超能力なんてないよってお思いのみなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
人類の9割に「そんな力あるわけないじゃん」と言われがちな能力を、うっかり人類全員に使ってほしくなってしまったわたくし多神和でございます。どうもどうも。
透視記事が思いのほか人気なことと、ここ最近の透視体験でみなさまバッキバキに観えてるのと、「透視出来るようになりたい!」というお声がちらほら聞こえてきているので、前回の記事より少し詳しめにお話ししていきますね。
「超能力なんてありそうでない!」だった、わたくし

透視っていうとなんだか「☆」とか「○」とか「△」のカードがあるじゃないですか。で、それを裏返しにしてどれか当てるっていうやつ。
あのカードなんて持ってるわけがない当時のわたくしは、トランプで代用したんですけど、まあ当たらない。赤か黒くらいは当たるけど、それって確率二分の一ですからね。
自分には超能力なんてないんだと思っておりました。
……なんですが、わたくしが人生で初めて透視らしきことをしちゃった出来事を話させてください。ええ、ちょっとだけ。中2の話です。聞いてくださいね。
1989年、ソウルのあみだくじで観えたもの
時は1989年。ソウル日本人学校に通う中学2年生のわたくし。BS放送で観る日本の高校野球が人生の癒しでした。
その年、あの元木大介を筆頭に、わたくしが夢中だった宮地克彦(尽誠学園)、池葉一弘(帝京)、大越大基(仙台育英)たちが「オールジャパン」でソウルに来たんですよ。韓国とアメリカとの親善試合で。
こんな奇跡ってありますか。まあ、これくらいはありますよね。
で、その試合を見に行ったり、選手たちが宿泊してるホテルまで追っかけて行き、連絡先を教えてもらってファンレターを送りつけたり、ツーショット撮ってもらえたりもしたんですけど、まあまあ、こんな奇跡もたまにはありますよね。友情と情熱の結晶。
で、その記念に色紙をもらった我々のクラス。最終的にあみだくじで誰がもらうかを決める流れに。
……その色紙には、あの憧れ選手たちのサイン。
どうしても欲しかった。超能力なんてないけどくじ運はまあまあある。とはいえ、当たるんかいなこんなの。
そう思いながら、あみだくじの表をじーっと見つめてたら……

ひとつの道が光って見えたんです。いやほんとに。
「これだ……」
と思って選んだら。
当たっちゃったんですよ。それ。もうガッツポーズと共に鼻水でました。あれ、たぶん人生初の透視だったんじゃないかな。
それ以降は、そういう力を使ってギャンブルに活用したり、探し物を見つけたりもしてましたけど、それはまたの機会に。
「透視」って、ほんとはぜんぜん特別じゃない

透視っていうと、「第三の目を開眼せよ!」とか「前世を見通す力」とか、そんなとんでもないイメージがあるかもしれませんが、違います。
透視ってね、「そこにある見えないものを思い出す力」なんです。
見たことないものなのに「なんとなく観える」、触れてないものなのに「感じられる」、それが透視。
わたくしのこれぞっていう初体験はあみだくじだったけど、あなたにもぜったいあります。
- 買うつもりなかったのに、その本だけが気になって買ったら人生変わった
- 電話がかかってくる前に「かかってくるかも」って感じた
- 探し物をしていて、ふとあの引き出しを開けようと思ったら出てきた
これ、透視というか、そういうチカラなんです。今回はまとめて透視って言っておきますけど。
今日から始まる、あなたの透視ライフ
というわけで、この連載では、
- 「透視」って何?
- 誰でもできるの?
- どんな練習したらいい?
- 探し物できるようになる?
- むしろ神と話せるようになる?
みたいなことを7日間で、わたくしの失敗談・体験談・暴走しがちなお話しを交えつつ、ゆるいけれどもまじめにお伝えしてまいります。
今日のワーク【あなたにもある「観えた」体験】
以下の問いを、ノートに書いてみてください。
- 直感で選んで正解だった経験は?
- 「なんとなく」って理由で行動したら良かったことは?
- いま思い出せる「奇跡っぽい偶然」は?
あなたが透視を信じるかどうかは別として、「感じて、動いて、結果うまくいった」ことがあれば、それはあなたの「観える力」の第一歩です。
明日の予告【Day2】
透視・霊視・予知……ぜんぶ同じなの?違うの?
〜スピリチュアル三兄弟の見分け方〜
をお届けします!ここで「え、霊視って怖いやつじゃないの?」って思った人、明日も来てくださいね。安心できます。多分。
おまけの多神和語録「神さまの声を聴くより先に、自分の直感を疑うのをやめてみて。」