人生初の涅槃会に行ってみた@国泰寺

どうもどうも、わたしです。最近は主に富山県高岡市の地域おこし協力隊という活動をやらせてもろてます。

先日は涅槃団子作りを体験させていただいたのですが、なんと人生初の涅槃会にも行ってきたんです!!

あ、「ねはんかい」じゃないですよ。ねはん「え」ですからね。念の為!

東京に住んでいた頃は近くにお寺さんとかも無いし、家族や親族が関わっていないとこういう年中行事には縁遠いんですよね。

で、涅槃会なんて全然知らなかったのですが、お団子を作らせていただいたのでね。

もう関係者ですよ、こちとら。仏様にお団子作ったんですから!強気です(?)

ということで、胸張って行ってきました!涅槃会レポートです!

雪の国泰寺

この日(2025年2月15日)は暑いくらいの晴れ間に恵まれ、参拝日和。入り口の雪はだいぶ溶けて歩きやすくなっていました。

↓はお団子作りの日の写真です。かなり雪が残っていた国泰寺さんの境内。

涅槃会の日には上の駐車場は満車になるほどの人出に。このためにしっかり除雪されたのだそう。

お庭にはまだ雪が残っています。

時間ギリギリに到着しましたが、有難いことに地域おこしの先輩である佐藤順さんが、お席を取っておいてくださり無事に着席。

お寺の方々などご挨拶させていただき、なんだか得意気な気持ち。なんたって私は仏様に捧げるお団子を作ったのだという自負がありますからね。えっへん!

尺八の音から始まる

時間になり、いよいよスタート!何が起こるのか、そわそわします。

尺八って普段あまり聞くことがないけど、心が落ち着きますね。

入り口で配っていた紙をもらい忘れましたが、カメラ持っていて良かった。前の人のやつをこうやって盗み見るのです……。

こんな神聖な儀式を撮影させてもらえるなんて……国泰寺さんはなんて心が広いんだ!!感謝と感激を噛み締めつつ、写真に納めさせていただきました。

読経に身を委ねる

読経を聞くと落ち着きます。実は3年ほど前に葬儀の仕事に数ヶ月だけですが携わっていました。

その頃から思っていたのですが、私はおそらく仏教が好きなんです。別に子供の頃から慣れ親しんでいたとかでもないから不思議ですが、日本人のDNAにでも刻まれているのでしょうか。

お寺に行ったり、読経を聞いたり、心が落ち着いて、日常生活の悩みや頭の中に渦巻く雑念が、意識せずとも鎮まっていくのを感じました。

人間に必要なのはこういう時間なのでしょうね。だからこういった文化は無くならないし、無くさないようにこうして続けてくれている人たちがいることの有り難みをひしと感じました。

3分間の座禅体験

さて、かくして儀式も終わり、この日は尼僧の音(おん)さんによる3分間の座禅体験がありました!

椅子に座ったままでもいいとのことなので、まずは姿勢を整えます。背もたれにもたれかからないように座ります。

こうして上半身を前傾させて、身体を持ち上げて……。

手はこんな風に左の親指を掴んで、組みます。

そんでもって3分間、何も考えないで呼吸に集中します。うーん、意外と集中して無心になれたような気がします。

音さんによると、これは別に無になることは出来なくていいのだそう。むしろ出来ないぞということは分かればいいと。あらゆる思いが生じ続けているという真実が座禅という行為によって分かるとのこと。

確かに、何分間座らされるのかな……とか色々な思いが生じ続けるのが普通ですよね。瞑想とかやっていても色々な考え事は頭を過っては消えていきますし。

お団子をどっさりもらっておわり

座禅体験や仏教のお話を聞いて涅槃会はおわりました。帰る前に、いよいよ涅槃団子が配られます!

桶いっぱいのお団子をこれでもかと袋に注ぎ込まれます。

いやあ、カラフルだこと。かわいい!そしてお守りも購入しました。

この中にもお団子が入ってます。

来年も団子づくりから参加したい

いかがでしたか?これが国泰寺さんの涅槃会です。

ちなみに、どなたも参加可能なのでこの時期に旅行へいらっしゃる方は是非とも体験してみてください!!

来年もお団子丸めるぞ〜!!国泰寺さん、伏木の皆さん、ありがとうございました!!

日本の美術 涅槃図(No. 268)

日本の美術 涅槃図(No. 268)

中野 玄三
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