はきっと前世天狗です。
苔むした倒木と滝とかたまらない。ずっと見てられる大好物。でも大滝までずんずん行きますよ~。
大滝どーん!
はーい!そうこうしてたらあっという間に到着。大滝です。滝見るよりもまず付近の湿度が気になってしょうがないです。もうほんとべっちゃべちゃ!「自然のパワーを肌で感じる水エネルギーが主体」です。ものは言いよう。
日頃の喧騒から解放され、静寂のこの聖地で”清らかな水”と”ひんやりとした空気”の漂う空間でした。たしかに。
まとめ
パワースポットとはなんなのか…とか、ツッコミどころがどうとか、べっちゃべちゃ!とか好き勝手書いてますが、すごくいい場所でした。昇仙峡の奥にこんなステキな場所があったとは。甲府に住んでもうすぐ8年になるというのに知りませんでした。
昇仙峡に行く際にはぜひ奥までぐいっと行っちゃてください。
ただ、パワースポットかどうかは感じる人の問題なので個人差があるんじゃないかと。わたくしとメケヤマさんはそれよりもべっちゃべちゃが気になって早々に立ち去りました。パワーを感じるまで耐えるべきだったのでしょうか。
おまけ
ご注意くださいってどう注意するのこれ…。