麹を使ったスピリッツ「TSUMUGI」を使ったカクテル「雪桜」/ちょい悪オヤジのうまい話

和の拘りを世界へ~WAPIRITS!

WAPIRITS TSUMUGI

出典:https://wapirits.com/tumugi/

ご存知だろうか?「WAPIRITS TSUMUGI(和ピリッツ・ツムギ)」という存在を。「WAPIRITS」はこれまでに無かった日本オリジナルのスピリッツ(和製スピリッツ)ということでつけられたネーミングだ。

スピリッツと言えばジンやウォッカ、テキーラやラムといったところがメジャーで、最近はクラフトジンなど国産品も流行ってはいるが、真のニッポン発スピリッツといえば正に「WAPIRITS」であろう。

「WAPIRITS」は日本独自の酒造り、伝統の麹の技と厳選された和柑橘を使った国産ボタニカル素材で紡ぎ出した新しいニッポンのカクテルベーススピリッツなのだ。

WAPIRITSを生んだのは「いいちこ」!?

出典:https://www.iichiko.co.jp/products/5-16.html

「WAPIRITS TSUMUGI」は誰もが知る麦焼酎のトップブランドである、あの「いいちこ」の製造元である三和酒類(大分県宇佐市)が生みの親なのである。

もともとは「いいちこ」をバー業態でカクテルベースに使ってもらおうと「いいちこ」最高峰の全麹仕込み「いいちこフラスコボトル」を提案したのが始まりだそう。「いいちこフラスコボトル」はストレートでは高評価を得たが、アルコール度数が30度では低く、カクテルベースとしては商品の良さを引き出せず。カクテルベースにするのであれば40度は必要という結論に。

そこで麹文化の蒸留酒に磨きをかけ、全麹仕込みの原酒に5つのボタニカルで蒸留した原酒をつくり、本格焼酎とブレンドすることで、焼酎ではなくスピリッツのカテゴリーとして生まれ変わったのが「WAPIRITS TSUMUGI」だ。

スピリッツに第5のジャンル!!フルーティーな清酒の味わい

新たに誕生した「TSUMUGI」は、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラに次ぐ第5のジャンルである和スピリッツ(WAPIRITS)の位置付けとなる。日本発祥のスピリッツとして世界からも注目されるとWAPIRITSはさらに第5のスピリッツとして確立されたものになるだろう。

というわけでテイスティング。

まずはワンショットをグラスに注ぎ「TSUMUGI」香りをみる。香り自体は柑橘系の香りが先に飛び込んでくるが、レモンやオレンジといった匂いより、やはりゆずやカボスといった和柑橘の控えめな香りだ。ノージングでは麹自体の香りはわずかな気がする。

味の方は基本的にカクテルベースと思い、常温の水と1:1で割りテイスティング。

口に含むと香りだけの時と違い麹の香りが鼻を抜けていく。その後から柑橘が香るといった感じだ。焼酎に比べ度数が高いにもかかわらず、まろやかな口当たりと喉を通る時もやわらかい喉ごしである。いうならよりフルーティーな清酒の味わいに近いかもしれない。

TSUMUGIでカクテル!「雪桜」

実際にTSUMUGIを使ったカクテルを作ってみた。これまでもTSUMUGIを使ったカクテルはいくつか作っているが、今回は春にちなんで4月5月限定提供中のカクテルを紹介したい。

「雪桜」

近年、気候も不安定なせいか桜の咲きだした頃でも雪が降ったりとおかしな気候だが、そんな桜にうっすらと積もった春のなごり雪をスノースタイルでイメージしてみた。TSUMUGI独自の爽やかな和柑橘の香りに、ほのかな桜の香りを楽しめるカクテル。桜花の中でも花びらが多く、色の一番濃い「関山」の塩漬けを使用し、SONICで割る。

グラスにリムドした塩を舐めながら飲むとより甘さが引き立つだろう。

この「雪桜」は5月末までの提供だが、飲めなかったら残念だが来年の春までおあずけということで。

まとめ

日本独自の米麹を使った清酒造りから、麦麹を使った全麹仕込みの焼酎を経て生まれた「WAPIRITS TSUMUGI」。

ニッポン発の酒造りを、世界に知ってもらえるきっかけになる素晴らしいスピリッツの誕生だと思う。そんなWAPIRITSを提供できるお店が増えることもカクテルベースとしてのWAPIRITSの定着にも繋がっていくだろう。

そして私もWAPIRITSにこだわったカクテルを、これからも提供していきたい。

WAPIRITS TUMUGI HP