すごすぎて…読めば「紙では出版できなかった」理由がわかります
高城剛さん。お名前は存じておりましたが、詳細はさっぱりでした。なぜ、この本を読もうと思ったのかすら謎なのですが、気がついたらkindleに入ってました。いや、ダウンロードしたのは覚えてます。理由は思い出せず。
ただ、読んだらもうすごすぎて…。
キンドル大ヒットシリーズ「黒本」に続き、大手出版社から「タイトルも中身も差別的である」という理由から出版を断られた一冊が、ついに電子だけで登場。
大手出版社は「もし、本書を出したいなら、診断書を提出しろ」と高城に迫った。果たして、どちらが差別的なのだろうか。いったい、なぜ、高城剛は旅を続けるのか。自由は、どこにあるのか。地球を100周した著者がはじめて語る、非線形の21世紀型旅行スタイル。
多動のSNPs(遺伝子)を持ち、日々苦悩する著者の初の旅行日記は、「真実の世界」を描いているのか?それとも「頭のなかだけの出来事」なのか?
現実と非現実が交差する「ポスト真実」時代の旅行記。
紙では出版できなかった、電子ならではの一冊です。(紹介文より)
ということらしいですが、ほんと差別とはなんなのかというお話になりますよね。でもそれは今回はさておき。
この本、読めば紙では出版できなかった意味が分かります。そういう時代なんですよね今。
健康への心がけがすごすぎ。
本を読めばわかりますが、高城さんの健康への心がけがすごすぎ。
徹底した玄米食やたっぷりの睡眠、そして適度な運動。さらに太陽にあたりながら、外をウロウロしている時間も極めて長い。
ここなんて最初の部分ちらっと引用しただけで、そこから先の文なんて…。まさかの内容がそこにはありました。
「日々、健康のためなら死んでもいいと思うほど、健康に気を使っている」っていうほど気を使っているだなんて。最近わたくし若干ぬるくなってたので、今一度気を引き締めて、死んでもいいと思うほど、健康に気を使っていきたいと思いました。
そもそも高城剛って?
なんで買ったのかわからないほどに、高城さんのこと知らなかったので、調べてみました。必殺ぺたり。
高城 剛(たかしろ つよし、1964年8月18日 – )は、東京都葛飾区柴又出身のライター、元映像作家、元広告プロデューサー。株式会社高城剛事務所(個人事務所)代表取締役。元妻は女優、歌手の沢尻エリカ。(Wikipediaより)
沢尻さんの元旦那さん!そしてライターなんですね。ハイパーメディアクリエイターっていうのはなんだか聞き覚えあるけど…っていうほど。記憶の片隅にぎりぎりいらっしゃいました。
サバイバル能力がすごすぎ。
引用してたら引用で埋まっちゃいそうなほどなので、引用は控えますが、現代におけるサバイバル能力の高さがすごすぎます。高城さんだから出来たんじゃないの…と思いつつも、情報としてシェアして頂けるのはありがたいことです。
幸せに対しての考えがすごすぎ。
いや、これはすぎてないと思うけど。ここが軸にあるんだなっていうのは本を読んでてあちこちから感じました。
収入の多寡や物質的なものでは 、人々は幸せを感じないのは 、科学的に証明されている 。一瞬 、消費によって幸せを感じたように思っても 、セロトニン量を計測すれば 、ただの興奮に過ぎず 、それだったら 、ある日 、キャンプに出かけた森の中で 、クマさんにバッタリ出会ったほうが 、よっぽど興奮するだろう 。その時に分泌されるのがド ーパミンとノルアドレナリンだ 。よく 、スピリチュアルや自己啓発のメソッドでドキドキワクワクに従うようなことを本気で話しているのを目撃するが 、それはド ーパミンとノルアドレナリンによって 、ごまかしているに過ぎず 、いわゆる幸せとは離れていくことを意味している 。
でもほんとこれ。月2回開催しております、ほりたみわのお話会「しらたま会」でお話しているのは表現の仕方は違えどまさにここ。
幸せとドキドキワクワクは似て非なるもの。本当は似てもいないんだけど。
といいますか、高城さんってドキドキのほうにいる方だと思っていたら、そっちは存分に体験して終わりにしたみたい。読んでて、うわあこれはできないわ…と思うようなハードな日々を過ごしておりました。
高城さん、DJをされていたんですね。(今もなのかしら?)
まとめ
食事や社会、全体的な考え方について書かれた本で、「万物の昼」に対して切り込んでいく本でした。だから紙ではなかなか出せないですよねこれ。しかも大手出版社では。
※万物の昼が気になる人はバガヴァッド・ギーターの2章69節を読んで読んで。
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