DJ AKKYの人生は選曲だ!(17)ー目を閉じておいでよー街へ感謝を捧げ選曲

かつて展示会イベントへの選曲や、コミックへの勝手にサントラ、エステサロンなどへの選曲提供をしてます。

そこに訪れる人たちや漫画の読者が納得してくれるには何を選んだら良いだろう。どの順番で曲が流れたら心地よく過ごせ、そのお店や作品を勧めてくれるようになるのだろうと考えて選曲をしています。

その視点を抽象的に上げていった際に友人に勧めたくなるのはなんだろう。

そうだ街だ!

そう。今回はタイトルからバレバレですが、街への選曲です。かつて街巡りマップ+アプリや街マップなど何かと街に縁がある僕は今回は「選曲」で街を紹介します。

そういえば地名がついている音楽は何系があったんでしたっけ

渋谷系という音楽のジャンルがあります。当時で言えば94年くらい。タワレコが今の場所に移転したり、(移転前の場所を覚えている人は音楽通!)HMVは今のメガドンキのところにあったり、CISCOは1日に何回でも通ったり、とにかく街がオシャレーな、聴いていて心地よい音楽が渋谷の街中に流れていました。

代表的な渋谷系のアーティストで言えば、ピチカート・ファイヴだったり、オリジナルラブだったり、フリッパーズ・ギターだったり、スチャダラパーだったりするのでしょうか? フリッパーズ・ギターを解散した小沢健二は後にスチャダラパーと「今夜はブギーバック」というヒット曲をだします。この曲どう聞いても某曲そっくりだけどその辺はスルーで。いまだのそれらを聞くとあの頃の渋谷を思い出します(若かったなぁー笑)

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その時代からずっとずっとずっと遊んでる大人は

どこに居るか。家庭をもって引っ越ししたり、子育てに仕事に忙しくてそもそも音楽をじっくり聴く時間がなかったり、渋谷からも音楽からも遠く離れてしまったりしてるわけですが、オトナはいろいるあるわけで、お酒だけじゃなく涙をのんだり、苦渋をなめさせられたりしたりと「ヤマタニある人生」を過ごした大人が行く場所。

そう。それが五反田です。(言いきる!)

先ずは五反田がどこにあるのか。

新宿は皆さんご存知ですよね?

そこから山手線渋谷品川方面に乗ると、原宿、渋谷、恵比寿、目黒とまぁお洒落な駅が続くわけです。恵比寿は代官山が近かったり、恵比寿は広尾に歩いていけたりと街歩きをしているだけでもカフェやレストラン、セレクトショップなどオシャレなお店が軒を連ねます。

その恵比寿の2個先の駅。山手線距離にして約5分。そこが五反田です。東と西ではガラッと街の雰囲気が変わります。

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古びてない。その欲望に応える街。

駅前から学研本社に行く途中や、目黒からの進行方向右側線路沿いに見える、「業界的な建物」がたくさん。渋谷で言う道玄坂円山町。また東五反田の歓楽街(有楽街)は焼肉屋が1階で2階から上は「業界的な建物」だったりします。

有楽街では耳にトランシーバー的なのを挿している黒服さんが道路の左右に15人くらい居たりする光景も五反田ならでは。(DJしてるって言ったらその次からは「****のチューニングできてますよ。つまんでいって!」と声かけられた。どんだけキャッチフレーズスキル高いんすか!)

写真では伝わらないので、みなさんのその目でお確かめください。濃いぃです。25年くらい前の歌舞伎町と言えば伝わるでしょうか? 

一言で言えば「肉料理」と「レモンサワー」

教えたくない「肉料理」のお店が多く、それは日本一の食肉市場が品川にあり、運ぶのに近くて便利。昔は運河で運んでたっていう話も聞きます。「レモンサワー」は発祥の地を競いあう某酒場があり、五反田でレモンサワー出さないお店ないんじゃないかくらい代名詞になってます。

最初はビールだけど2杯目からレモンサワー。な人多いですね。ちなみに五反田G-1という年1回の肉料理のお祭りがあり、そのグランプリと準グランプリを受賞したお店は池上線高架線下のエリア。お約束ですがその隣にも「業界的な建物」がございます。

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客層も20代から。上は…。

ここ5年くらいはITベンチャーが五反田に林立しはじめ、街の雰囲気も20代30代の呑み盛り。食べ盛りが多くなり、多少は雰囲気も変わってきたとはいえ、いえいえそこは五反田です笑 

昭和?先週だよね?タバコ?50年喫ってっけど死なねえよ!酒?もう呑まないって決めたんだよ!(おかわり!)みたいなオトナ先輩が普通に呑んでらっしゃいます。ヤマタニ過ごした大人はここからが優しい。

五反田のお店は正にある意味「先輩DJ」のフロア

店のテーブルで3人くらいで飲み食べしていると、そんなオトナ先輩に、「兄さんどっから来たの?」と話しかけられます。気軽に声を掛け合うと言えば気さくな感じしますが、そこは「肉料理」と「レモンサワー」。音楽で例えるならファンクの熱量とソウルのほろ苦さの2枚重ねでフロアを沸かす、人生の「先輩DJ」。

会話のメリハリ。起承転結。アゲサゲ。まさにDJ。そしてお会計はめっちゃスマート。こっちが気づかないうちにささっと会計。おごられっぱなしです。「いいよ!あんちゃんレコード買いなよ!」って言われるのでどういう世代なのかはお察しください。とか言って2回目に会って年齢きいたら年下だったりするケースもあったりします…。恐るべし五反田。

どんだけの人生渡り歩いたらその貫禄が付くんですか?相手が年下と判明したらその際にはおごり返します。おごりおごられで距離が近くなり、支え合って乾杯しあって、懐が深い。そんな街です

乾杯するときに五反田の流儀がある

懐が深いって何かといいますと、義理と人情と「おせっかい」。僕は下町生まれ育ちなもんで気が合うんです。年長者への尊敬。年下への愛情。挨拶。お店に行けば誰かに会える。店長も「いらっしゃい。おつかれさま!」って声かける。客同士が顔見知り。お疲れ様と挨拶交わす。乾杯。五反田の人たちは乾杯するときに使う言葉があります。

「やっちゃおうぜ!」

ぜひ使ってください。

そんな僕が通うお店は

コロナ禍でなかなか来店できなかったので落ち着いたら行こうと思っているお店を紹介しておきます。(ランキングではないですー)Google マップで探してくださーい。

こちらのサイトが超便利 https://yacchaoo.com/

西五反田
1:元 (絶品すぎるほど絶品の魚料理)
2:だるま(立ち食い焼き鳥屋。美味い)
3:東京食堂(肉!肉!肉!ワイン!)

東五反田
1:Puerto(文字通り「港」)
2:しょうちゃん(ささみ最高)
3:Circus (唐揚げボール)

で、選曲しました

このコラムの第10回目に踊るということ。でご紹介した店は音楽を聴きに行く店ではあるので、今回の「肉料理」「レモンサワー」を片手に五反田を満喫するならこんなセットリストなんじゃないかなという視点で選曲しました。緊急事態宣言開けたらぜひ五反田へ。