小矢部の名店「源平」で、飲むプリン体験してきた

「ずっと気になってたんだよね、源平。」
そんな風に言ってたお店に、とうとう行ってきました。小矢部駅のすぐ近くにある、謎に強い存在感を放つあのお店。
フルーツパーラー 源平。
図書館に行った帰りとか、「掃除に学ぶ会」でトイレを磨いた日とか。通りすがるたびに、なんかこう、放っておけないオーラがあったのです。
石動駅は新しくなったのに、ここはずっと変わらない、「源平」の看板。ここだけ昭和時間で止まってる感じ。
それもそのはず。源平はなんと昭和45年からやってるらしい。じゅんさんと同い年!!
ミルクセーキは「飲むプリン」だった

まず言いたい。源平に行ったら、ミルクセーキは絶対に飲んで。
わたくし、人生で初めて「ミルクセーキってこういうものだったのか……!」と、目からごそっとプリンが落ちました(プリンが)。
使われているのは、小矢部の地元たまご。
これがもう、飲んだ瞬間に笑うほどおいしい。
甘さがちょうどよくて、くどくない。口当たりはとろりんとしてるのに、後味はすっきり。
「これは……飲むプリン……いや、プリン以上……!」と感動してるうちに、あっという間にグラスが空になっていました。こわい。おいしすぎ。
フルーツ系、どれにする問題

源平は「フルーツパーラー」を名乗るだけあって、フルーツ系メニューがかなり充実してます。
- フルーツパフェ
- フルーツポンチ
- フルーツサンデー
このラインナップを前に、しばし無言で熟考。
「ポンチはシュワっとしてそうなのはわかる……だが、サンデーとパフェの違いは?」
同行したじゅんさんと、脳内がぐるぐるフルーツに支配されていく。
迷った末、ママさんに質問。
すると「一番人気はパフェ」とのこと。でも、サンデーはパフェの倍くらいフルーツ入ってて+100円との情報も。むむむ……お得なのはサンデー。でも人気なのはパフェ……。
ということで、「迷ったら神頼み」「あみだくじ」ならぬ、クリシュナじゃんけん(注:多神和独自ルール)で決定。今回はパフェ!
アイスの威力がすごいパフェでした

出てきたフルーツパフェ、まずアイスの量にびっくり。「アイス好きにこれ出されたら泣く」ってくらい入ってる。天才。アイスごんごん。
写真だとわからないですがりんごはちゃんとうさぎさんにカットされてて、バナナ、みかん、桃、パイン、さくらんぼと、正統派のフルーツ勢揃い。
しかも、どれもキンキンすぎず、いい温度感。アイスにそっとまざったメロン味のシロップも多すぎず、全体のバランスがとても良い。
ちょっと懐かしい、でもちゃんとおいしい。
「今度はサンデーも食べたいし、ポンチも気になる……何ならナポリタンも……」と、すでに次回の予定を組みたくなるほどの満足度でした。
まとめ 源平、行ってよかった

地元の名店とか、昔ながらの喫茶店って、ちょっと入りづらい空気があったりするけど、源平は、あったかくておいしくて、そして何よりミルクセーキが革命的でした。
今度はデザート系だけじゃなくガッツリ系も攻めたい。そう思えるお店に出会えました。ありがとう源平。

【追記】やっぱりまた行っちゃった。今度はカレーとナポリタン。

源平のことが忘れられなくて、翌日また行ってきました。今回はしょっぱい系メニューも攻めるぞということで、カレーとナポリタンを注文!
源平カレー、福神漬が最高すぎる

まずはカレー。これがね……福神漬がしっかり添えられててうれしいのなんのって!
あの赤いやつ、あるとないとじゃ満足度がぜんぜん違う。
そしてカレーそのものが、子どもの頃に給食とか家で食べてた“あの味”なのです。
ちょっと懐かしくて、ほっとする味。辛すぎないから誰でも安心して食べられると思う。
ナポリタンは粉チーズかけ放題が似合う

そしてナポリタン。具はハム! このハムってところが最高なのよ。
ウインナーとかベーコンじゃないの。ちゃんとハム!
もちろん、粉チーズごんごんにかけました。
それでも味が負けない。ケチャップの濃さと甘みのバランスがちょうどよくて、最後までおいしいナポリタン。
ミックスジュースとバナナジュースは飲むスピード注意

食後のドリンクは、ミックスジュースとバナナジュースを選びました。
(2人で行くと、こういうときシェアできるから楽しいよね)
まず、バナナジュース。濃厚すぎないのに、ちゃんとバナナ感がある。
さらっとしてるから、一気吸いしてしまいそうになる危険なおいしさ。
ミックスジュースの方は、もう少しさっぱりしててフルーティー。
どっちもレトロな喫茶店ジュースの理想形みたいな味で、ずっと飲んでいたくなる系。
フルーツパーラー源平


所在地:〒932-0053 富山県小矢部市石動町10−39
定休日:日曜日
営業時間: 7:00〜18:00
電話番号:0766-67-3223