iPad Proでお絵描きするためのあれこれが詰まってる!「青木俊直のどこでもiPad Proゆるゆるおえかき術」

知りたかったことが詰まってます

青木俊直

漫画家の青木俊直さんのiPadを使ったお絵描き本「青木俊直のどこでもiPad Proゆるゆるおえかき術」が出ました!あまりの人気で重版されているそうですが、そりゃそうです!この本には魅力的なキャラクターを生み出し続ける青木さんのクリエイティブの種がぎゅっと詰まってますもん!とてもステキな本でしたのでご紹介させてください。

青木俊直のどこでもiPad Proゆるゆるおえかき術

わたくし実は青木さんのノマドクリエイターっぷりに触発されてiPad Proを買った一人でして。

それまでもアナログ作業は外でもやっていましたが、最終的な仕上げはいつもデジタルなので、なんだかんだおうちにこもっての作業が多かったです。わたくし引きこもりでありながら、引きこもり続けると鬱々としてくるというどうしようもない性分(似非引きこもり)なのですが、iPad Proを買ってからはほぼ仕上げまでどこでも出来ちゃうようになり、ますますお仕事が楽しくなりました。

とはいえ、まだまだ使いこなせてる感がなかったので、より青木さんに近づけるためのヒントが詰まったこの本はわたくしにとってはとても嬉しい一冊でした。

青木さんは新幹線の中だったり、カフェだったり、いつでもどこでもおえかきしているんですが、この本はそんないろんなところで描かれた作品や描き方についても詳しく解説された本なんです。

青木俊直さんって?

青木 俊直(あおき としなお、1960年8月18日 – )は、日本の漫画家、イラストレーター、キャラクターデザイナー、アニメーター、同人作家。東京都出身。筑波大学基礎工学類卒業。妻は漫画家の谷川史子。(Wikipediaより)

「ウゴウゴルーガ」や「なんでもQ」等のキャラクターデザインといえば、あー!!!ってなる方も多いかと思います。NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』のファンアート「あま絵」でも注目されました。

かわいい女の子だったり、日常と混じり合う不思議だったり、すっと入って来てハートわしづかみにされるっていうのかな…そういう「あの頃の恋」のような魅力がある絵を描かせたら右に出る人はいないというのが青木さんです。

知りたかった!レイヤーの使い方

イラストレーターさんや漫画家さんのレイヤーの使い方って気になりますよね。それがずばばばーん!とわかりやすく解説されてるんです。あー、こういう時はこうすればいいのか!というのが詰まってます。これは嬉しい。(詳しくはぜひ本を読んで!)

わたくしが日頃いかにざっくりとしたレイヤーの使い方をしていたのかを思い知りました…。ありがとうございます。

知りたかった!アプリの使い方

わたくしもiPad Proでお絵描きといいますかお仕事してるんですが、使用してるアプリはほぼ同じなんです。

青木さんは「クリスタ」「プロクリエイト」「メモ」あたりをメインで使っているらしいのですが、ものすごく使いこなしていることがよくわかりました。

といいますか!

アプリを使いこなしているというよりは、iPadごと使いこなしてるんです!「split view」という画面を2分割してふたつのアプリが使える機能を使ってメモとプロクリエイトでネームを描いたり、ネームが出来たらクリスタとメモで下描き…というように、アプリはもちろん、iPad Proも使いこなせてるからこその作品づくりでした。

「split view」は以前青木さんから教わったものの、全然使いこなせてなかったことを思い出すことができました…。今一度活用していきたいと思います。ありがとうございます。

知りたかった!いろんなクリエイターの思い

この本、青木さんのお絵かき術の本なんですが、青木さんと内藤泰弘さん、寺田克也さんとの対談もあってですね、これがまた読み応えがあるんです。

iPad Proの活用法について語られているのですが、どう表現していくか、どこまで表現していくかというお話だったり、クリエイターとしての心得的なところについても語られています。

個人的にぐっときたのは、青木さんも寺田さんも「描くことへの情熱」というより、息をするように描いているというか。描くために描く!…んーと、「描く」ということが「生きる」ってことなんだろうな思いました。だからこそ描き続けられるんですね。

そういう意味ではわたくしは「描く」ことよりも、描いたり作ったり撮ったり登ったり滑ったり、いろんなことを通じての「真理の探究」が「生きる」ってことなのかなと。そしてあらためて自分さなんなんだろう…みたいなところにたどり着きました。ありがとうございます。

あとはやっぱりみんな健康維持のためにいろいろしてるんだなということも印象的でした。

まとめ ゆるゆるじゃない!特濃な一冊!クリエイター必読!

青木さんの描く絵のスピード感っていうのかな、生きてる線やきゃっきゃしたエナジーのつまったキャラクターたちが大好きで、わたくしもそれに憧れてiPad Proを購入しました。

道具が揃ったからといって青木さんになれるわけではないですが、いつでもどこでも描けるようになったのはとても魅力的で、それまで以上に描くことが楽しくなりました。

そしてこの本を読んで、あらためていろんなところでゆるゆると描く楽しさについて思い出し、青木さんのゆるゆる描くための飽くなき探究心がすごいなあと思いました。

そんな青木さんの探究心によって作り上げられたiPad Proでのゆるゆるお絵かき術がぎゅむっと詰まった一冊。iPad Proとクリエイターの可能性が広がる本ですみなさまぜひ。

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