【ひげつぶ】天国にいたらそこが天国だと気づかなかった話

天国

ひげすけのつぶやき。略してひげつぶ。ひまつぶしにどうぞ。

天国とはなんなのか

ニッカ

先日長野の作業着屋さんをうろうろした時のこと。「銀座」という名前からして気になっちゃってしょうがないお店に入ったんです。こんな名前のお店、入らずにいられないでしょ。

もともとは薄田靴店という名前だったんだけど、華やかでパンチのある「銀座」に改名したとホームページに書いてあったので、品揃えも華やかでパンチがあるに違いないと期待もむくむく。

ところが。

ニッカと地下足袋を見ようと思い、店内をうろうろしてみたけれどもニッカがない。よくよく見たら少しだけ置かれてたけど本当に少し。ニッカだけじゃなく地下足袋もない。いや、ないわけじゃないけどギリギリしかない。なんで…。

でもそれは銀座に限った話じゃなかったの。銀座があまりにもニッカ薄だったので、長野のワークマンにも行ってみたけどニッカはギリギリしかなかった。あまりになかったので、ひょっとして長野には寅壱と丸五が薄いのかと思いきや、長野に限った話じゃなく富山にもない…。

山梨のワークマンには寅壱のニッカがずらりとあって、なんなら寅壱オンラインショップでは販売されてないニッカもあったりしていたんだけど、それが普通だと思ってた。

山梨がいかにニッカ天国だったか。山梨にいるだけだと山梨がとんでもないニッカ天国であることにはずっと気づけないまま。それが当たり前。他県に行ってみて初めて気付く山梨県の素晴らしさ。

これってニッカに限った話じゃなくて、なんでもそうよね。これが素晴らしいとかあそこは天国だとかって常に比較の世界。

あっちがあるからこっちがある

善悪、幸不幸みたいな世界って二元性の中に生きてて、比較とかジャッジとかって思ってた。

「あっち」と「こっち」で比較するから二元性の世界が生まれてるけど、実はその他にももっともっと「そっち」とか「あっち寄りのこっち」とか「こっち寄りのそっち」とかいろいろあって、二元性という「線」ではなく、多様性という「丸」になってる。

だから点で捉えてあっちとこっちで比較することの無意味さというか、それをやるから苦しみが生まれるんですねってこないだメケヤマさんと話してたところ。

…なんですけど!!!

それはそれ。あっちとかそっちとか二元性とか比較とかそんなお話はどうでもいいです。山梨のワークマンはニッカ天国。

でもたぶんそれいうと岡山のワークマンとか西日本にあるビックタイガ(寅壱直営店)なんてさぞかし楽しいことになってるんでしょうね。

はああ…ビックタイガにイキたい。超絶寅壱天国。

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多神和(たみわ・旧ほりたみわ)
「多神和」と書いて、たみわ。 一人であり、たくさんであり、かみさまたちの和を映す存在。 イラスト・漫画・張子・熊手・Reboot™・神ノ貌など、“祈り”と“観察”をもとに表現を続ける多層的クリエイター。 かみさまや犬、無機物とも会話しながら、目に見えないものを形にしている。 Reboot™では、自責の迷路から抜け出すナビゲーター。 「かわいさ×ヤバさ×祈り×爆発×余白」の世界観を軸に活動中。