【至福】いつもと違う清水寺。穏やかな時が流れる早朝拝観と夜桜が幻想的な春の夜間特別拝観

清水寺早朝拝観

いつもと違う静かな清水寺がそこにあります

修学旅行の学生さんや外国の方々であふれかえる清水寺。京都の中でも大人気スポットですもんね。わたくしも清水寺大好きで、大阪行くと出来るだけ時間をつくって行くことにしています。

清水寺が大好きというより、大西良慶さんが大好きなんですけどね。素晴らしい昭和の名僧です。良慶さんの素晴らしさについてはまたの機会にお話しますね。今回は清水寺について。

静かな清水寺を感じることができる早朝拝観と、春の夜間拝観のお話。

早朝の清水寺…穏やかな時が流れます

清水寺は早朝拝観がおすすめです!とっても静かで穏やかな時が流れます。凛とした空気。ずっとのんびりしていたいくらい。といいつつ寒かったので長居できませんでしたが。

みんなが早朝に来ちゃったらにぎやかになっちゃうから、あんまりおすすめしたくないくらいです。

早朝拝観は6時から

わたくし清水寺から徒歩40分くらい(だったかな?)のゲストハウスに宿泊しました。もちろん早朝拝観のためだけにです。

とりあえず何も考えずに見つけたゲストハウスにしましたが、京都にはゲストハウスたくさんあるんですね。びっくりしました。たぶん清水寺にもっと近いところもあったのでしょうけど歩くの嫌いじゃないからいいんです。

清水寺の拝観は6時から。できるだけ6時には着きたい!と思い、3時頃に起きたのにヨガやったり写真の整理したり選択してたらあっという間に時間経っちゃいますね。なんだかんだで5時半くらいにゲストハウスを出発。

でも3月中旬の5時半はまだまだ寒くて真っ暗でした。でもそれもまた気持ちいいですね。

清水寺が近づくにつれだんだん朝も近づいてきました。早朝の京都散歩、いいですね。季節的にもちょうど良かったかと思います。寒すぎず。とはいえ寒かったです。あたたかめの服装にしておいて正解でした。

いつも人がいっぱいの道もがらがら。お土産さんも閉まっています。まだ6時頃ですからね。この人っ気のなさ!いいですね。

清水寺に到着!清々しさがとんでもない!

清水寺早朝拝観

なんだかんだで6時過ぎに到着。誰もいません。心配になるくらい人がいませんでした。記念撮影スポットでいつも人がごった返している仁王門もこのとおり。

重要文化財の仁王門を存分に楽しむことが出来ます。あと狛犬もぜひ。狛犬じゃなくて獅子像らしいですが。両方ともお口の開いた阿形(あぎょう)になっているんです。

この頃はちょうど梅も咲いていてとってもきれいでした。

胎内めぐりは当然できません!222年ぶり随求堂の本尊開帳も観れません!

清水寺といえば随求堂(ずいぐどう)の胎内めぐり!…ですが、早朝なのでやってません。なんなら222年ぶりの随求堂本尊開帳も観れませんでしたよ。どんまい。

222年ぶり随求堂の本尊開帳!
公開は3月2~18日と10月5~15日の午前9時~午後4時。3月9~18日は午後6~9時の夜間拝観も行われるとか。拝観料は100円です。

10月に来れたらいいな。来たいな。来ます。

人がいなさ過ぎて迷子になりかける

いつもは人の流れに乗って歩いていれば何も考えず一周できるのですが、とにかく人がいないのでぼーっとあちこち見てると迷子になります。

普門閣もこのとおり。入っていいのかなって気持ちになりますがもちろん大丈夫です。「普門閣」は「ふもんかく」と読みます。

「救いを求め、教えを請い、悟りを開くのに身分は関係ない。世の中の人すべてに開かれた門であり、開かれた修行の場所である」という意味合いがあるんですって!

そっと後ろを向くと一人発見!あまりに人がいなかったので謎に安心しました。

清水寺は50年に一度の大規模改修工事中です

あぁ…ここいいなぁと思いつつお写真撮ってたのですが、工事のついたてが気になりますね。

でも!これはこれでレアなんです。50年に一度の大規模改修工事らしくて、本堂の全面修復が行われています。2017年から始まって終わるのが2021年だそうです。

木の足場を見て!!!

このお写真は昨年4月のものですが、注目して頂きたいのは…「木の足場」です!ひぇえええかっこいい。これが見れるのは今だけですよ~!!(2021年までだけど)

観音様とじっと向き合えます

早朝は地元の方がちらほらいらっしゃいますが、静かに観音様とじっと向き合いたい方は早朝最高です。何か思うことがある人はもちろん、何もなくてもじっとそこにいる幸せ。

内陣にある大きなおりんを鳴らして心おきなく感じることもできます。内陣は靴を脱げば誰でも上がることができます。

音羽の滝も独り占めできちゃう!

あの!音羽の滝がこんなにも。流れる滝を見ながら穏やかな時間が過ぎていきます。地元の人は早朝来てタンクにお水くんでたりもするみたいですね。なんという贅沢。

早朝の清水寺の音をどうぞ

鳥たちの声をじっと聴いているだけでもずっと過ごせます。早朝拝観最高でした。

あ、そうそう。早朝拝観はあたたかい服装がおすすめです。のんびりしすぎて帰る頃には凍えてました。今はもうだいぶあたたかくなったのでしょうか。

春の夜間特別拝観もやってます!

夜桜が幻想的な春の夜間拝観。期間中は夜9時まで開門しているそうです。こちらもぜひ。

期間:
・3月9日(金)〜 18日(日)
(特別協賛 京都東山花灯路)
・3月30日(金)〜 4月8日(日)

時間:午後6時 〜 午後9時( 受付終了)

夜間特別拝観については詳しくはこちら

おわりに

早朝拝観はこの上なく贅沢で至福な時間を過ごせます。お店も開いていないので散財する心配もご無用。お香すら買えません。ううう。

夜間拝観はお店も開いているでしょうし、本尊開帳も拝観できるので夜もよさそうですね。

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ほりたみわ
クリエイター(イラスト、漫画、熊手、ヒーリング、瓦職人) チーママをやっていたスナックランデブーは魂のかたわれ、はるじが肉体の衣を脱いだことにより閉店しました。ときどき企画&プロデュサー。どこにも偏り切れないカラフルな人。