スノボはヨガでした
いつだかの3000人以上見てきたTA云々の記事、あれだいぶ数字を控えめに言ってたらしいです。はるじの昔からのスノボ仲間によると、万人超えって言ってもいいくらいだそうです。控えめというよりはるじは算数苦手なのかな。
さて。だんだん春めいてきちゃって、雪質もだいぶ変わってきました。でもまだ滑りますよ。滑ってますよ。そこに雪があるんだもん!
というわけで、次いつ行けるかわかんないから23回目から26回目までを振り返ります。ぐすんぐすん。見事なスノボジャンキーです。
しかしやればやるほどスノボはヨガです。夢中になれる意味がわかります。
ぐっと濃くなってまた衝突の23回目
- 角づけの練習
- ギルランデで練習
- ジャンプして180°方向転換した!
- 板のトーションを使ってヘリコプターの練習
師匠はるじがやる気出してます。時々気持ちが緩むみたいで、その都度衝突するのですが、その直後はたいていやる気です。おかげでこの時は新しいメニューが一気に増えました。
ギルランデという、斜面をぐにゃぐにゃに降りていくやり方の練習をしたのですが、これが難しかった…。これまでやっていた先落としの後の重心のかけ方と逆なのでやりづらいったらもう。でもこれを練習してから連続ターンがかなりスムーズになったのでびっくり。
ヨガでいうところの対になるポーズみたいなものなのかな。片側だけやってもダメですよ的な。それいうとフェイキーも同じ気がします。グーフィーだけで滑れても、フェイキーできなかったらダメよね的な。ダメってもんじゃないんだろうけど、両方できてこそな気がします。
そしてFacebookでうっかりざわついた「ジャンプして180°方向転換」ですが、これは平らなところでぴょん!と跳んでくるりっと回っただけです。1回目は90°しか回れずでしたが、身体の捻り方がキモかなと2回目挑戦したら180°やれました。また今度やってやれるかは謎ですが。
あと、ヘリコプターという、くるくる回る方法も学びました。左右それぞれでくるりくるりと回りました。まさかの左足からスタートしたほうが上手にできて、この時はなんでたろうと思ってたのですが、右足のほうが左足より上手に動かせたからだということが後からわかりました。「くるくる」するときの後の「くる」が重要。
そういえば、この日またしてもはるじと衝突。やる気出し過ぎちゃったパターン。
ヘリコプターの練習中、右足からのヘリコプターがなかなかスムーズにできなくて、身体の声を聴きながらやってたんです。左足からのヘリコプターは出来てたから、そこの違いはなんなんだろうって思いながら、左右で比べながら声を聴いてたの。足の使い方だなあっていうことまではわかったんだけど、それをどうすればスムーズにできるかがあと少し…なんか板のねじれが関係してるのはわかってる。
そしたらそれを見てたはるじが何か言いたくてうずうずしちゃったみたいで「ちょっとだけ言ってもいい?」て聞いてくるから、全然聴きたくなかったんだけど、とりあえず聞いてみた。(弟子にあるまじき態度)
そこで出てきた言葉は「目線が大事」…いや、今それは受け取れません!だって足との会話中ですもん。目線も大事かもしれないけど、今わたくしは足に聴いてるの!邪魔しないで!!と師匠にキレました。(弟子にあるまじき態度)
で、あとあとはるじから話を聞くと、ヘリコプターは「トーション」という、板のねじれを使ってくるくるするらしく。んじゃ身体の声聴いてたの合ってたんじゃんよ!なんなの目線がどうとか!それ大事だとしても、身体との会話を邪魔してまで言うこと!?んもう!んもう!
…というわけで師匠またしても反省してました。まあ、お互いこんなこと言える関係だからこその出来事ですけどね。
この日のヘリコプター。
いろいろ上達した24回目
- ヘルメットデビュー!!いいねヘルメット
- スタンス広げました(53センチ)
- リフトで山頂まで行きました!初めて!
- スイッチワンフットがかなりうまい(らしい)
- ギルランデがスムーズになった(らしい)
- 連続ターンもスムーズになった(らしい)
- これまでよりちょっと急な斜面で左足の先落とし
- ヘリコプターちょっと上達
頭の形がよろしくない(絶壁)わたくしはジュニア用ヘルメットがぴったりでした。おかげさまで安く買えましたありがたい。
そしてこの前日、はるじが珍しくスタンス広げてみる?って言ってくれたので、まだ広げたいと思ってたわたくしは嬉々として受け入れました。
前回スタンスを広げた時に、体重のかけ方がそれまでより難しくなったというか、きちんと体重をかけないといけないということがわかり。まあつまりちょっとだけ慣れるまでは大変だったんですが、それはそれできちんと体重がかけられるようになるから結果オーライでした。おかげではるじに少し近づきました。で、今回もスタンスを広げたらまた大変になるかなと思いきや、意外と広がった感もなくむしろ快適になりました。53センチというのはかなり広いらしいですが、わたくし的にはやりたいことがやりやすくなりました。
この日初めてリフトを乗り継いで山頂まで行きました。お天気も良く景色は最高でした。おっかない斜面が待っているのかと思いきや、そうでもなくまあまあ滑れましたたぶん。
で、この時になにげにやっていたスイッチワンフット…片足だけ板に装着した状態で両足で乗るんですが、通常時と逆で、装着してる方の足が後ろ側になって滑る…のが思いのほか上手だったらしくはるじに驚かれました。自分的にはどっちもそんなに差異がない気がしてたのですが、その差異のなさはヨガ効果でしょうか。ババジに感謝。
ひとつ前の回で書いちゃったけど、ギルランデやるようになったら連続ターンがスムーズになりました。で、これ、自分でそう思ってただけじゃなく、はるじから見てもスムーズになったらしいです。
ただね、ここ2回でギルランデやりすぎて、先落としから普通に連続ターンやろうと思っても思わずギルランデやっちゃいそうになる病にかかりました。まだまだそこらへんの頭の切り替えがスムーズに出来てないので、しばらくギルランデ封印することに。
そして、はるじに近づくべく、逆の足の先落としも少しずつ出来るようにしていかなくちゃということで、これまでよりちょっとだけ急な斜面で練習しました。見事に滑り落ちましたけど。
前回はるじにキレた後のヘリコプター、足の使い方がまた少しわかってきました。この足を使った板のねじれが楽しいふふふふ。
フェイキー覚醒!25回目
- 左足のアレに気づいた
- フェイキーで先落としと連続ターン!
以上でございますが、これなかなか濃ゆい内容でして。
フェイキー(わたくしは左足前ね)で先落としとか、 ヘリコプターとか、左右それぞれ同じことやる時は出来てるほうの身体さんにどういう動きをしているのかを聴いてるんです。
で、フェイキーの先落としも身体に聴きながらやっていたのですが、いまいち違うんだけど…と思ったら大事なことを漏らしてました。
そう、アレ。「靴の中で足を動かす」んです。右足の先落としもこれがわかった瞬間にぐっとやりやすくなりました。もっと膝を入れる!みたいに言われてたのですが、それがいまいちやりきれないというか、物足りなさを感じていたんです。
いつだか靴がかぱかぱで困っちゃった時に、靴はかぱかぱでもいいんだよっていう記事をどこかで読んだんです。きっちり固定されてないとダメだと思ってたんだけど、そうでもないらしく。
んじゃ、かぱかぱなりの動かし方があるのかなって考えるようになったわけですが、それによって開眼したというか、膝を入れるには靴の中で足を動かせばいいんだ!という結論に。
それを左足での先落としの時にやってなかったじゃんよ!ということに気づいてやったら先落としがスムーズになるわ、連続ターンも出来ちゃうわという、素晴らしい一日になりました。
ひとりで練習してた26回目
- ヘリコプターくるくるできるようになった
- リフト12回乗った(へろへろ)
- リフト10回目までぼっちでした
- 直滑降の練習
- フェイキー(左足)の先落としちょっとだけ上達
この日ははるじが検定のスタッフやってたのでわたくしひとり黙々と練習。前日にやるべきことは聞いてたのでひたすらそれをやる日。いつものコースで大会だったため規制されてて、いつも通りに滑れないので、その中でできるメニューを組んでもらってました。
で、ひとりでヘリコプターの練習をしてたら、これまでは「くるくる」だったのが足の使い方だいぶわかって「くるくるくるくる…」に!!目が回るくらいまでくるくる出来るようになったので、どうすれば目が回らないでくるくるできるかを考えながらくるくる…。
このくるくると、前回気づいた左足のアレが良かったのか、フェイキーの先落としがさらに上手になりましたふへへへ。とはいえ、まだまだ急斜面ではなかなか乗り切れず。でもこの乗り切れない時も嫌いじゃないんです。出来るようになった時の喜びが待ってるからね。
黙々と練習するのが楽しくて、気づけば一人でリフト10回乗ってましたが、さすがに身体はへろへろ。はるじと合流してからの2回はまともにやりたいこともできず。せっかく動画撮ってもらってもへろへろな様が記録されるだけに。
とはいえがんばった動画がこちら。フェイキーとヘリコプターの練習。
まとめ ヨガの先にあるスノボ
やればやるほどスノボはヨガだなあと感じるように。身体との対話。聴くことで見えてくることがいっぱいあるし、それによって出来なかったことが出来るようになる喜び。
油断したらおやすみしそうになるヨガも、スノボのためにやるように。ヨガ軸で生きてたと思ったらいつのまにかすっかりスノボ軸。でもヨガの先にあるからヨガ軸のままなのかな。どっちでもいいけど。
でもだからこそ、グーフィーだけじゃなく、フェイキーでも同じように滑りたいって思うし、はるじになるためにはそこは通る道なんだけど、それをずっとやってきてるはるじはやっぱりすごい。