カラオケ経験ほぼゼロのチーママカラオケ修行/ちょい悪オヤジのうまい話

稀有なチーママのカラオケ修行

富山に来るまでこれまでの人生で数回しかカラオケをしたことがないというチーママ。今時カラオケの経験がほとんどないという、稀有な素材をスナックのママに育てるというチャンスこそある意味うまい話になるのではなかろうか。

スナックのママとして

カラオケ

スナックのママと言えばカラオケでデュエットのお相手をしたり、お客さんからママ歌ってよとねだられるポストにある。というわけで、カラオケも練習しないといけないということで始めたカラオケ修行。

お客さんの年齢層もバラバラだから広い年代に対応していかなくてはいけない。チーママはまだまだ修行中ではあるがお客さんのリクエストを聞いたりして少しずつ歌える曲も増えてきている。

私は音楽に詳しいわけでもないし特別に歌がうまいわけでもない。しかし、数十年お客さんの歌を聞いたり歌ったりしてきた経験はある。それチーママに少しでも伝えられたらと思い、先ずはDAMの精密採点2機能を使うことにした。お店のカラオケはDAMを導入しているのだが、幸か不幸かDAMの精密採点2は全メーカー機種の中で一番採点が厳しいらしい。なのでこれを利用しない手はないだろう。

DAMの精密採点2

そんなこんなで練習し始めたチーママだが、のっけから素晴らしい音程正解率。元々持っている音感というものが私なんかより遥かに高い。この精密採点2は音程正解率に加えて、リズムや抑揚、ロングトーン、ビブラートの評価が高ければ、90点台も出せるようになるらしい。カラオケの前に、原曲を聴き込んで、音程、リズムを覚えてからチャレンジすることで音感も付いてくる。後は、何度も練習あるのみ。

ただしそれぞれの曲には、ガイドメロディーというものが用意されていて採点モードでは、原曲ではなく、ガイドメロディーに音程を合わせないと、音程が評価されない。ガイドメロディーの打ち込みは意外といい加減で、原曲とガイドメロディーが大いにかけ離れている曲も沢山ある。

お店でもよくあるのだけどお客さんが歌う原曲を知っていて凄く上手いと感じても採点ではあまり点数が伸びないという現象もこのガイドメロディーの打ち込みと原曲との差にあるのではないかと思う。

そしてチーママはこのガイドメロディーを聞き分ける能力がとても高い。それによって音程正解率+リズムは90点台は当たり前になっている。

しかーし!

音程正解率に加えて、抑揚(声の強弱)、ロングトーン(一定の音程で綺麗に伸ばす歌唱法)、ビブラート(声を揺らす歌唱法)、フォール(本来の音程から低い音程に向かって滑らかにずり下げる技術)、しゃくり(低い音程から滑らかに本来の音程までずり上げる技術)、こぶし(小+節。基本となる旋律の中で音を細かく動かす装飾音的な節回し)、低音高音(歌の中に出てくる高い音と低い音)の評価を上げて加点を狙わないと高得点は難しい。(club DAM.comより参照)

ビブラートがキモ

チーママの場合、音程正解率90%以上でも総得点で90点には届かない。精密採点2では、ビブラートの加点が意外と大きくビブラートを綺麗にかけられないと、なかなか得点は伸びてくれないのだ。

そして抑揚のコツなのだが、サビ以外のメロディーは敢えて声量を抑えて歌い、サビ前から徐々に声量を上げて、サビは大声で熱唱。こうすることで抑揚の評価が上がりやすいと考えている。

チーママにとってはこのビブラートや抑揚をどこまで上げることが出来るかが今後の課題のようだ。

まとめ 高得点が取れればいいというものでもない

今回のチーママカラオケ修行で感じたことは、歌手になるわけではないのだから変なクセをつけ無理して声を出す必要はないということ。ノドに負担をかけた無理な発声では歌詞も伝わりにくいし、必ずしも原曲キーで歌えるのが偉いわけでもない。あくまで自分にあったキーを調整して歌えるのもテクニックの一つだと思う。

私がスナックを始めた80年代後半から90年代まではスナックも賑わっていた。

カラオケと言えばスナックでというのが定番だったのだが、80年代後半に若年層でも出入りの出来るカラオケボックスが出現し、今ではすっかり定着しているせいかスナックへの客足は遠ざかった気がする。しかしスナックに通う若者もまだ健在なのは確か。私のお店にもカラオケはスポーツだ!と楽しんで採点をしながら熱唱する若者もいる。スナックもまだまだ棄てたものではない。

二十歳になったらスナックへ!

そしてスナックのママになりたいという今時珍しいチーママのカラオケ修行もまだまだ夢の途中である。

最後に余談ではあるが、日本で最初に開店したカラオケボックスはなんとチーママの故郷でもある岡山県だったという事実。これには驚いた。