ちまきさんの散歩に一人で行く(ちまきさん不在)
あまりの天気の良さにふと散歩に出たくなって、ちまきさんをお散歩に誘ったらこの顔。
ハーネスまでしっかりつけて、さあ玄関を出ましょうねというタイミングで急に自分の部屋へ戻り、窓際の椅子に飛び乗りこの顔。
「ひなたぼっこならするけど散歩は行きたくない」らしい。
一緒にお散歩行きたかったのに断られたわたくしは一人で散歩に行くことに。
乗らない理由のないブランコ
ふらふらと歩いていたら近所の公園でブランコが視界に飛び込んできた。
こんな天気のいい日にブランコに乗らない理由なんてない……なんて思う暇もなくブランコに吸い込まれた。
散歩の途中にブランコに乗っていたら「もしかしてここで本を読んだらめちゃくちゃ快適なのでは!」と思い立って読書することに。
そうそう。散歩といえばこの本。
この「ずっとやりたかったことを、やりなさい。2」という本は、前作の内容に「歩くことでさらに創造性を発揮できる」ということが追加された素晴らしい本。
前作同様12週の課題があって、それを実践していくことでさらに素晴らしい人生になるというもの。
そもそも散歩に出たのも、30日後に個展をひかえ、作品をよりよいものにしようと思った時にこの本のことを思い出したから。
ブランコと女の子と……
ふんわりと読んではいたけど実践していないままだったので、そろそろやろうと決意を固めていたら、女の子とお母さんがブランコに向かってきた。
こんにちは。と挨拶を交わし、女の子は隣のブランコに。「おしてー」と言ってこがずにブランコを楽しむ女の子とやさしく押すお母さん。そしてわたくしはブランコ読書を続けながら聞こえてきた2人の会話。
女の子「もっとつよく〜」
お母さん「えーもっと?」(だいぶ強めに押し始めた)
お母さん「天気も良いし、山もキレイだから、タイヤ交換したら山行こうよ」
女の子「やだ」
ぶっふぉ!!!!
……え!!!
いやなの!?
行かないの!?
こんなに天気もいいし、昨日初冠雪で山もめちゃくちゃキレイなのに!
まさかの返答。ちまきさんのあの顔を思い出さずにはいられませんでした。
全力でぶっふぉと笑ったわたくしは思わず、ブランコを押し続けるお母さんにちまきさんにお散歩断られた話を語り、二人して「いいお天気なのにねえ」と慰め合った。
そうこうしていたらあっちの方から女の子のお友達が来た様子。わたくしはそっとブランコから立ち上がり、散歩を続けてちまきさんの待つお家に帰ったのでした。
ブランコ読書はめちゃくちゃ快適。
今日のお散歩ブランコ読者が創造性にどう影響するかは今後の作品でのお楽しみ。