パワースポット大好きなみなさまこんにちは。
屋根と宇宙のあいだで今日も元気に生きております、わたくし多神和でございます。どうもどうも。
「日本で一番パワフル」「呼ばれないと行けない」とも言われる玉置神社(たまきじんじゃ)をご存知でしょうか。その神秘の山へ、まさか自分が行くことになるとは思ってもいませんでした。
それどころか、行く直前まで存在すら知らなかったのです。
ふらりと始まった「呼ばれ旅」

そもそものきっかけは、手塚るみ子さんからいただいた「手塚治虫展(四日市)」のチケット。そして、奈良県にあるゲストハウス三輪で熊手のご注文をいただいたこと。
そこから「じゃあ、ふんわりそっち方面へ行こうか」と、ゆるく決まった旅でした。途中でイノチグラスも作ったりして、すっかり視界が変わる旅に。
奈良の翌日は大阪に行く予定で、「ブラック・ジャック展もあるし、手塚治虫旅だねえ」なんて、じゅんさんと話していたのです。
でもね。
大阪で予定していたお店があちこち定休日だったり、臨時休業だったり。「こりゃ大阪行く流れじゃないな」となりまして。
代わりに、奈良方面を検索していて偶然出てきたのが玉置神社。
その瞬間、ピンときたのです。
今のわたくしが進めていることと、玉置神社の叶えてくれそうな願いが、不思議と重なっていたんです。
「これはもう、行くしかない!」
玉置神社への道のり
翌日に行くつもりだったのが、天気や地理の都合でなぜかその日の午後に行く流れに。まるで「今でしょ」と言われたかのような、謎の展開。
三輪から車でおよそ2時間半。

とにかく山道が長い。カーブも多く、すれ違いもギリギリ。
「こんなとこ来る人いるの?」と思いながら辿り着いた駐車場には、びっくりするほどの車。やっぱり呼ばれて来る人は多いんですね。
玉置山の気配と、かみさまの声

参道に足を踏み入れると、空気がふっと変わるのがわかりました。
そして思いのほか、わたくし自身がその空気にすんなり馴染んでいました。初めて来たのに「ただいま」と言いたくなるような静けさ。

お守りや悪霊退散の木札を買うつもり満々だったのに、ふと「必要ない」という声が聞こえました。かみさまの声です。
その瞬間、はっとしました。
「何かを持つ」ということは、「それが必要な自分」を同時に作り出すことになる。
つまり、足りないから持つ。守られたいからお守りを買う。でも、いまのわたくしにはすでに守られていた。
だから、持たなくていい。
それがこの神社からのメッセージだったのかもしれません。
下山とともに訪れた「現実」
そして下山の途中。じゅんさんの携帯に営業の電話がかかってきまして。
「これはかみさまからの電話では!?」と思ったわたくし、「聞いてみようよ」と言った瞬間、じゅんさんがプチン。
その後、空気は一気に冷却。旅は予定より1日早く終了となりました。
……まあ、こういうこともありますよね。
とはいえ、帰宅後もやるべきことがいくつもあって、結果的にタイミングはぴったりだったのです。
その後そこから想像もつかないいい展開にもなりまして。ひょっとしてこれも玉置神社パワー……。
呼ばれたって、こういうことかもしれない

「呼ばれる」って、ビビビ!と来るような霊的に特別なことだけじゃなくて、勝手に噛み合っていく流れの中にあるお導きのことなのかもしれません。
予定が変わる。道が逸れる。思いがけず出会う。全部がこっちだよという合図。
行く前に知っていたわけでも、計画したわけでもないのに、気づけば玉置神社に立っていた。
それが今回の旅でした。
「呼ばれた」って、たぶんこういうことなんだと思います。
まとめ

- 玉置神社は「呼ばれないと行けない」と言われる理由が、少しわかった。
- 行くつもりがなくても、流れが自然に整ってしまう。
- お守りも、祈願も、もう足りている自分を思い出すためのもの。
- 「持たない」ことが、時にいちばん強い守りになる。
わたくしにとっては、必要なものはすでにあると気づく旅でした。
玉置神社





所在地:〒647-1582 奈良県吉野郡十津川村玉置川1
営業時間:24時間営業
電話番号:0746-64-0500
HP:聖地・熊野三山の奥の宮 玉置神社