初心者でもできる!やさしい張子の作り方(0) 型作りから完成までのおおまかな流れ

N山ひげすけ式張子の作り方

張子写真

張子!と言いましても日本全国、いえ、国外でも作られておりまして、その作り方は基本的には同じですが、細かな部分ではさまざまです。

それぞれの土地でそれぞれの作り方になっているので、いろんな方法があるのですが、ここでは比較的現代風にアレンジされた作り方をお伝えしていきます。

あ。みなさまはじめまして。わたくし、熊手芸術家のN山ひげすけと申します。張子初心者だったわたくしが独学ではありますが、今では販売できるまでの張子を作れるようになりました。

というわけで、ここを読めば初心者さんでも作れるよう、張子の作り方についてお話させて頂きます。よろしくお願いいたします。

今回は型作りから完成までのおおまかな流れです。それぞれの工程の細かなお話はまたあらためて。

1.型作り

粘土で型をつくります
まずは張子の元となる型を粘土で作ります。型を作る時に気をつけるポイントとしては「形をがんばりすぎない」ということです。というのも、紙を張ったり、型から抜いたりの難易度が高くなってしまうからです。細かくするのは慣れてきてからがおすすめです。

今回の写真では「インコちゃん」という鳥型のものを作っています。奥は人型だったり、鯛のベースだったりしています。使用した粘土は「ヤコのオーブン陶土」というもので、オーブンで焼成できる粘土です。

by カエレバ

 

2.型に紙をはる

型に張子紙を貼っていきます
1の型とは別の型ですがそこはお気になさらず。型に張子紙をはっていきます。張子紙というのはその名の通り、張子用の紙なのですが、入手は若干困難です。ない場合は書道教室で使用済みの半紙をもらってくるのもありかと思います。

新聞紙で作ることも可能ですが、その際はきちんと糊付けをしながらはっていきましょう。

張子紙、オンラインショップで販売できるように準備中です!もう少しだけお待ちください!

張子紙を貼って乾かします
張子紙で全体をぐるりできたら、半紙を何度かはっていきます。ある程度はれたら乾かします。

3.型を出す

切り込みを入れて型を抜きます
(こちらインコちゃんの型です)紙がしっかり乾いたら、中に入っている型を外していきます。ナイフで切り込みを入れて、ぱかっ!と半分に割って、中の型を抜きます。

抜き終わったら、元のかたちになるよう、切った部分を半紙でふさいで乾かします。

4.胡粉がけ

胡粉がけ
ここがN山最大のポイントではないかと思います。通常は胡粉と膠(にかわ)をとかしたのもを塗り固めていくのですが、これはいろんな意味で高難易度なので、ここでは胡粉ではなく、「胡粉ジェッソ」を使って固めていきます。

by カエレバ

 

そして乾いたらやすり、また胡粉がけをし、乾いたらやすり…を数回くりかえします。

5.着色

張子に着色していきます
張子の素地が完成したらあとはアクリル絵の具で着色をしていきます。胡粉ジェッソがもともと下地用のものなので、そのまま着色していくことができます。

絵の具のメーカーに関してはそれぞれ特徴があるのでお好みでいいかと思います。

まとめ

熊手も張子も独学で作ってきてしまったので、何が正しくて何が間違っているのかもいまだにわかりませんが、あれこれ調べて試行錯誤の後できたかたちなので、これはこれで作りやすい方法かと思います。N山の作り方でよければどうぞ参考になさってください。

◉張子教室開催いたします。ご連絡ください。(出張も可)

より詳しい作り方はこちらから

◉やさしい張子の作り方(1) 型作り

◉やさしい張子の作り方(2) 型に紙をはる

◉やさしい張子の作り方(3) 型を出す

◉やさしい張子の作り方(4) 胡粉がけ

※(5)の着色に関しては特に書いていません。

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