多神和「エネル原人」収録の裏側①史上最長の打ち合わせ編

なんと!高岡ケーブルネットワークの人気番組『エネル原人』に、むがじんの代表である多神和さんが登場しました〜。

多神和さんが書いた記事はこちら

エネル原人とは
「何かに夢中になっている人」「エネルギーを発散中、または発散しそうな人」を「エネル原人」と呼び、高岡に眠るそんな原人たちを探し出して紹介する番組。

今回は、打ち合わせから番組収録までの裏側を、むがじん副代表であり実はすでにエネル原人に出演もしていたわたし、冨田実布が密着しました。

日常の中に潜む「創造のエネルギー」が、カメラの向こうで静かに爆ぜる瞬間をお届けします。

打ち合わせは高岡のアトリエで

先日の万葉まつりの日、番組ディレクターから多神和さんへの出演オファーが届きました。

朗唱後に軽くお話を〜と言われて了承したのに、見事に忘れて朗唱後にそそくさと会場を後にする我々。

慌てて追いかけてきてくれたディレクターさんのおかげで、ようやく思い出しました。
(本当にありがとうございます…!)

その後スケジュールを合わせ、むがじんチームとディレクター&プロデューサーの4人がアトリエに集合。

このときはまだ、長い長い打ち合わせになることなど、知る由もありませんでした。

打ち合わせの濃さがバグっていた件

ここからが本番です。
2時間45分の間に飛び交った話題をざっくりまとめると……

  • デザイン系高校 → 東京造形大へ進学(多神和は高校時代、成績優秀で造形大の推薦をもらっていた)
  • 「なりきり真鍋かをり」時代の話
  • スロットで稼ぎながらイラストを描いていた20代
  • ディズニーのグッズ企画・デザインをしていた会社員時代
  • 2010年、甲府へ移住した理由
  • むがじん誕生の背景
  • 「魂のかたわれ」との出会いと小矢部へ移住した話
  • 霊性・かみさまとの関係性
  • 透視はどう見えているのか
  • 視聴者が「怖い」と言い出すディレクター(Reboot案件)

……などなど、ひとつひとつが番組1本分になりそうな濃さ。

途中、プロデューサーさんがつい漏らした言葉がこちら。

「普通の人がこの生き方したら人生が終わります」

このセリフ、私の心にしっかり刻まれました。

さらに極めつけはディレクターの名言。

「番組を見る方々には、最初はもがき苦しんでいただいて……」

もう打ち合わせじゃなくて、ほぼ「洗礼式」でした。

今日も見事に情報が渋滞中

聞けば聞くほどどうしたらいいか悩み、傾いていくディレクター。

番組ディレクターの眉間のシワが、話が進むほどに深くなっていくのが印象的でした。

どうやってこの人生遍歴を伝えたらいいか悩みましたが、それそのまま年表に書いちゃえば?というプロデューサーさんの提案によって無事解決したようです。

「かみさま」は遠くではなく、すぐそばにいる

「人間は『かみさま』のエネルギーが通るストローのようなものなんです」by多神和

ストローが詰まるのは、人間の「思い」によるもの。
執着を手放すほど、エネルギーは流れやすくなり、生きやすくなる

もっと近くに感じてほしいから、「かみさまは漢字ではなくひらがなで書くんです。

という多神和流・世界の見方を初めて聞いたディレクターも、

「なるほど……理由を聞いたら安心しました。初見はギョッとしましたけど……分かってきた気がします」

と、ちょっとずつ「むがじんの世界」に洗脳され……馴染んでいく様子が印象的でした。

「世界」
ほりたみわ展「いぬとかみさま」より

記憶に残る見た目をデザインする

話題はやがて、多神和さんが自分で服をデザインしたキッカケについてのお話に。

「千手観音パーカー」
長野千曲市・観龍寺とのコラボ

京都・清水寺を観光していたとき、海外の観光客に写真を撮ってほしいと言われ、てっきり「撮影を頼まれた」のだと思ってカメラを構えると、

「あなたと撮りたいの!」

と、まさかの一言。

当時はadidasが好きで着ていたそうですが、海外の人から「その服はあなたのデザイン?」と聞かれたことが「じゃあ、本当に自分で作ってみよう」という原動力に。

「人に覚えてもらいやすい格好をするようになった」

その意識が、今の多神和スタイルにつながっています。
衣装も言葉も、生き方そのものがアート。

そして、その流れの先に……
ついに むがじんONLINE SHOPがオープンしました!

多神和さんのアートを身につけられるアイテムや、むがじんチームのクリエイションが詰まった新作たちを公開しています。

よければ、番組とあわせてぜひチェックしてみてください。

佐竹美保さんとコラボしたボンバージャケット
撮影:菊池あき

おわりに:これでもまだ「打ち合わせ編」

こうして振り返ると、2時間45分の打ち合わせは、人生の濃縮還元ジュースみたいな時間でした。

ちまちまタイムでリラックス

多神和さんの人生遍歴から霊性の話、ファッションやインド哲学まで、ディレクターさんがどんどん斜めに傾いていくのも納得です。

でも、実はここまでが 「準備」ですからね。
本番の収録は、打ち合わせほどのカオスはなく……

拍子抜けするくらい、サラッと進みました。

(いい意味で!)

【次回予告】意外とアッサリ終わった、収録本番編

撮影チームの登場、
レポーター中山さんとの軽妙なやりとり、
年表のお披露目、
そして最近むがじん界隈で流行中の「透視」も、ちょこっと登場します。

派手な事件はないけれど、
むがじんらしい「ゆるい奇跡」がちりばめられた収録当日の様子をお届けします。

多神和「エネル原人」収録の裏側②|さらっと収録してきました編
どうぞお楽しみに!

スポンサーリンク