行ってきました!2022年11月5日土曜日。さいたまスーパーアリーナ。1992年2月20日の東京ドームでのライブ体験以来の、約30年ぶりのガンズ体験。結論から言います。最高すぎました。
1曲目はダフから始まる Its So Easy
デビューアルバム「Appetite for Destruction」からのナンバー。
正直開始1分くらいで、あぁダメかなって思いました。よく言えば円熟。悪く言うと遅い……。
疾走感が全然ないしアクセルは声が出てないし、しかも最初アクセルだか全くわからなかった。
30年ぶりにあった高校や大学の同期がむっちりお腹になっちゃった。頭髪薄くなっちゃった。的なオッさん感満載。で出演。あぁぁ……あぁぁ。帰ろうかなと思ってしまったんです。
メンバーがアイコンタクトしながら柔軟体操する感じでリラックスしてるのは伝わってきて、じわじわと曲の速さをあげてて、スポーツで言うウォーミングアップって感じでした。ゆるいなーあぁぁ……な感じ。
2曲3曲とじわじわ
同じアルバムからのMrBrownstoneときて、アルバム「Chinese Democracy」からChinese Democracyで、その後の曲は超意外な選曲。
Velvet RevolverのアルバムContrabandからSlither。
めっちゃ簡単に言えば、2002年にガンズのギター、ベース、ドラムで構成された、ガンズじゃないバンド。これを選ぶとは!そして多分全員が待ってた、かつ、もう演奏しちゃうの?的なWelcome to The Jungle.そりゃ盛り上がるよね。このナンバーから会場も一気に盛り上がったような感じです。
もうそこからはよく覚えてないです。。。
怒涛。まじ怒涛。1曲目に感じた「帰ろうかな……」は1曲ごとになくなって、2022年のガンズ・アンド・ローゼズを楽しみまくりました。
絶対聞きたかったNovember Rainはがっちり聞けたし、後半NightTrainからのCOMAとか、やばすぎるし、そもそもCOMAは91年のツアーの最初の曲だからそこにたどり着く円環っていうか、ちょっとづつ1991年から92年当時の頃を思い出しながらアンコール前終了。
そして初回アンコール明け、なんとThe BeatlesのBlack Birdをアコースティックで演奏。ルーツはそこだよねーって思い以前コラムに書いた内容は間違ってなかった(はず)。。。。
最後にParadise Cityで大合唱。メンバーの超丁寧な3方へのお辞儀を見て、あぁ終わっちゃうんだ。と思ったら客電が点いて終演。フッと時計を見たら3時間経過!3時間とは!席に座るまもなくいそいそと会場を後にし、帰路1時間くらいボーッとしながら、なんのきっかけで聴き始めたんだっけと思い出しながら。
高校生時代からほぼ全くと言っていいほどハードロックやヘビーメタルの道を通ってない
かろうじてLED ZEPPELINは高校時代のコピーバンドで演奏したくらい。1986年とか1987年って当然ながらインターネットも無いし、スマートフォンもない時代。そしてレコードの時代です。
レコードの新作アルバムが出る情報を入手するのはレコ屋さんに行くか、雑誌買うしかなかった時代で、あまり詳細は書けないけど、ブートレコードをレンタルしてくれる店があった(今は閉店してます)ので通ってレンタルでLED ZEPPLINのブートやお約束ですがプリンスのブート漁りしてたら、これも好きなんじゃない?と出されたアルバムがあります。それがAppetite for Destructionというアルバムです。
ジャケット見て、うわーハードロック……無理。が最初の印象だったんですけど、レンタルして聴いてみました。
一曲目のギターソロで、うんなんだかZEPPLINぽいな!いいじゃん!がスタートです。
有名な話ですが、どうやら色々と問題が生じたアルバムジャケットとのことで、こちらに差し変わりました。
もう多分ガンズを生で観る機会もないんじゃないかと思うし、そう言う意味では、僕自身も残り何年生きられるかわかんないけど、そろそろ残り何年だからと逆算してなになにはもうできないってのが多く始まるお年頃になってきました。
でも今回のステージ観て、ベースのダフが超かっこいいままで年齢を重ねてて、まだなにか「できること」があるなら、ちょっとでも「できるようになりたい」と。特にベース演奏ね。60過ぎて趣味はDJとベース演奏っていいじゃん。そう思ったステージでした。
ってことでセットリスト
Digster Japanが2022年のセットリストと、なんと1992年の東京ドームのリストを公開してたので、2本合わせてこちらで共有。