ーSTAY AT HOME & ENJOY MANGA.
サントラシリーズ2回目です
SPY×FAMILYというコミック
久し振りに胸ワクする漫画です。5巻まで一気に読んで超感動。作品に関してはまだ未読の方もいると思うので詳細は書きませんが、スパイ、アサシン、テレパシー、親子ネタ、兄弟ネタなどなど、盛り込みすぎてゴチャゴチャしそうですがそれは作者のプロットが緻密で繊細だから成せる技。そういう作品を読むと僕はガンガンに頭の中に音楽が鳴るわけです。
流れてくるのは…
ピンクフロイド、キングクリムゾン、YES,ELP などの音楽も鳴れば、マイルスデイビスや、グレイトフルデッドや、はたまたフランクザッパ、ファンカデリック、などとにかく鳴るのです。ざっくり言えば普通ではない、いわばプログレな音楽ジャンルです。最初はそういう感じの音楽でした。
でもちょっと違う。なんだろう。この作品に通底する柔らかい感じ。前述したプログレバンドはどこかパワフルで男の力強さが漲る感じなのですが、そういう感じでもない。
何故にこの作品に音楽を付けようと思ったか
以前から知っていたのですが、全巻(現在最新刊5巻)まで一気に読む機会がなく、僕の心のサードプレイス、ネットカフェで発見した際に手に取り、読み進めるとめくるページから音符が溢れてくるような感覚。これはなんというかコラムに書かねばと思い。(原稿完成まで数ヶ月も経過してしまったのは黙っておきます。)
めちゃめちゃ腕利きなんだけど憎めない感じの主人公を始め、次から次と癖のある登場人物が出てきて、この間合いで出てくるのはドラクエな感じだなぁ冒険が始まるのかな?という前振りさせといて、まさかの学園内でのその前振りの回収(ネタバレをギリギリすると、RPGのお約束である「・・・・が現れた!」の繰り返しで、なかなか前に進めない感を学園ものの何処か(ネタバレ配慮)でやるわけです。まぁそこで僕はあぁなるほど確認した。これ冒険ものなんだ。と。スパイものでありながら、ドラクエ的なアレで、きっと作者の遠藤達哉氏は、福田監督好きだろうなぁ。
緻密に何度も計算しているその構成に合うような音楽はなんだろうか。今回は僕も冒険であり、音楽を探す旅でした。
さて早速選曲のリストを。
何度も作品を読み、僕なりに感じたキーワードは”Speed” “ Ensemble” “Psychopath” でした。
疾走感あり、調和感あり、ちょっと精神異常者的な感じあり。ダークになるかと思いきや絵面はソフト。破綻するギリギリの感じ。というところから選ばせて頂いたのが今回のリストです。上原ひろみさんの曲を多く選び、そこに合う様なギタリストやファンクアーティストなどを調和の取れる範囲で曲を並べました。
最後に
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