これが東映のヤクザ映画だ!『孤狼の血』/ちぃろの映画感想文

昭和感は素晴らしい

©2018「孤狼の血」製作委員会

ただ、昭和らしさの演出は素晴らしいと思います。
登場人物たちの身につけているものはもちろん、町並みや家、インテリアに車まで全てが“THE・昭和”

警察車両にぶっといアンテナ生えてるのが妙に懐かしくて、「そうそう!警察車両はあのアンテナだよね!」と、そこだけはテンション上がってました。
と言いつつ、昭和58年生まれの私には昭和の記憶がそれほど無いので、細かいところはツッコミどころ満載なのかもしれません。

 

おわりに

正直なところ、私が期待していたヤクザ映画とは違いました。

私は、アウトレイジみたいな極道映画を期待しちゃってたんですよね。極道さんの仁義溢れる漢のかっこよさを期待しちゃってたんですよね。
暴力に関しても、エンタメ性の高い暴力と言いますか…「極道さんこえぇ」っていう奇想天外な暴力と言いますか…
全然なかった、そういうの。痺れるようなかっこよさとか、そういうのは一切なかった。

『孤狼の血』は、ただただ暴力的で血生臭い作品でした。

私個人の感想はこんな感じですけど、旦那は「面白かった!」って言ってましたし、世の中的にも高評価らしいです。見逃した方や興味のあるかたはDVD待ちしちゃってください。
続編の制作も決定しているそうですが、私はもし旦那に誘われても観に行かないかな。他になんか気になるのやってたらそっち観ちゃうかも。初めてのソロ映画鑑賞しちゃうかも。ってなレベルで、続編に興味はありません。

まぁとにかく、アウトレイジを期待して観ちゃダメな映画です。

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