師範(はるじ)のいない無我人流滑降術…まずは身体から!
どうも。スノボジャンキーほりたみわです。あれよあれよともうスノボ3年生ですよ。どこから年が繰り上がるのか謎ですが、シーズン終わった後からでしょうたぶん。
師匠であるはるじが肉体の衣を脱いでしまったので、これからどうすりゃいいの状態ですが、はるじがあちこちに残してくれたかけらを集めながらはるじの滑りを目指します。
そして次のシーズンからはるじがやろうとしていた無我人流滑降術についてはこちら。
難しい話はさておき、無我人流滑降術(むがじんりゅうかっこうじゅつ)は「自然に逆らわず、流れるように美しく滑る」ための…何?道場?です!
こちらの美しい滑りをご覧ください。
どうですか?この無駄な力の入ってない滑り。雪山と板と空気と…全てと一体化しているでしょう。これが無我人流滑降術師範、はるじ53歳の滑りです。この美しさについての詳しいお話はまたの機会に。
というわけで、あの息を飲む美しい滑りになるために必要なものについて考えてみました。
「身体」「知識」「技術」あたりでしょうか…ってさっきはるじに聞いたら、あと「心」もやねと言われました。そうですね「心」も大事。
でも、今回はその中でもベースになる「身体」についてお話してきいたいと思います。まずは本当に基本的な部分だけ。
はるじ師範の身体
あの美しい滑りはどんな身体から生み出されていると思いますか?
どーん!この身体です。
そう!美しい滑りは美しい身体から!
無駄な脂肪が少ないだけではなく、無駄な筋肉もつけない。山男はるじは滑りだけじゃなく身体にも無駄がありません。
スノボだけじゃなく、山岳ガイドもやっていたので、夏も冬も山男。どちらをやるにしても、脂肪も筋肉もありすぎると邪魔。なので無駄が省かれたはるじの身体は本当に美しいんです。
無駄な脂肪がないだけじゃなく、筋肉は必要最大限。
大事なのは必要な分だけ最大限。最小限じゃないのでそこはお間違えのないように。
はるじの滑りのための「ステイロー(重心を低く)」を維持するのは意外と大変。それが出来なくて諦める人も少なくないんですが、これが出来ないとあの滑りにはなれないので、そのために今のうちから身体を作りましょう!!
筋トレ
というわけで、はるじの身体を作るためには筋トレは欠かせません。筋肉が十分にある方は欠かしても大丈夫。
というのも、驚くことにはるじは筋トレを一切していなかったんです。それであの筋肉を維持してただなんて…。普段の身体の使い方で維持できるくらいの筋肉しかついてないという意味では本当につき過ぎてないんだろうなと思いますが、ステイローのためにも凡人はそのままじゃダメ。
特に筋肉のないわたくしなんかは筋トレから始めないと到底はるじの身体にはなれません。
というわけではるじおすすめの秘密兵器はこちら!(秘密でも兵器でもないですが)
じゃじゃーん!ドクターエア3Dスーパーブレードプロ!もはや呪文のようなネーミング。
はるじが癌であることがわかってから、次の冬に向けて身体作りをしなくちゃということで購入しました。
このブレードを使うと、身体の筋肉のどこをどう使っているかの感覚がすごくわかりやすくて左右のバランスをどう取っているのかがわかるので、自分の身体の癖みたいなものも発見しやすくておすすめ!
それよりなにより、この乗ってる時の立ち方というか身体の使い方がとんでもなくスノボに活きるということで、滑れない今の季節はとりあえずブレードに乗っとけ!という感じ。
ストレッチ
筋肉は鍛えりゃいいってもんでもないので、もちろんストレッチもお忘れなく。
重心を低くすると股関節の可動域も広げないといけないとはるじの一番弟子であるツネが教えてくれたので、股関節の可動域を広くするための方法を探していたらYouTubeに転がってました。便利な時代になったものです。みなさまもぜひこの運動で冬までに股関節の可動域を広げておいてください。
とりあえずこれを思い出したときにやりつつ、あとはババジのクリヤー・ハタ・ヨーガ。これはスノボに限らず、人生においてとても有効ですので全人類におすすめします。
食生活
はるじがゴリラ化してた時からほぼ一緒の食生活をしていたので、気づいたらすんなりゴリラ化してました。
わたくしもともと食べれないものも多く、はるじと一緒に暮らすようになってから食べれるものが増えましたが、食に対する欲求みたいなものは基本的に薄いのでゴリラ化もスムーズでした。はるじのゴリラ化は癌だったことと、身体がそれまでの食生活を受け付けなくなったことが理由でしたが。まさかのスノボにも活きてます。
さて。ゴリラゴリラ言ってますが、どういうことかわからない方のためにご説明を。
ゴリラのあの身体は肉によって作られていないんです。主に果実と葉からあの身体は作られています。
ということはですよ。別に肉を食べなくてもあの身体は作ることができるわけですよ。牛豚食べると蕁麻疹出ちゃうバディのわたくし、鶏肉も最近あんまりでして…。食べれないわけじゃないけど、身体が欲してない。
でもゴリラ先輩も肉食べないであの身体作れてるんだからほりたもやれるはず!筋肉もつけられるよ!!ということでゴリラ継続していたらいい感じに筋肉は比較的そのままに脂肪だけ落ちました。ゴリラ万歳。
ゴリラゴリラといいつつもプロテインは摂取してます。だってゴリラ先輩は虫食べたりしてるらしいしけどさすがにわたくし虫は無理。
そんなゴリラ…じゃなかったほりたの最近の一日の食事はこんな感じ。
- 朝起きておひさまを食べ、ヨガしたりブレードに乗ったりしてからミロテイン(ティゴラのプロテインプレーンと牛乳とミロをしゃかしゃかしたもの)と果物。
- 昼はリンゴジュースに青汁とモリンガ入れてしゃかしゃかしたもの。
あとは気まぐれで野菜や果物。最近は枝豆とネーブルがブーム。 - 夕方は…その時々だけど豆腐、納豆あたりか大根おろしか何かしら野菜。
間食は生のナッツ。ローストしてない。サプリは身体が欲した時にビタミンとかミネラルとか摂ってます。
ほっとくと毎日これ。誰か来てどこか行ったりしたら普通の人が食べるようなものも時々食べるようにしています。
連日になると体調崩しますが。特に小麦と脂、カリウムには要注意。
もともとの体質や職業等も人それぞれなので、この食事万人におすすめはしないですが、食べれるからといって食べているものが必ずしも身体にいいものではないということを意識しておくと体調の変化に気がつきやすいかと思います。特に小麦と砂糖はとりすぎないほうがいいです。
体組成計で毎日チェックしてるのですが、小麦を連日食べた後の数値は泣きたくなるくらいひどいです。ひどくなるのはあっという間で、良かった数値に戻すのが大変。米もわたくしには必要ありませんでした。なので大好きなお餅もあんまり食べてない…というか、身体が動きやすいことに注目しながら食べ物を選んでいたら食べたいと思わなくなりました。
まあ、そんなゴリラのおかげで実にスノボ向きというかはるじの身体に近づいております。
といいますか。プロテイン調べてたらいろいろ気になるもの出てきちゃったじゃないの…。
ティゴラのプロテインまとめ買いしちゃったのに。ぐぬぬぬ。
まとめ 身体づくりはシーズン前から!
はるじの美しい滑りは一朝一夕でできるものではありません。なので身体だけでも今のうちから作っていかないと!!特に筋肉のないわたくしは今からでも間に合うかどうか。
どこまで近づけるかはわかりませんが、身体の調子がいいと心も元気でいられるので食生活と運動は本当に大事。スノボ関係なく身体作るといいですよみなさま。
といいますか、はるじのことはいつまでも一番近くで見ていられると思っていたのに、こうもあっさりと見れなくなる日がくるとは思いませんでした。
でもこの2年でもはるじの滑りは進化していて、それを一番近くで見ていたのはわたくしなので、全力であの滑りに追いつきたいと思います。
そのためにも日々はるじの研究をして、いろんな方面からはるじに近づいていきます。待ってろ冬!!!
というわけで、筋トレとゴリラ食でお腹もだいぶ引き締まりました!じゃーん!でもまだはるじには遠い。
たぶん太ももも引き締まってるはずなんだけど、見てわかるほどの変化はないのでまだ晒さない!