人生初のスノーボード!とりあえず滑れた!!
スノボ4回行っただけで、身体がめちゃくちゃ引き締まって、今までのヨガとか筋トレなんだったのっていうレベル。身体引き締めたい人はとりあえずスノボやればいいと思います。やれ。
ここからの続きです。今回もスノボなんてやったことないし、やってみたいとも思わない人も読めるであろうお話。スノボ上級者の方はニヤニヤしながらお読みください。これが超初心者じゃーい!!というわけで、人生初滑りのお話です。中学生の時に行ったスキー以来なので28年ぶりです。レジェンドのはるじにほぼマンツーマンで教わるという、この上なく贅沢な時間を過ごしました。
さて。道具はひととおり揃っちゃったので、あとは滑るだけ!いつ行こうかしらなんていう暇もなく、道具が揃った翌日に行くことが決定!…してたんだけど、ランデブー(はるじのお店)でそんな話をしてたら常連さんたちも行きたい!ってことでみんなで翌々日に行くことが決定。富山はまだ雪がなかったので白馬の栂池高原スキー場になりました。ウホッ!男だらけのクリスマスイブスノボ!です。
始まる前に終わりかける
一緒に行ったうちのひとりが人生2度目、他ふたりは経験者。そんな中ブーツ履くだけで疲れ果てるわたくし。完全なる初心者。
いや、あのね、ブーツ履くの疲れるんですよ。ものすごくぎゅぎゅっと締めなくちゃだし、締めた時って足首の角度固定されちゃって前傾空気椅子状態なんだもん。それで歩くだなんて。履くのが疲れるだけじゃなく、履いた後も疲れるんですよ。なんなのスノーボードって。始まる前に終わる勢い。
でもそんなこといってたらはるじの動画が撮れるようになるまで気が遠いので、がんばります。
レギュラーで滑りますよ!
そしてみんなでゴンドラに乗って上まで行ったあと、最初に少しだけはるじがレクチャーしてくれて他3人は滑りに。
あ、そうそう。スノーボードはレギュラースタンスとグーフィースタンスっていうふたつのスタンスがあるんです。左右どっちの足を前にするかっていうお話なんですが、左足前がレギュラー、右足前はグーフィー。
で、道具揃ったらセッティングもしなくちゃなので、レギュラーかグーフィーかをはるじに見てもらいました。軸足的にレギュラーでしょ!ということで、左足前のレギュラースタンスで滑りました。
なんせスノボ自体初めてですし、スポーツもびっくりするほどやらない人生でしたので、まさに「右も左も分からない」状態。ある意味どっちでもやれるというか、どっちでもやれない気しかしません。
でもそこははるじに見てもらってるので安心です。言われるがままに身体を動かします。
あ、スタンスの見極め方としては利き目がどっちかとか、サッカーボールをどっちの足で蹴るかみたいな方法があるみたいですが、実際滑ってみるのが一番な気がします。わたくしこの時はレギュラーで滑りましたが、後からグーフィーであることが発覚しました。
はるじのすごいところ
はるじはほめて伸ばすタイプなのか、意外とほめられながらやっていくうちにどうにかこうにか横滑りができるように。はるじが手を繋いでくれてるし。
今ね、さらっと「手を繋いでくれてるし」なんて書きましたけどね、これたぶんすごいことです。はるじは後ろ(山側)向きでよろよろのわたくしの手を繋いで支えてくれてるんですよ。あっち行ったりよろけたりする人間の手を繋いで後ろ向きに滑ってるんです。
で、この時「横滑り」といわれる、板を横向きにしてずずずっと斜面を下る練習をしていたのですが、その時はるじが滑った雪あとがすごく美しいの。こんなよろよろを支えて後ろ向きで滑ってるのに、ずずずの線が均一。わたくしなんてがざがざなのに。
安定感がとんでもないんです。
はるじの立ち姿とか滑ってる姿見てて、他の人と比較にならない安定感があるのは素人目に見てもわかるというか、そこは絵描きゆえの見え方なのかわからないけど、安定感すんごい。
た…立てない…!!!
で、横滑りしてたらとんでもなく太もも疲れてくるので斜面でそのまま座って休んだりするわけですが、その後立てないんですよこれが。
どれほど筋肉ないのわたくし。いや、でもね、横滑りは疲れるらしいです。
で、立てない人ってたいていお腹がつっかえたりしてたりするらしいんですが、わたくしの場合つっかえるお腹もないのに立てない。筋力不足みたい。おそろしく立てない。
何度も何度も立ち上がる練習をするうちに、立ち上がる瞬間に力を入れて押せば(押すってどこよ?って話だけど)立ち上がりやすくなることがわかってだいぶ立ち上がれるように。あと傾斜が程よいと立ちやすいね。
そうこうしてたらつかまり立ちで歩けそうな赤ちゃんくらいまでにはなってきて、不安定の極みながらも斜めに滑る「木の葉」もできるようになってきました。
が、ずっと立ったまま滑るチカラがない。とにかく立てない。立ち続けられない。体力?筋力?なんなのスノーボード。ハードすぎ。
それをやさしく立ったまま見守るはるじ51歳。すごい。
サンタさんからのプレゼント
男だらけのクリスマスイブでしたが、みんなで集まったのは最初とお昼ご飯と帰りだけで、あとはひたすら雪と戯れておりました。
まあもともとクリスマスというイベントで何かするという人種ではないのですが、これまでの人生で一番真剣なクリスマスイブを過ごした気がします。しかもまさかのスノーボードで。
雪とわたくしとを繋ぐ板。その板への負荷のかけ方であっち行ったりこっち行ったり。雪山の傾斜を見ながらどこへ行きたいか、行きたい方向へ行くにはどうすればいいかを瞬時に判断しながら身体を動かす。これ、感覚的に判断できるようになるためにはわたくし一度頭に叩き込まないとするりと出てこないので、逐一はるじに質問してました。
でもそこはさすがはるじ。何を聞いてもズバババッと聞きたかった答えを返してくれます。そしてそれを実践して身体に覚えこませていく。
あとはこける時もいかに雪原に抵抗しないで転けるか…受け身というかこけ方も謎に上達した気がします。これからもどんどんこけていきたいと思います。
それにしてもこんなにも夢中になれるとは思いませんでした。スノボおもしろい。サンタさんはスノボの楽しさをプレゼントしてくれました。