【むがもん】知らないうちに大事なことを見失っていたメケヤマ船長の後悔日誌

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知らないうちに大事なことを見失っていました

バガヴァットギーターで、3つの性質…グナ(サットヴァ=純質、ラジャス=激質、タマス=鈍質)について書いてありますが、そう言われても理解するのは難しいと思います。
今回はラジャスによって大事なことを見失い、人は盲目になるというお話です。

「美味しいものを食べたい!」と思っている人って結構いると思います。

でも、実は美味しいものを食べたいという欲望を満たすことはまさにラジャスそのものです。

サットヴァ的観点から考えると、食事の真の目的は栄養補給と健康維持なので、味とか本当はどうでも良いことなのです。

味覚という欲望

数年前まで僕は、知らず知らずのうちに、味覚という欲望を満たそうとする人の一人でした。たまたま、アミノ酸を過剰にとると気分が悪くなるN山と暮らしていたので、食事について、考えるきっかけとなりました。

最初は、N山がなんで気分が悪くなるのかその原因がよくわからなかったのですが、食べたものと症状を分析するとアミノ酸犯人説が最有力になりました。(本当のところは、科学的に証明されているわけではないのですが、この話のなかでは大事なことではないのです。)

そんなアミノ酸測定器のN山と外食をすると、アミノ酸の使用状況が確認できました。

その結果、僕が美味しいと感じよく食べていたものはアミノ酸が添加されていて、ほぼ外食ができなくなるという事態になりました。

ラジャスの権化メケ山からわかったこと

これは世の中のアミノ酸使用状況について何か言いたいわけではなく、僕が「アミノ酸を求めてラジャスな食事をしていた…という事実が判明した」ということを言いたいだけです。

そんな味覚を求めるラジャスの権化メケ山はラジャスの赴くまま食べ続けていたのですが、気が付いたら体はラジャスやタマスの性質(体重の増加、体臭、不健康)を現していました。

しかし、その事実に気が付いたあとサットヴァ的観点から食生活を改めたら、体重は減り、肌の健康状況など改善しました。具体的には、菜食中心にしたり、栄養素を考えた食事、精製されたものを控えるなど、それほど難しいものではない改善です。

このことから、グナって、内面だけでなく表面上にも影響してしまうものだと感じました。

このように欲望を満たす行為によって、本来の目的が見えなくなってしまうことがあります。サットヴァとは、第三者的視点から物事を見つめる感覚だと思います。

皆様も、当然と思ってやっている行為を、今一度何のためにやるのか考えると面白いと思います。もしかしたら、感情を満たすためにやってしまっていることがあるかもしれません。

と自分の体験を書いてみましたが、できれば、最初からこういった知性をもって生まれたかったです。残念ながらそうはいきませんでしたが。でも、ラジャスの赴くまま生きていたとして結果、このようになることもあるので、まずは行為せよということです。

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