呪縛の根源は何だったのか「母という呪縛 娘という牢獄/齊藤彩」(ネタバレあり)【解呪師の読書感想文】
呪縛という悲しい負の連鎖 いろんな人たちの呪いを解いていこう、と決めて数日。全く「呪い」と関係のない本を読んでいた流れからこの本を知りました。 どうも。解呪師もやってます、ほりたみわです。イラストレーターじゃないんですか...
呪縛という悲しい負の連鎖 いろんな人たちの呪いを解いていこう、と決めて数日。全く「呪い」と関係のない本を読んでいた流れからこの本を知りました。 どうも。解呪師もやってます、ほりたみわです。イラストレーターじゃないんですか...
王道も王道!これぞ少年漫画!! GW真っ只中の5月2日、漫画全巻ドットコムから鬼滅の刃1〜19巻が届きました。 夫のために購入した漫画だったので、まずは夫がGW中に読破。私はその後ゆっくりじっくり5日ほどか...
小説の面白さがわかった 休日の昼下がり、たまたま地元の書店に寄って文庫コーナーをザッと見ていた。 岩波文庫のコーナー、書棚の手前に「直木賞受賞作!」と、この店には珍しくポップが差してある。佐藤正午さんの「月の満ち欠け」と...
“屠殺”に携わる人々の姿 たまたまインスタで見かけてどうにも気になって読んでみた本なんですが、『牛を屠る』というタイトル通り、家畜を食肉にするための“屠殺”について書かれています。 屠殺(とさつ)ないし屠畜(とちく)とは...
梅雨にぴったりの二冊。 なにかの本で「参考文献」として記載されていて気になった、三津田信三さんの『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』を図書館で借りてきました。 この二冊は姉妹編として出版されているの...
どこまでも純粋な愛の物語 イヤミスの女王としして知られる“真梨幸子(マリユキコ)”さんの作品は、これまでにいくつか読んできました。どの作品もえげつないくらい人間の醜い部分を描いていて、「うげぇ」と顔をしかめながら読み進め...
図書館通い、再開しました だいぶ暖かくなってきたので、冬の間お休みしていた図書館通いを再開しました。 いろんな所で目にした本を書き留めてある“気になる本リスト”から何冊かを適当に選んで、iPhoneから図書館のサイトにア...
心からあったかくなろう 急な寒さに身も心もやられがちな今日この頃。 ほんわかじんわりあったかくなれる、一冊の漫画本が発売された。 矢部太郎『大家さんと僕』(新潮社) 矢部太郎(敬称略で失礼します)は、お笑い芸人コンビ〝カ...
心が浄化される素敵な漫画。矢部太郎「大家さんと僕」 初めにお断りしておきます。太郎くんの作品はなんかもっともっとあっちの次元の素晴らしい漫画なんです。素晴らしすぎて、表現しようとしてもわたくしの言葉ではそこに届かないだけ...
すごすぎて…読めば「紙では出版できなかった」理由がわかります 高城剛さん。お名前は存じておりましたが、詳細はさっぱりでした。なぜ、この本を読もうと思ったのかすら謎なのですが、気がついたらkindleに入ってました。いや、...
心のあり方について書かれた本!「揺れない心 本当の強さを身につける作法」 雀鬼がヨギだというお話は前回しましたが、これを読んでもらえればあらためてヨギだなあと感じてもらえること間違いなし。 ギャンブルもスピリチュアルな世...
無敗の雀鬼桜井章一はヨギだったことがわかる本 桜井章一といえば二十年間無敗の人として有名ですが、この本を読めば桜井章一がヨギであることがわかります。 ヨギというのは…インドのヨガを実践する人。もう少しわかりやすくいうと「...
負の感情によってもたらされる、生と死。 嫉妬、羨望、憎悪、殺意…『四○一二号室』には、負の感情がぎっしり詰まっていた。 「人の不幸は蜜の味」とまではいかないが、私もそこそこ人の不幸を覗き見るのは好きだと思う。もちろん楽し...
独り占めしたい“おもしろさ” 米澤穂信(よねざわほのぶ)の小説は読んだことがなかったのだが、ミステリ好きの友人が「おもしろい」と言っていたので読んでみた。 マジでおもしろかった。 読後感がなんとも言えず静かで、この気持ち...
血と内臓にまみれて思うことは… そもそも海外ホラーはあまり好きじゃないことを忘れていた。悪魔とか超自然とか、あまり好きじゃないんだった。 そもそもあまり好きじゃないんだった。 真夜中の人肉列車 姉に「オススメのホラー小説...
〝まる子〟から〝さくらももこ〟へ 「読書の秋だ!」と唐突に思い立ち、近所の図書館に通い始めて1ヶ月、10年前に図書館通いをしていた頃のお気に入り作家さんの本を中心に15冊ほどを読んだ。 さくらももこのエッセイも好きで、未...