
どうもはじめまして。
この度、むがじん編集長のほりたみわさんにお声がけいただき、不定期になるやもしれませんが何かしら書かせていただく事になりました。
漆芸家(しつげいか)の畦地拓海(あぜちたくみ)と申します。何でもないけれど、自分にとっては何かである事を記録していくように書いてみようかと思っております。
自己紹介
1990年京都府亀岡市生まれ。高校からずっと好きだった美術の道に進もうと、京都市立銅駝美術工芸高等学校(現京都市立美術工芸高等学校)に進学。
そこで漆芸(漆を使って作品制作)に出会いました。大学から富山へ。富山大学芸術文化学部、タイへの留学(また今度色々書きます)、同大学の大学院を経て、現在漆芸家として国内外問わず活動しています。
好きなこと・もの

芸術家は、仕事でなく生き方そのものだと日頃から感じています。朝起きてから夜眼を閉じるまで、または寝ている夢の中でさえも作品のヒントだらけだと思っています。
常日頃から様々な物事にアンテナを張り、過ごす。その中でも、自身の事をよく知る事はとても大切。好きなことや好きなものをきちんと理解する事は、情報をキャッチする時の瞬時の判断に大きな影響を及ぼします。
僕は作品を創ることは勿論、音楽や踊りも好きです。芸術家の活動以外にも、よさこいチームの代表をやっているし、オリジナルバンドのベースボーカルもやっています。
美術館やギャラリーでの作品鑑賞やライブを観に行くのも好きです。特に自身の作風にも影響している事で言えば、プリミティヴなものがたまらなく好きです。例えば、洞窟や寺社仏閣の壁画、エジプトのヒエログリフやその他石彫・宝物、土器・土偶・埴輪、民族仮面や衣装、古代中国の青銅器、恐竜やその化石等。
古くから何かの意味や用途を持って作られた技術とかだけでは説明のつかないもの、生命の不思議とロマンの香りのする、ある種の「毒」を孕んだようなものが大好きです。