スノボで人生変わりました→変わってない
43歳スポーツ歴ほぼゼロの女がスノボにハマるとひどい。あれよあれよと11回まで滑りました。スノーボード始めてよかったなと思うことをまとめるとこんな感じです。
- ヨガでも変わらなかった部分があっという間に引き締まった(しかも全身)
- スノボのためにヨガをまじめにやるようになった
- ヨガのポーズの精度が上がった
- これまで以上に食事に対しての意識が変わった
- 身体の動かし方というか感度が増した(筋肉をこれまでより感じられるようになった)
- 創作意欲(動画編集)がわいた
…簡単に言うと「人生変わった!」ってやつです。まさかのスノボで。わたくし的には人生においてどうでもいいものランキングの上位、なんなら一位に輝いていたスノボ。まあ、そんなランキングのスノボやれば人生変わりますよね。真逆のところにいるんですもん。そっちの世界にも踏み込めば簡単に変わりますよね。
いや、それがね。単純に変わるというだけじゃなく、これまで自分が進んでいた側の世界もひろがっていくところがすごい。関係なさそうでむちゃくちゃ繋がってた。世界はひとつ。そういう意味では人生変わってないです。変わったと思ったけど変わってなかった。
スノボ、「楽しい」っていう言葉じゃ片付けられないです。
身体の動かし方、意識の持っていき方、やりたいことをやるためにどうすればいいのかをこれまでの知識総動員して考え出して、それを実際やってみる。出来なかったらまた考えてやる。そうしてどんどん出来ることが増えていく。
自分自身のいろんな物事に対しての向き合い方が変わったからこそのハマりっぷりなんだろうけど、師となる人が素晴らしいからこそここまで本気になれるんだろうなと思いました。
良い師に出会えた奇跡
はるじのすごさは聞いたことに対して答えてくれるだけじゃなくて、きちんと丁寧に美しく体現してくれるところ。はるじはレギュラー(はるじはどっちもやれるスイッチとかいうらしいけど)でわたくしグーフィーなのに、グーフィーのスタンスで説明してくれるからわかりやすい。
見てこの動画。この安定感。この美しさ。最後のくるりっていうのがすごい。気づかないほどにさらりとやっちゃう。全然ぶれない。何やらせてもきれい。美しい。異常。
スノボやるまではよくわからなかったんだけど、いろんな人の動きを見るようになったらはるじのすごさがものすごくわかる。
こんな人にマンツーマンで指導してもらえる幸せ。なんという幸運。スノボの神様に愛されてるのかもしれないですわたくし。
といいつつ、はるじと衝突したりもしました8〜11回目を振り返りたいと思います。
師匠と衝突(8回目)
一週間ぶりのスノボ。びっくりセールの準備だったりびっくりセールだったりで、滑れない期間も滑りたくてやきもきするほどにスノボにハマっている自分に驚く。やるとハマる派なのかしら。
より上達したい思いが強くて、練習の進め方ではるじと衝突する。
つま先側の横滑りがへたっぴなので、それをもっと出来るようになりたいし、それが出来るようになれば連続ターンがもっとスムーズに出来るようになるはず!と思ってたんだけど、はるじは横滑りで疲れちゃうより連続ターンの練習の回数を増やした方がいいと言って話がまとまらない。
最終的にその日最後の一本の時に存分につま先側やるという折衷案で落ち着いたんだけど、最後につま先側の横滑りを存分にやったことで己のスタンス(板に乗せてる足の広さね)の狭さに気づいた。
はるじの安定感を脳内で追いかけていったらどうにもスタンスが狭かったので帰宅後広げてもらう。
安定感を手に入れて…(9回目)
スタンスを広げてもらったことで、通常時の母指球への踏ん張りがしやすくなって、つま先側の横滑りだけじゃなく全体的に安定感が増した。
これ最初からやってたら全然違ったのにぃ!んもう!んもう!!
これで安定感は増したものの、これまでとだいぶ違う立ち方になったので、先落としのやり方がわからくなってしまった。これまで覚えたことを捨てなきゃいけない悔しさをはるじにぶつける。
帰り際になってやっとこの立ち方での先落としの感覚がつかめてきた。
毎回こんな感じで、帰り際とか帰りの車中でいろいろ気づいたりして「ああもう今から滑りたい!」ってなるけど身体はくたくた。
師匠と大衝突(10回目)
この日はタカンボーに行こうとしてたけど、雪が強過ぎてどうしようかなってなってたらこのタイミングでツネがアローザに行くということで、我々もアローザに。
立ち方変わってからの先落としの練習をしたくて行ったんだけど、ここ数回はるじのほったらかし感が気になる。ほったらかしにしておいても大丈夫なくらいできるようになってきたのかもしれないけど、ちょっとした質問に対しての答えも雑。とにかく上達したいわたくしはこのはるじのテンションに耐えられず抗議。話ばっかりしてて滑る時間なくなる。
話がまとまって最後に少しだけきちんと滑った。
なんだか上達してる!(11回目)
スタンス広げて立ち方変えたのがすごく良かったのか、体力ついてきたのかわからないけど、いろいろ変わった。
これは立ち方のおかげだと思うんだけど、先落としが不安になるくらいスムーズに出来るように。それまでは重心をものすごく意識して移動させてた感があったんだけど、それがかなりないままスーッと板の向きが変わってくれちゃうもんだからやれてるのかわからなかったんだけど、はるじが見てるぶんにはきちんと出来てるらしい。スムーズ。
横滑りもらくらく。体力なくてすぐ座り込んでたのがだいぶ減ったので、リフトも6回乗れちゃうという快挙。ついに過去最高。
そしてこれまで横滑りしかしてなかった斜面でまさかの先落としをやることに。こんなの出来るわけ…ないじゃない…って言ってたら出来ないままなのでこける覚悟で挑む。
そしたら意外とやれちゃって、一回ずつなら出来るように!さすがに連続ターンは無理でしたけど。板が落ちるより先に!の意識が大切。
で、この無茶に思える先落としの練習をしたことによって、これまでやってた緩やかなところでの連続ターンも上達した!気がする!!気がする!!!
まとめ ハマりすぎ
なんでしょうねこのスノボの魅力。こんなにハマるとは思いませんでした。身体を動かすことの難しさと出来た時の達成感。ただ動かすんじゃなく意識すること、考えること。時には手放すこと。何気にヨガに近いのかも。
あとは爽快感ね。真っ白な世界の中キラキラしてるあの空気とにおい。
雪が好きだし、山の中好きだからウィンタースポーツ楽しめる素質はあったよねよくよく考えたら。引きこもりでしたけど。
でもなんといっても、師は大切。スノボに限らずですけど。良い師に出会えたことに感謝。どんどん上達してはるじを撮れるようになったら、その頃にはわたくし自身も相当なスノーボーダーになってるよね。がんばります。
あ、最後によかったことじゃない変化も書いておきますね。
- 関節あちこちバッキバキというかガッタガタ
まあこれはサポーターでだいぶ回避できます。あとコンドロイチンとか摂取すれば良さそうな気はします。
これ。手放せなくなりました。すごくいい。