【納涼ベスト3】夏だ!ホラーだ!涼しくなりたきゃ肝を冷やせ!!【小説&スレッド編】

ホラーで残暑を乗り切りましょう。

前回、『【納涼ベスト3】夏だ!ホラーだ!涼しくなりたきゃ肝を冷やせ!!【映画編】』をお届けしてからすでに2週間が経過しました。
なにがこわいって、時の流れの速さがこわい今日この頃です。あっという間に2018年が終わっちゃいますよ。

さて、先日観たオカルト特番もやっぱり動画の寄せ集めでした。冝保さんの昔の映像なんかもありましたけど、そうじゃねぇだろ。
今の世の中、うさんくさい霊媒師なんてものは表に出てこないんでしょうか。うさんくさいからおもしろいんじゃないか!理解できないからこそのオカルトだろうよ!
なにもかもハッキリくっきりしてる世界なんて退屈ですよね。不思議なことや知らないことがたくさんあるからこそ、楽しく生きられるってもんじゃないんでしょうか。

今回は、『【納涼ベスト3】夏だ!ホラーだ!涼しくなりたきゃ肝を冷やせ!!【小説&スレッド編】』と題して、私が個人的にちょーこわいと思っている小説とスレッドのベスト3を発表させていただきます。
前回同様「ちょー個人的な好みで選んだものばかり」ですから、そこはご理解くださいませ。クレームは受け付けません。

 

こわい小説ベスト3

【第3位】
『夏の災厄』(著者:篠田節子/発行:毎日新聞社)

東京郊外のニュータウンに突如発生した奇病は、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が今頃なぜ?
感染防止と原因究明に奔走する市の保健センター職員たちを悩ます硬直した行政システム、露呈する現代生活の脆さ。その間もウイルスは町を蝕み続ける。
世紀末の危機管理を問うパニック小説の傑作。
(GoogleBooksより引用)

実はこれ、読みたてほやほやです。今日の午前中に読み終わりました。なんとなく「夏っぽくていいね!」と思って借りてみたんですが、読了日と作中のクライマックスの日付がぴったり同じで、謎の符号に運命を感じました。
かつて日本を恐怖に陥れた“日本脳炎”の再来をテーマにした作品で、最前線で病魔と闘う人間の焦燥感と諦めや憤りや無力感、ただ怯えるしかない住民の目に見えない脅威への恐怖、感染者を遠ざけようとする周辺住民の身勝手さなどなど、いろいろ楽しめます。

この夏、蚊に刺されることがこわくなる作品です。


【第2位】
『天使の囀り』(著者:貴志祐介/発行:角川書店)

北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。
アマゾンでいったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は何を意味するのか?前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
(GoogleBooksより引用)

映画編第2位『黒い家』の原作者である貴志祐介さんの作品。友人に勧められて読んでみたら、鳥肌もんでした。たまに思い出しては涼を得ています。
登場人物たちを異常な死へと誘う者の正体とはなにか、それを突き止めたときどんな決断をするのか。話自体はとても面白いミステリなんですが、描写がなかなかエグイですし、なによりやっぱりアレはこわい。

未知のものへの恐怖で、ゾクゾクしたい方におすすめの作品です。


【第1位】
『孤虫症』(著者:真梨幸子/発行:講談社)

「週に3度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。
女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは……。
(GoogleBooksより引用)

イヤミスの女王として名高い真梨幸子さんのデビュー作です。デビュー一発目からこんなものが書けるなんて、本当におそろしい小説家だと思ってます。大好きだ!
女の醜さはもちろん、アレのこわさを楽しめる上に、読後の嫌な感じがたまりません。この作品は、文庫じゃなくてハードカバーを読むのがおすすめです。本を持つこと自体がこわくなるっていう体験ができますよ。

寒さだけでなく、謎の高揚感も感じられる作品です。


というわけで、小説編スレッド第1位は真梨幸子さんの『孤虫症』となりました!しょうがないよね、好きなんだもん。

小説編ベスト3も、映画編と同じく「NOT心霊系」となっております。別に意図してそうしたわけじゃなくて、自然とこうなりました。夜中のひとりトイレも安心だね!!
オカルトホラー小説ももちろん読んでますよ。でも、その時はこわくてもすぐに忘れちゃうんですよね。やっぱり私自身に霊感的なものがないのが原因なんだと思います。日常的に接していないものへの恐怖ってすぐに忘れちゃいますから。まぁ、上記の小説に出てくるアレやコレやにも日常的に接してるわけではないんですけどね。

っていうか、好みの偏りがすごい。オカルトよりこっちが本命なんでしょうね、私は。