ひげすけのつぶやき。略してひげつぶ。ひまつぶしにどうぞ。
旅から人生の話に…人生は「欲望」だ
もう少ししたら、もろもろ取材を兼ねて関西をうろうろしてきます。そう、旅です。
わたくし人からは普段からうろうろしていると思われがちなのですが、行動範囲が意外と限られておりまして、北海道も行ったことがなければ東北も北陸も九州も行ったことがないんです。海外なんてソウルに住んでたくらいで、海外旅行はどこにも行ったことがないんです。
異国の地へ旅立ちたいなとは思わないわけではないんです。といいますか、昨年お友達とインドに行く予定だったのですが流れてしまいまして。
でもインド行きたいなと思いつつも、別にインドに行ったからってクリシュナさんに会えるわけじゃないしなあ…なんて思ってるのでインド旅行に対してまだまだ情熱不足なのかもしれません。
とはいえ、今回の旅は情熱がすごくあったのかと言われるとそうでもないというか。
それなのに今回の旅ではずっと観たかったお相撲が生で観れたり、行きたかったお寺あちこちに行けることになったり、関西のインドカレー食べ比べも出来ちゃったりするんです。情熱というかむしろ欲望しか渦巻いていない旅になりそうな勢い。
あぁ、でも実際人生ってこういうものなのかもしれない。
欲望ですよね。人生って。
情熱よりも欲望で動いちゃう
言葉の感覚でしょうけど、「情熱」と「欲望」でいうと「欲望」のほうがパワフルというか、突き動かす力が強い気がします。情熱って燃やし続けないと消えちゃいそうだけど、欲望ってほっといてもずっとたぎってるみたいなそんな感じ。欲望のほうが持って生まれた性質というか無意識の域っぽい。奥底でぶくぶくしてる。
欲望っていうと多くの人はあんまりいいイメージないのかもしれないけど、欲望自体は良いも悪いもなくて、どこに向いているかが大切なんだと思うの。
そしてインドに話戻すと、インドに対しての情熱も欲望もないのかって話になりますが、インドという国自体にはないのかもしれないなと思いました。むしろ情熱くらいはあったのかもしれないけど。
インド哲学というか思想的な部分に対しての欲望は渦巻いている気がします。なのでそれ関係の本は神のお導きかと思う勢いで手に入りましたし。
インドに行くお金があったら古本買いたいなって思っちゃうわけです。というか買っちゃってるんですが。だからお友達の都合で行けなくなったのですが、欲望も影響していたんじゃないかと思いました。
意識無意識の違いはあるけど、自分の人生を決めてるのは自分の欲望。
そして大切なのは「どの欲望を暴れさせるか」…よね。はい、きちんと欲望を見極めてしっかり手綱を握ります。