DJ AKKY の「人生は選曲だ!」

DJ AKKY の「人生は選曲だ!」

DJ AKKY

みなさまはじめまして。DJ AKKY です。縁があって「むがじん」に連載枠を頂いちゃいました!普段は曲を選んでつないでますけど、こうやって皆さんと文章で繋がれたらいいなと思ってます。コラムってやつですかね?緊張しますね。よろしくお願いします。

みなさんが、このコラムを読んで今まで聞いてた曲の違った聞き方が見つかっておおおお!となったり、すごい!となったりしてなんかちょっとでも楽しいねって人が増えたらいいなと思ってます。

DJっていうと思い浮かぶのは

僕がTシャツスタイルなのは理由があるんですが次回ね

さてさて、みなさんはDJと聞いてどんなイメージですか?僕は誰かにDJしてますと言うと、10人中9人はコレ?(左手で左耳押さえて右手でキュキュキュキュする)って聞かれます。パーカー着ないんですね。とかYo!とか言わないんですか?とか言われます。でっかいリュックにヘッドフォン、明らかにワンサイズ上(ダボダボな感じ)のパーカーをイメージされているみたいです。そういうDJさんも確かに多いですね。僕はどっちかというとTシャツ中心なんです。なんでそういうダボダボ系にしないのかは回を追って。

他にたまにですが言われるのは「いい声ですもんね」と。曲流すのに声要らないよなぁと思うけど、その方がイメージされているのはラジオのディスクジョッキー。今はパーソナリティっていうらしいですね。ありがとうございます。声は自分ではわかりませんが褒められると嬉しいです。

余談ですが人生の中ではTOKYO FMスペイン坂スタジオで2回ほど、SHIBUYA-FMで渋谷109の広場で公開放送で1回ほど出演しました。※ラジオの仕事は今でもしてみたいので関係者の方いらっしゃいましたら、むがじん編集部までお願いします…

って、話がめちゃくちゃ逸れたので戻します。

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じゃあDJって何してる人?

持っただけでギタリストに見えるから不思議です

DJってぶっちゃけ人それぞれの定義っていいますか、これだ!という定義がなかなか定まってないです。服装もバラバラ、ジャンルも決められてないし、かけなきゃいけない曲ってのも決まってない。持ってるもので判断するならギターを弾けばギタリストですが、これも決まってない。機材で言えば、僕はしばらくの間iPhone4sでDJを演ってた時期もあるくらいです。ちなみに今はiPadProにdjay2で廻してます。

例えば極論、1曲だけではなく2曲以上を続けてかければとりあえずはDJって名乗っていいかと思います。でもまぁ現実的に2曲流して今日のDJ終了ってことは高い確率でありえないので、自然に2曲が3曲に、5曲に…20分なり30分なり60分なりと回すことになりますよね。

曲を選んだり、いい感じに曲をつなげる人。人それぞれにやり方がある。それがまぁ先ずはDJと言うことで。僕はそう思っています。

曲をつなぐってどういうこと?

いい年齢の大人は若き日にベストテープの1本くらい作ったことがあるはず

「曲を選ぶ」とか「いい感じ」とか「つなぐ」とか、あっさり書きましたが、読者のみなさんは例えば、ある曲を聴いていて、その次に別のとある曲が流れてちょっと気分が楽しくなったことはないですか?

また、とあるミュージシャンの数枚のアルバムから自分の好きな曲だけ選んで並び直して自己編集ベスト盤的なテープなりMDなり制作したことはないですか?僕の世代はカセットテープに好きな歌だけ詰め込んだ世代で、サマードリーム的な青春を過ごした世代です。

それもその空間を音楽で演出できた瞬間のあの気持ち良さ。湘南の海に向かって車を走らせて海がみえるギリギリで、例のあの曲が流れたらテンションあがりますよね?

そこで困るのが曲と曲の間にある数秒の間隔。たとえ1秒でも許せない。そうその無音が気になり始めてしまうのです。ここでこのタイミングで次の曲だな!とか、ある曲の後ろ何秒かと頭何秒かってつながるんじゃないのか?とか思い始めたら、すでにその時点で曲の構成とか何やら考えていますよね。

それが「つなぐ」ことなんです。この辺の感じをあえて書くなら「スーってきて、コンってして、ドンって行く感じ」です。

「曲」には「つなぐべき箇所がある」

あまり見せたくないですがDJの際の進行表です

つなぐべき箇所とは、どこかというと、なんとなく似てる箇所、または空気感がガラッと変わっても違和感が無い箇所です。(だがしかし逆もあって流れをガラッと変えるためにつなぐことはあります)

たとえばAという曲の終わり30秒くらいと、次の曲の始め10秒くらいって同時に流したらつながるんじゃないかな?というような箇所です。これがわかるようになると音楽を聞いていて楽しいし、DJが何をしようとしているかがわかるし、わかってくると上手い下手がわかってくるのです。わかってくるとDJをしなくても楽しくなってきます。あ、なんとなくだけど次の曲がかかりそう。とかもわかります。

とくにこれからDJをやろうとしていて、このコラム読んでいる入門者というか初心者は機材を買うことよりも、曲の「つながる」箇所を見つけることを意識して曲を聞くようにすると上達しやすくなります。場数を踏んでつなぎが上手くなるとお客さんが盛り上がってくれます。そうすると楽しくなってきます。

じゃあ例えばどの曲とどの曲?つなぐってどういうこと?

好みもあるかと思いますけれど僕が流すのは基本funkやSoulミュージックなのでそのジャンルから紹介します。1970年代に活躍したEarth, Wind & Fireの1981年作品である「Let”s Groove」と、1989年レコードデビューし、今でも現役のドリカムことDreams come trueの「決戦は金曜日」。繋ぎやすいです。Let”s Grooveを最初から聞いて2分38秒のとこになったら、ドリカムの決戦は金曜日の2分12秒のところから2曲同時に聞く。という感じです。

または、2018年にこの人の曲を聴かなかった日は無かったんじゃないかと思いますが、BrunoMarsの just the way you areの3分27秒くらいから、そこにNe-Yo のBecause of youのイントロを重ねる。というような感じです。

また1994年生まれのElla Maiが歌うBoo’d Upの3分50秒あたりの語り部分から、MarvinGayeの SexualHealingを重ねる。という感じです。

(Spotifyのリストこちらから聞いてみてください) 

普段どんなことしてるの?前座とメインと選曲と。

クラブイベントに呼ばれたりしますが、とあるきっかけからライブバンドの前座でDJをするということをやりました。なにをするかというと開場から開演までの1時間とか30分とかに会場に音楽を流すんです。出演者の音楽のジャンルを知ってかつその出演者が影響を受けたバンドなどを織り交ぜていきます。当然お客様は出演される方の音楽性なんて知ってるので、お客様には出演者が出演するまでの時間をお酒飲んだりして知ってる曲でリラックスしてもらう感じです。徐々に盛り上げて出演スタート!の時にいわゆる「あっためた」感じにするのです。

必ず会場には音が流れているように、口ずさむ人が増えるように、出来れば踊る人が出るように、いつもよりお酒の注文が多くなるように。

ほぼリアルタイムで曲を選んでいきます。そこまで盛り上がるのではなく「あっためる」です。曲の最初から最後まで流して緩やかにつなぐ感じですね。

それとは逆にメインではプリンスを中心とした選曲をしてます。これは前座とは違って「必ず盛り上げる」いわゆる「あつくアゲる」をしなければいけないですから、この場合選曲は事前に行います。つなぐのもあれこれあれこれ考えます。この曲のこの部分からここにいくとか、ここからここに流すとか。相方にVJもいますので事前に映像を依頼したりします。(相方の話は次回ね)

選曲もしてくださいという依頼もお受けしてます。友人が銀座にサロンをつくり、サロンのコンセプトやお客様の年齢層などお聞きさせていただき、プレイリストを作りました。選曲なのでBGMでお使いいただいてます。都度コンセプトに沿った曲を追加してます。今では9時間半の曲リストになりました。

さてさて初回ということでツラツラと書いてしまいましたが、月一連載で頑張ります。よろしくお願いいたします。

イベントの情報など「DJ AKKY」のFacebookやI Instagram、Twitterでのフォローをお願いします。これからはコラムと曲リストとイベントと「つなぐ」感じで進めていきます。

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カテゴリ: ミュージック
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ABOUTこの記事をかいた人

AkibaRyuji

東京生まれ東京育ち。元水球とラグビーの選手。原宿クロコダイルや本牧ゴールデンカップなど老舗ライブハウスやミュージックバーなどでDJ展開中。得意なジャンルはSoul Music やDiscoMusic。SoulBarをつくるのが夢。