おかしのおかしな話(13)「酒粕ティラミス(竈炭三郎)」
若鶴酒造の「三郎丸蒸留所」。北陸唯一のウイスキー蒸留所であるらしい。見学には予約が必要だけど、売店の利用だけならいつでもできる。と言っても僕はほとんど飲酒をしないので、他に何か美味しそうなものは無いかと店内を見回ってみた。そこで見つけたのがこの酒粕ティラミスである。
若鶴酒造の「三郎丸蒸留所」。北陸唯一のウイスキー蒸留所であるらしい。見学には予約が必要だけど、売店の利用だけならいつでもできる。と言っても僕はほとんど飲酒をしないので、他に何か美味しそうなものは無いかと店内を見回ってみた。そこで見つけたのがこの酒粕ティラミスである。
大阪土産「岩おこし」 今日のお菓子はこれ。たまたま入った大阪のデパートでめぐりあった、岩おこしである。小さくなって大袋に入ったものも売っていたのだが、やはり、かまぼこ板ほどの大きさのものが整然と並んだのがかっこいい。お土...
雨のアイス こんな土砂降りの日に、ジェラートを食べた。 2024年の8月17日、今日の富山県西部は突然の大雨に見舞われ、厚く垂れこめた薄灰色の雲からは、ひっきりなしに大粒の水滴が流れ落ちている。 そんな中、僕は古い商店街...
東京銘菓 むがじん上でも活躍している写真家のおみそ氏に、東京土産をいただいた。うつくしくあおき青海波の紙箱。東京銘菓「ひよ子」である。 しかもこれはただのひよ子ではない。「東京限定 特別仕立て 塩ひよ子」だ。 甘い。美味...
もしもサプリメントに縁のない人間がサプリメント「アレルキック」を飲んだら はじめに どうも、天才写真家の菊池あきです。僕は普段まったくサプリメントとか飲みません。健康食品にもあまり興味がありません。そんな人間が今回サプリ...
人はパンのみで生きるに非ず 人はパンのみで生きるに非ず。じゃあ、人は何を食べて生きてるんだろう。その答えはコンテキストに依存して無数にあるんだろうけれども、今はこう言っておこうと思う。「人はイメージを食べて生きる動物だ」...
ケーキ屋の常連 ケーキ屋に行って苺のショートケーキが無いと、ちょっと意外な感じがする。でも、それ以上に、チーズケーキが無いケーキ屋ってなかなか見かけない。 どんなケーキ屋に行っても、だいたい黄色いベイクドチーズケーキが、...
世界の終わり、そして世界の始まり F先生が生きた時代は20世紀であり、お亡くなりになったのは1996年です。世紀末が迫っていた20世紀後半を生き抜かれました。 その為か、世界の終わりがよく登場します。 クレオパトラだぞ ...
おもいで 幼い頃の、なんだかふあふあした、おぼろげな記憶。いったいどうしてそんな所にいたのかもうさだかではないけれど、僕はお寺の縁側に居た。 気候のいい晴れた日で、たぶん夏だったと思う。真夏はクーラーをかけて過ごすという...
おとめの祈り 「ぽるぼろん、ぽるぼろん、ぽるぼろん。わたしの願いをかなえてちょうだい?」 口の中のまんまるお菓子を崩さずにその名前を3回唱えると、なんでも願いが叶うといいます。願いが叶って幸せになって、お姫様にだってなれ...
幼年をはるか過ぎて 小さい頃、こう思ったことがある人は多いのではないだろうか。化石を発掘したい、大きな恐竜の化石を掘り当てて、日がな眺めていたい。 そんなことを自ら思うことはもうなくなってしまったが、イオンのお菓子売り場...
許せない食べ物 誰も悪くないんだけど許し難いこと、あるいは受け入れ難いことというのは誰にでもあると思う。僕にとってその筆頭は、ポンデリングである。 もう子供の頃の話になるが、当時からドーナツが大好きだった私は奇妙にぐにぐ...
春とバウムクーヘン バウムクーヘンは、小さい頃から馴染みの深いお菓子だ。親、とくに父親がバウムクーヘンに目がなく、コンビニスイーツからユーハイムまで、今まで無数のバウムクーヘンを食べてきた。 因みに、僕は個人的に「バーム...
近所にあるイオンモールを歩いていると、よくミスドの前を通りかかる。 だいたいいっつも店の前には人が並んでいて、あーやっぱりドーナツは人気なんだなあと思う。 僕も小さいころからドーナツが好きで、前を通るとついつい棚を覗きこ...
見方を変える 「あの人の態度は間違っている」とか「自分が正しい」って思うこと、ありますよね〜。 F先生の多くの物語に「スタンスが変わったことでの面白さ」を表現しているものがあります。 未来ドロボウ 「お金があれば幸せだ」...
二十歳の時に宝塚の舞台に魅了されてこの世界へ飛び込んでから、かれこれ14年が経とうとしている。舞台、スポーツ、料理や企業など様々な撮影をしてきた。 すっかり宝塚からも離れた私が仕事以外で最も夢中な被写体は、花だ。 202...
清弘に会える奇跡 ここのつづき。 わたくしの二人の父のうちの一人、種の親(実父)清弘は今から26年前の平成9年に亡くなっておりました。 「いつか会いたいなあ」という思いのかけらを持ったまま生きていたのですが、そのかけらは...
最近はこんな話あまりしなくなったので知らない人も多いかと思いますが、わたくしには二人の父がおります。 一人は生みの親というか種の親、清弘。もう一人は育ての親、昭洋。 清弘はわたくしが幼い頃に家を出てしまったので、顔すら覚...
第一回に書いたように、母の友人の友達の家から漫画を借りパクしたことが「ドラえもん」の出会いでしたが、その「ドラえもん」が7巻と26巻です。 7巻は皆さんご存知でしょう「帰ってきたドラえもん」が載っている巻です。USO8...
藤子不二雄は二人で一人 「ドラえもん」の作者は「藤子不二雄」先生であり、「藤子・F・不二雄」先生です。 「まんが道」の作者は「藤子不二雄」先生ですが、「藤子・F・不二雄」先生では無いのです。 なにを言っているのか伝わりづ...
日本人がヒンドゥー教の神様を描いてる!しかもすんげーかわいい! ……みたいなことになって、(おそらく)インドの人々から喜ばれることに。 推し活がインド人に見つかる もともとはiPadでヒンドゥー教の神様を描いてひとりでむ...
上田少年とまんが道 上田少年は「わんぱく、元気」なジャイアンのような小学生ではなく、よく体調を崩すのび太のような少年でした。 頻繁に熱を出す僕はお母さんに連れられて、近所にある大野医院さんへよく通院していまし...
神様の行き先が決まった作品の値付けに悩んだ末、お迎えしてくれる人に委ねることに。 ところが。 それはそれで悩ましいらしく。せっかく飾りたい!って言ってくれた方を困らせることになってしまった。 ぬぬぬぬ。 悩んでる理由は前...
漆喰に絵を描くようになって48日。 締切に追われたり、屋根のお仕事でくたくたになったりもするので、毎日描いてはいないけど、今日まで描いたのは38点。 とはいえ、作品はアナログだし、ペラペラしたものでもないからだんだん置き...