てんぐアートのやり方第2回「シールセット」

てんぐアートのやり方

こんにちは初めまして。てんぐアートのハタセと言います。
岡山県出身、都内在住、グラフィックデザインをやったり、イラスト描いています。

思うところありまして、2010年から天狗をモチーフにした作品やグッズを作っています。

2回目の記事なので、序文はこれぐらいで割愛します。何か気になった方は1回目をご覧ください。

「シールセット」

ここ数年に間に何枚かシールを作りました。そもそもは天狗グッズ製作の一環で、気に入ったイラストが描けた時シールにしていました。形状は様々で、大体において、イラストの形状で切り抜くパターンが多かったです。

シールといえばビックリマン。世代の違いはあれど男子の大半は通った世界ではないでしょうか。
無論私もビックリマンチョコを楽しんだ世代。繰り返しリメイクされたり、新種が出たり、いまだに人気のあるコンテンツ。そのフォーマットは50mm程度で正方形。

このフォーマットを基準にオリジナルシールを作ってる人たちがいることを知りました。
コレクターも沢山いるようで、俄然興味が湧いてきました。そこで自作のシールを作ってみようと思ったのが最初です。紆余曲折ありつつも、48mmで正方形の形状でやることにしました。ネットで印刷してくれるところを探しましたが結構高い価格のところも多く、なかなかハードルも高い。高いにはもちろん理由があります。

少数印刷で緻密な印刷、カッティングが必要だったり、裏面の印刷もあれば単価はもちろん上がります。よく使われるキラキラシートを使えば、その印刷の上にまず白色で背景が透過しないように一手間かける必要があったり。

販売価格は重要なポイントでした。もっとも理想的なのは1枚100円。それぐらい気軽に買えると最高だなと。となるとコストを下げるよう考えねばなりません。自分がやったのは、裏面の印刷をしない、特殊な用紙を使わない、でした。

また、数種類のデザインをまとめて印刷し、自らカットすることでコストダウンになりました。
たまたまイベントに参加することになり、5枚1セットのシールで販売しようと考えました。
シートにするために、1デザイン足して6種類のデザインを作りました。

6種類のデザインを並べて、カットするガイドであるトンボをつけました。シール印刷の場合、その面積、枚数、加工の有無、納期なので値段が変わります。トンボをつけつつも、できるだけ小さめの面積に収まるよう調整しました。

てんぐアート
6種類のデザインがまとまったシールシート
トンボに合わせてカット
トンボに合わせてカット
小分けの袋
長すぎるのでカット

数日後、出来上がったシ−ルシートをトンボに合わせてカット。それぞれを小袋に入れます。

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