【民スタの旅】「石川県米食いねずみ」米食いねずみはおまけじゃないよ!

民スタの旅は突然に…石川県で米食いねずみを買ってこい!

みなさまご存知、民芸スタジアム。略して民スタ。え?ご存じない?そんな方はこちらを読んでから戻ってきてください。うそ。あとからでもいいので読んで。

ひとことで言うなら「47都道府県の民芸品でたたかうカードバトル」です。いやもうこれ聞いただけで血沸き肉踊りますよね。わかります。こんないいカードゲームないですよほんと。

はじまりはいつも突然

ある日Kさんからのミッションが民スタ大好きなわたくしの元に…。

「民スタでカードを一枚引いて、その民芸品を買ってこい!」

なにそれこわすぎるんですけど。いや、まあ、沖縄とか北海道とか出たらちょっとワクワクしちゃいそうですけど。

どきどきしながら引いてみたら…というか飛び出したのは石川県のカードでした。

米食いねずみ

はい、こちら。石川県の米食いねずみ。

能力は「場に出る時、自分の捨て札をシャッフルし、裏向きのまま1枚選び、同時に場に出してもよい。」というちょっと嬉しいけど、どことなく漂う「米食いねずみのおまけ感」的な能力。でもカードバトルじゃないですからね今回。普通にリアルに買いに行くミッションです。

何が何だかよくわからないまま、民スタの旅、スタートです。

というわけで石川県へ

まあ、引いた時点で話には乗ったことになるので断ることはできません。行くしかないでしょう石川県。行ってやろうじゃないの。

とはいえ、石川県のことさっぱりわからず。とりあえず米食いねずみを制作している「中島めんや」さんを調べたら金沢駅の近くにあるということで、ひとまず金沢に行けばいいということはわかりました。

宿も当然さっぱりわからないのでBooking.comで探しました。話それちゃうけど、このBookingとっても便利でした。「行き当たりばっ旅」好きとしてはその日に空いてるお宿が簡単に見つけられるし、しかも安いのが嬉しい。浮いたお金でご当地お菓子が余分に買えますからね。

というわけでお安くいい宿を見つけることも出来たので、あとは金沢に行くだけ。

幸い、金沢へは甲府~名古屋、名古屋~金沢という、高速バスのルートがあったので、それで行くことにしました。名古屋までの道と名古屋の駅付近でご当地ベア見れるしちょうどいいよね。誰もお迎えしないまま金沢着いちゃったけど。

ご当地ベアのお話はこちらからどうぞ。なかなか微妙なベアたちでした。

石川県は自然がすごすぎた

波の音とかえるの鳴き声が一緒に聞こえてくる不思議。でもずっと聞いていたい心地よさ。

石川県のこと全然知らないまま来ちゃったんですが、むしろそれが良かったのかもと思えるほどにあらゆることに大感動。

うっすら噂に聞いていた金沢駅のシンボルのすごさや、回転寿司(お米無理なのでお刺身にしましたが)の美味しさも実際体験して驚いたけど、それよりも何よりも自然の美しさに心奪われっぱなしでした。

能登半島の珠洲岬の素晴らしさには米食いねずみのことなんて忘れちゃうほどに。

いえいえ、米食いねずみのおかげで能登半島にも来ることができたので忘れちゃだめ。大感謝。そしてそんな素晴らしい能登半島に連れて行ってくれたともはるじに大大感謝。珠洲岬の記事まだ読んでない方はぜひ読んで。

他、 尾山神社や金釼宮なんかにも行ってきて、北陸鉄道石川総線のとんでもないバウンドを楽しんだり、あちこちの壁を撮ったりもしましたが、それはまたの機会に書くかも書かないかも。

とにかく石川県楽しすぎ。2泊3日では全然足りませんでした。石川県は自然がとんでもなく美しいです。特に海。海と白米千枚田は今世で見ておいたほうがいいかと思います。ぜひ生で。

中島めんやさん

お写真だけで悶絶できる中島めんやさん。

思い出をちぎるように書いてるから順番もまとまりもあったもんじゃないけど、本来のミッションは米食いねずみですよ。というわけで、買うべき米食いねずみを最終日に買うというね。いいんです。荷物になるから。

で、この米食いねずみを販売している中島めんやさんでは、なんとなんと!尾張町本店で、八幡起上りの絵付け体験ができるんです~!こんなのやるに決まってるでしょ!ふんふん!(鼻息)

と、鼻息荒く中島めんやさんに突撃したのですが、20分後に修学旅行生たちの絵付け体験の予約が入っているとか。ぐぬぬぬ。

とはいえ、30分もあれば描きあがるらしいので、まあ15分くらいで描いちゃうこともできなくはないはず…なんて思っていたら予約していた修学旅行生たちがわわわ~っとやってきて、ちょっと早いけどやっちゃおうぜ!みたいな空気に。

潔く諦めましたよ。絵付けなんて自分のアトリエでやれって話です。えぇ。

絵付け体験したい方は予約をおすすめします。

というわけで絵付けは出来ぬまま、お買い物だけしてまいりました。こちらです!じゃーん!包装紙がすてき。ここから先はもったいぶらずに一気にいきますよ!

はい!どーーーーん!加賀人形と米食いねずみ!!!加賀人形最高!!!表情とフォルムがたまらない。

わたくし中島めんやさんのホームページ見て加賀人形にハートわしづかみにされました。どの加賀人形もかわいかったのですが、金沢駅にいる郵太郎的なこのボーイをお迎えしました。

米食いねずみのこのおまけ感。いや、でもこの米食いねずみ、竹部分をくいくい押すとねずみが米を食べるという最高のギミック付きなんですよ。動画でお伝えしようと思ったけどめんどくさかったのでやめました。イマ~ジン米食いねず~み♪(ジョンレノン的な)

「米食いねずみ」の由来
「米食いねずみ」は、加賀百万石の十三代前田斎泰卿の天保初め(1830)頃、当時社会経済の不況から、足軽小者の手内職として、その頃流行したからくり人形の影響をお受けて作られたものであります。
これを賞玩することにより 専らお金が殖えるという俗信が伝えられております。

これを賞玩することにより、専らお金が殖える!!!全力で賞玩したいと思います。

無理矢理まとめ

石川県の米食いねずみ。能力は「場に出る時、自分の捨て札をシャッフルし、裏向きのまま1枚選び、同時に場に出してもよい。」はい、これでついでに覚えましたね。

「石川県に米食いねずみを買いに行くついでにあちこち楽しんでもよい」的な感じで覚えれば楽勝!

この米食いねずみのおまけ感。これは、オイシイ!!

今回の旅で民スタチャンピオンに一歩近づきましたね。打倒妖怪DJ高梵(第2回チャンピオンシップ優勝)。

◉カードゲーム「民芸スタジアム」公式ホームページ

◉加賀人形と金沢の郷土玩具:中島めんやオンラインショップ

◉石川県ホームページ

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ABOUT US
ほりたみわ
クリエイター(イラスト、漫画、熊手、ヒーリング、瓦職人) チーママをやっていたスナックランデブーは魂のかたわれ、はるじが肉体の衣を脱いだことにより閉店しました。ときどき企画&プロデュサー。どこにも偏り切れないカラフルな人。